「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

本日もガイドで秋の浜に潜りました。

2018年09月29日 17時12分15秒 | イベント

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

昨日と同じゲスト様を、秋の浜にご案内してきました。昨日と同じリクエストを頂いてハゼ・サンゴ周りの魚狙いで潜って来ました。

 

1本目は、ホタテツノハゼ~ヤシャハゼ~浅場のサンゴ狙いで散策です。

一気に目的地まで移動し、ホタテツノハゼを確認。昨日、巣穴があった場所とは違う場所にいました。

その後は、オトメハゼ・ヤシャハゼ・ヒレナガネジリンボウ・オニハゼの仲間を観察。ゲストが撮影している間に、別個体のヒレナガネジリンボウ・ヤノダテハゼを発見しました。

一気に浅場に移動し、サンゴ周りの魚を確認。昨日見た、ヨロンスズメダイ・サンゴハゼの仲間・ゴマヒレキントキ・メガネゴンべ・ナンヨウハギ・フタスジリュウキュウスズメダイ・ヤリカタギは全部見られ、今日は黒いコバンハゼの仲間を発見して、戻りました。

EXする前の水深4m付近にクビアカハゼが結構観察できます。こんな浅い場所でも、出るんですね。

 

2本目は左の砂地を散策です。

一気に沖に出たのですが、なかなかの流れです。砂地まで降りると、いろんな方向から流れがあって渦を巻いているようでした。しかも時より強烈な流れで砂が舞い上がったりして、ドリフトしながらの移動でした。そんな中で、ホタテウミヘビ・ウミエラカニダマシ・ガラスハゼ・ムチカラマツエビなどを観察しました。

ハゼ地帯ではヤノダテハゼ・オニハゼの仲間・ヒレナガネジリンボウ・ヤシャハゼ+ヒレナガネジリンボウの共生・ミナミダテハゼ・ハチマキダテハゼを観察しました。

ゲストが撮影をしている間、散策するとオニハゼの仲間の子供綺麗な色をしているヤノダテハゼなどが目に入りました。

浅場では、ツユベラ(幼魚)・サザナミヤッコ(幼魚)などを観察し、私だけ最近ハシゴに戻ってきたカエルウオの子供を見てEXしました。


ガイドで秋の浜に潜って来ました。

2018年09月28日 18時39分16秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

西側は台風24号のウネリで潜れないので、秋の浜に3ダイブしてきました。2日間の風が嘘のように静かな海だったのですが、午後になるにつれてウネリが強くなってきました。今日はハゼのリクエストを頂いて潜って来ました。

 

1本目は右の砂地です。

とりあえず一気に沖へ。

ヤシャハゼ・ヒレナガネジリンボウ(ペア)・オニハゼの仲間が、一気に見れる場所で観察。身動きせず見れるって凄いですよね。その近くで、ヤノダテハゼも観察できました。

少し移動し、ジョーフィッシュ・サツマカサゴを観察し、もう1個体のヤシャハゼも観察して浅場に戻りました。

ここからは、サンゴ周辺に住む生物観察です。ヨロンスズメダイ・サンゴハゼの仲間・ニラミギンポ・ゴマヒレキントキ・ヒメゴンベ・メガネゴンベ・フタスジリュウキュウスズメダイ・ヤリカタギ・イシガキスズメダイ・ナンヨウハギを見てEXしました。

 

2本目は、ホタテツノハゼ狙いです。

とりあえず一気に、目的地まで。

無事、ホタテツノハゼを観察できました。その他のハゼも探しましたが、サーモクラインの影響でしょうか、全く目に入りませんでした。

諦めて際沿いをあがって来ました。アサヒハナゴイ・スミレナガハナダイ・スジハナダイの幼魚サイズが非常に可愛らしかったですね。

浅場ではカエルウオの仲間・ニラミギンポ・クリアクリーナシュリンプ・タテジマキンチャクダイ若魚・イロブダイ・トゲチョウチョウウオ・アカハチハゼ(ペア)を見てEXしました。

 

3本目は左の砂地です。

一気に砂地へ。

アジアコショウダイ・ムチカラマツエビ・ガラスハゼ・ホシテンスなどを見て、ハゼ地帯へ。

昨日、巣穴が全てやられてしまっていましたが…、今日は一部が回復していました。ヤシャハゼ・ヒレナガネジリンボウ・ヤノダテハゼ・ハチマキダテハゼ・オニハゼSPが観察できました。

昨日のカミソリウオは、全く姿が見えず…。

浅場に戻って、タテジマキンチャクダイ幼魚・カエルウオの仲間・メガネスズメダイを見てEXしました。

 


荒れていますけど、秋の浜に潜って来ました。

2018年09月27日 16時32分17秒 | 秋の浜

昨日から、北東の風が10m以上吹き続けている大島です。そんな訳で、海は荒れています…。そんな中ではありますが、秋の浜に潜って来ました。明日からゲスト様がご来店されて、リクエストが秋の浜の左の砂地なもので…。透明度は天気も手伝ってイマイチですが、水温は暖かさをキープしています。

 

本当は撮影したい生物が色々とあったのですが、先々週にライトを紛失してしまいまして…。暗い海中ではデジカメのピントが合わず、殆ど撮影できませんでした…。最初の画像は、ヤシャハゼとヒレナガネジリンボウです。

 

コチラは、右の砂地で観察出来ている個体になります。水深25m付近で観察出来ているのですが、今日は暗い影響もあってこの程度しか出ていませんでした…。ちなみに、左の砂地で観察出来ているハゼは、全滅でした…。その理由は、シケの影響でサージがきつく巣穴が全滅していました…。想定外な感じです。とりあえず、共生エビに朝から頑張って貰って、一刻も早く巣穴を復活させてもらわなければ…。

 

そんな全滅な左の砂地に…

  カミソリウオがいました。

同じ個体の画像になります。残念ながら単体でした。たぶん、この個体は明日には何処かに行ってしまうと思うので、一期一会の出遭いになりそうです。サージがきつくその流れに合わせて、メチャクチャ移動するんですよ…。私が見ている間にも、8m程度は移動しましたから…。

 

浅場に戻ってタテジマキンチャクダイです。

 

左の個体は早い時期から観察出来ていて、成長した個体です。右側は、最近発見した個体です。右側の個体、背鰭が少し欠けています。誰かに、食べられちゃったんでしょうね。

 

最後にイロブダイです。

 だいぶ成長しました。なので可愛らしさは…。

このサージにも負けず、ほぼ定位置で観察できました。


デジカメを持って秋の浜へ。

2018年09月11日 17時22分56秒 | 秋の浜

週末の後片付けを必死にこなし、夕方に雨が降りそうになってきたので秋の浜に潜って来ました。なので、海中は暗かったです…。でも、一つだけ良い事がありました…。

それは、コレです。

  カミソリウオです。

やっとペアで見る事が出来ました。今年初のペアです。メスはお腹を動かしていました。

 

で、転石をジックリ観察していると…

 ハクセンミノウミウシがいたり、

 ライトトラップ級の透明な幼魚(たぶんベラの仲間)がいたり、

 レンテンヤッコ幼魚がいたり、

 キンチャクダイ幼魚オオモンハタ幼魚がいたり、

  ツマジロモンガラがいたり、

 ウミエラカニダマシが見られました。

 

海中が暗かったせいで、ハゼは残念な事になっていました。

  お目当てには出会えず…。

それでも他には、ヤノダテハゼ・オニハゼの仲間・オトメハゼなのが観察できました。

 

浅場では…

 成長したイロブダイ幼魚

 ルリホシスズメダイなどが、観察できました。

 

 


下見で秋の浜に潜って来ました。

2018年09月07日 15時45分27秒 | 秋の浜

今日は下見で秋の浜に潜って来ました。水温が少し下がってしまいましたね…。透明度は、台風通過後から比べると徐々に回復していますが、まだ白濁しています。

水温が低かったので深場のハゼは諦めて、際沿いを潜って来ました。まずはアカボシハナゴイです。

 可愛らしい幼魚サイズです。ちなみにこの近くでは、アサヒハナゴイも観察できます。先週のガイド中に再発見したのは、これよりも成長している個体で、そちらを撮影したいのですが水温が低くキンギョハナダイの数も少なく見つける事が出来ませんでした。

 

次はフチドリハナダイです。  同じ場所で観察できました。

 

次はスミレナガハナダイです。  今年は数が少ないです。

 

この近辺では…

 このコースでは、久しぶりにクダゴンベが見れたり…

 ヒメニラミベニハゼも確認できました。

 

スッカリ撮影するのを忘れていたアジアコショウダイ。 

 

一気に左の砂地に移動し、ハゼを確認してきました。

 ヤシャハゼ。先日は姿が見れませんでしたが、無事でした。でも、その横のヤシャハゼ+ヒレナガネジリンボウ×2の方は、ヤシャハゼは巣穴から追い出された可能性が高く、ヒレナガネジリンボウ×2しか見る事が出来ません。

でも、その近くでは…

 ヒレナガネジリンボウ+ヤノダテハゼが、一緒の巣穴で観察できます。

 

最後に浅場の生物を2つ、ご紹介します。

 サザナミヤッコ。先日アップした個体とは、別個体になります。

 ルリホシスズメダイ。残念ながら正面からしか撮影できませんでした…。

 


9/5のログです。

2018年09月06日 16時31分05秒 | 秋の浜

またしても、昨日(9/5)のログです。秋の浜に潜りに行ってきたのですが、ガイド中にご紹介した気になる生物を撮影してきました。そしてアップが一日遅くなったのは、名前を調べるためです…。

まずは、気になる生物をご紹介します。

  ヨロンスズメダイです。

この魚を調べるために、アップが遅くなりました…。2012年頃に和名が付けられたスズメダイです(確か…)。意外と動き回るので撮影には粘りが必要です…。

 

で、久しぶりに右の砂地に行こうと思ったら、サーモクラインがバリバリでした。水温も刺激的です。なので…

 カスザメが普通にいます。それでも…

  ヤシャハゼ2個体

  オニハゼの仲間

 ヒレナガネジリンボウ

 クロイトハゼ

 オトメハゼ

 極小のミナミダテハゼ

と観察できました。左の砂地と比べるとサイズが大きいですね。

 

それ以外には…

 ジョーフィッシュ

 コシオリエビの仲間

 カゲロウカクレエビ

 サツマカサゴなども観察できました。

 

で、もう1匹気になる生物が浅場にいます。

 ミヤケベラです。意外と大島で見る事は少ないです。

それ以外では…

 クロハコフグ

 ミナミハコフグ

 タテジマキンチャクダイ

 オキナワベニハゼ

 オオメハゼなどが見る事が出来ました。


9/4のログです。

2018年09月05日 12時18分09秒 | 秋の浜

昨日の台風接近前に秋の浜に潜って来ました。西側はウネリが届いて潜れませんが、秋の浜は静かなものです。バシバシ撮影したので、とりあえず見て頂きます。

まずは、ホタテツノハゼ 

 鰭を広げないので、ただの枯れ木です…。この近くでは…

  ナノハナフブキハゼもいます。

 

際沿いではアサヒハナゴイが観察できます。

 で、ガイドの時に再発見したアカボシハナゴイは見れませんでした…。

 

少し移動するとフチドリハナダイ幼魚を発見しました。

  綺麗ですよ。

 

で、砂地に移動してカミソリウオです。

 結局、今観察できるのは、この個体だけになってしまいました。

 

砂だまりで観察できるクビアカハゼです。

 極小です…。

 

左の砂地で観察できるハゼを一気に紹介します。

 ヤシャハゼ。昨日はこの個体だけでした…。まさか巣穴を追い出されたとか…

  ヒレネジ

 ヤノダテハゼ

 ミナミダテハゼ

 オニハゼの仲間。昔は、ホタテツノハゼ属の一種でしたね。

 ササハゼ

 クロイトハゼ

 オトメハゼ。多くの種類が観察できます。

 

浅場で観察できる幼魚たちも一気に紹介します。

 メガネスズメダイ

 ヒレグロコショウダイ

 イロブダイ

 サザナミヤッコ

などが見れます。本当は、もっと観察出来ていますが、今日はここまでです。