「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

遂に…、揃いました。

2018年10月31日 16時04分44秒 | 秋の浜

スッカリご無沙汰の更新で、スミマセン…。デジカメの調子が悪かったりで、画像が撮れなくて…。

今日も秋の浜に潜りに行ってきました。理由は、遂に3種が揃い踏みしたからです。

 

まずは超可愛らしいクマドリカエルアンコウです。

 

貴重な情報を教え頂き、感謝です。体長1㎝程度しかありません。いたとしても、見逃してしまうほどの大きさです。私が撮影していると移動を開始し…

 エスカを伸ばしたり(見難いけど)…、

 アクビもしてくれました。

 

で、以前から観察出来ているニシキフウライウオです。

 

お腹の卵も、だいぶ大きくなってきました。

 

そして1回行方不明になったフリソデエビです。

 

 

この三種、誰が言い始めたか分かりませんが関東近辺の海では神と崇められています。まぁ、それだけ激レアな生物ですからね。こんな幸せな日が、一日でも長く続きますように。

 


秋の浜の下見しながら久しぶりの場所に。

2018年10月18日 12時45分39秒 | 秋の浜

今日から、また北東の風が強く吹いています。しかも、ここ数日続くと言います…。まさに先週のデジャブ。でも、秋の浜に下見に行きながら、ここ最近散策に行っていない方にも少し足を延ばしてみました。明日から、どうにか潜れる程度に荒れて貰えないかな…。

 

で、久しぶりに言った場所でニタリを見ました。肉眼ではハッキリ見えるのですがデジカメで撮影すると、写っていない…。残念、極まりない…。ニタリを諦め撮影したのが、ホホスジタルミ・セナキルリスズメダイです。

  随分と深いところにいますね…。

 

で、気を取り直して散策開始。

  ナノハナフブキハゼです。大小いくつかの個体が観察できました。

 

  ダンダラダテハゼも。今年初確認ですね。例年よりも深い場所での観察です。

 

 そしてヤシャハゼの子供も。凄いデリケートな子です、瞬殺されます。

 

一応、ホタテツノハゼも。

 微妙に動きますからね…。

 

場所を移動しニシキフウライウオへ。

  今日はペアでした。お腹の中の卵はウッスラ目が分かるようになりました。

 

ついでにハナゴンベも。

 カメラを構えると徐々に奥に隠れてしまいます。一発勝負ですね。

 

一気に浅場に戻り、撮り損ねていた生物を撮影しました。

 スジタテガミカエルウオ。なんだか大人の色になってしまった…。

 

  コバンハゼの仲間。正式な名前は分かりませんけど…。綺麗ですよ。

 

オオメハゼイロブダイ

 

 

最後にたまたま発見したヒロウミウシ

 1匹だけポツンといました。


秋の浜

2018年10月16日 16時58分12秒 | 秋の浜

今日は週末にガイドで紹介した生物を、撮影しに秋の浜に潜って来ました。チョット不発でしたけど…。あと、情報を頂いた生物も見てきました。

まずはメガネゴンべ・サラサゴンベです。

 

メガネゴンベは、やっと撮影できました…。サラサゴンベはウミトサカの上にいてくれれば最高だったのに…。この2匹は距離的に少し離れていますが、1ダイブで両方とも撮影できる距離にいます。

その中間距離に丁度いるのが…

 イソコンペイトウガニです。大きめの個体です。

 

次はヤノダテハゼホタテツノハゼです。

 

本当はガイド中に発見したカンナツノザヤウミウシを探していたんですけどね…、見つかりませんでした。

 

移動し、やっと撮影出来たニシキフウライウオです。

 でも単体…。必死に探したんですけど、見つかりませんでした。

 

少し移動して情報を頂いていた…

 ハナゴンべです。

久しぶりの登場ですね。最高に妖艶な色を醸し出しています。

 

少し移動しシテンヤッコを撮影しました。

 いつもの事ですが隙間に逃げられます…。

 

浅場に移動しいてソリハシコモンエビです。

 

ちょっと地味ですけどね…。

 

近くでは情報を頂いていたウミウシカクレエビを観察しました。

 出来ればウミウシについていてくれると良いのですが…。

 

最後にコマチガニです。

 とっても小さな個体です。


ガイドで秋の浜に潜りました。

2018年10月12日 15時38分01秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

今日はアメリカ人のゲストと一緒に、秋の浜に潜って来ました。ちなみに、私は英語が話せず、ゲストは日本語が話せません。そんな訳なので、片言の言葉とジェスチャーで会話とブリーフィングをして潜って来ました。大島にいるはずなのに、アウェー感を感じるのはなぜでしょう(笑)

とは言え、水中で魚を紹介しようとしても魚の名前を英語で書くことも出来ず…。指差しで教えながら、なるべく魚が群れている場所を通ってご案内してきました。

外人の方という事で、まずは鉄板ネタのトラウツボをご紹介。イシサンゴの仲間を撮影していたのでフタスジリュウキュウスズメダイ・イシガキスズメダイをご紹介。

途中、「確か日本固有に近い魚だったような気がしたので…」レンテンヤッコ幼魚も紹介しようと思いましたが、隙間に逃げられ撃沈…。

魚だけではなく、キイロウミウシ×2・コイボウミウシ・タマゴイロイボウミウシ×2・イソコンペイトウガニなども、紹介しました。

最近、潜んでいる場所が分かり始めたカミソリウオ(ペア)も観察。でも、発見するのには少し時間がかかりますけどね。

それ以外では、アジアコショウダイ幼魚・ワニゴチ・キリンミノ・オニカサゴ・サザナミヤッコ幼魚・スジタテガミカエルウオ・キビナゴとカンパチを見てEXしました。

 


デジカメを持って秋の浜へ。

2018年10月01日 16時39分48秒 | 秋の浜

とりあえず無事に台風24号が、過ぎ去っていきました。台風対策で片づけたものを元の位置に戻したり、週末に使用した車を洗ったり、タンクチャージしたり、外掃除をしたり…。そんなこんなで時間はあっという間に過ぎたのですが、少し時間が出来たので秋の浜に潜って来ました。

台風の影響で泥が海に入ってしまい、透明度は3~5mで、水温は22~20℃台でした…。水温は強風が続いているので水面付近の海水が運ばれて、深場から水が上がってきて下がってしまったと思います。風が落ち着けば、回復すると思うのですが…。

 

最初の画像はホタテツノハゼです。

 全く鰭を広げませんでした…。ただの枯れ枝です。

 

そのまま際に出てハナダイを観察しました。

 フタイロハナゴイ

 アサヒハナゴイ

 スミレナガハナダイ

 スジハナダイ

まぁ幼魚とは、罪なヤツですね。幼魚と言うだけで、全て可愛く見えてしまう…。本当に罪な事です。ハナダイ系の幼魚を探す時、キンギョハナダイの幼魚が群れている中から探し出すことが多いのですが、少し違和感があってジックリ観察すると…

 普通のキンギョハナダイですが、ガッツリ背鰭が欠けています。他の魚に感じてしまうほどの違和感でした。

 

そのまま移動して行くとカミソリウオが目に入りました。

   

同じ個体を縦・横で撮影しました。このペア、だいぶ前に観察していたのですが、直ぐに消えてしまい、そして今日ほぼ同じ場所で発見しました。私が気が付かないだけで、実は隠れていたのでしょうか?

 

そのまま足を延ばして、左の砂地にハゼ地帯まで行ってみました。しかし、またサージの影響で巣穴が潰れていました…。唯一、ヒレナガネジリンボウだけ出ていました。

 また共生エビに頑張って貰わなければ…。

 

最後にカエルウオです。

 その昔、「左のハシゴ=カエルウオの家」でした。が、ここ数年、姿が見られずニジギンポの家となっていました。ですが、久しぶりにカエルウオが戻って来てくれました。