「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

潜り納め

2013年12月31日 17時38分38秒 | 秋の浜

今年も残す所、あと数時間になってしまいました。

台風26号の影響で皆様にはご心配をおかけしましたが、お蔭様で復旧することが出来ました。誠にありがとうございます。

来年も、和光マリンをどうぞよろしくお願いいたします。

明日からのゲストに備えて下見で秋の浜に潜ってきました。水温は17℃前後、透明度はこの時期らしく良い状態です。

浅場は都市型ショップの団体が大勢いたので、一気に沖に出て行きました。

まずはハナミノカサゴです。

寒かったんでしょうかね。海底にとどまっていました。

 

次はニシキフウライウオです。

とりあえず無事に年越しできるようです。探すのに手間取りましたが…。

お腹の方は…

が確認できました。でも、この卵たちはこの水温で、どうなってしまうのでしょうか?

 

次はボブサンウミウシです。

ん~、鮮やかな色をしています。ここで今日見たウミウシを一気に紹介します、まずはウデフリツノザヤウミウシ

ニシキウミウシ

キイロウミウシ

 

次はアシボソベニサンゴガニ・アカスジカクレエビです。

同じ宿主に共生しています。両方とも多くの個体が確認できます。

 

 

それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。

 

次はオトメハゼ・テンスです。

水温が下がると徐々に砂地が寂しくなるので、貴重な存在ですね。

 

次はカミソリウオです。

こちらも無事、年が越せそうです。近くの単体も確認できました。

 

次はオオモンカエルアンコウです。

穴の奥に居たのでピントが微妙です。時より姿を消しますが、どうやら穴の奥でウロウロと移動しているようですね。

 

最後にタテジマヘビギンポです。

西側のポイントでは越冬個体を確認していますが、秋の浜ではどうでしょうか?


本日もガイドで潜りました。

2013年12月27日 17時49分41秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

ハッキリしない天気になりました。時より雹も降ったりして、不安定な感じです、そんな中ではありましたが秋の浜に1ダイブしてきました。

潜ったコースは右から正面を散策しました。

ENしウメイロモドキを見て更に沖に出て行きました。狙いのカミソリウオペア・単体を見る事が出来ました。

その後、オトメハゼ・タマゴイロイボウミウシ・アカホシカクレエビ×3・ミツイラメリウミウシなどを見て浅場に戻りました。

浅場ではクビアカハゼ・イロカエルアンコウ・サガミリュウグウウミウシ・イソコンペイトウガニ・カンムリベラ(幼魚)・ミヤコウミウシが見られました。

ここで気になったのがヒメギンポです。早くも婚姻色を出し産卵をしていました。水温が低くなってきて生物の動きが鈍くなってきている中で、鮮やかな色を出して産卵行動を見ていると寒さも少しは和らぎます。


本日はガイドで潜りました。

2013年12月26日 17時26分00秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

天気はイマイチですが風も無いので海は静かでした。リピーターのゲストの方に秋の浜のリクエストを頂き2ダイブしてきました。水温は18~17℃で、透明度は良かったです。日の光が無いので少々暗く感じましたが。

1本目は左の砂地のリクエストを頂き潜ってきました。

ENし一気に砂地まで降りました。

ガラスハゼ・チンアナゴを見て砂地を移動するとカスザメ×2が目に入りました。

その後、転石付近を散策するとムレハタタテダイ×2イズカサゴ・ビシャモンエビ・ウデフリツノザヤウミウシ・サガミリュウグウウミウシ・キイロウミウシなどが目に入りました。

イズカサゴを見ると冬を本番って感じがします。後、転石付近はウミウシ類は少ないはずなのですが、今日は目立ちました。

その後、ミナミダテハゼ・テンス(若魚)などを見て浅場に戻りました。

浅場ではイソコンペイトウガニを見てEXしました。最近、一気にイソコンペイトウガニの個体数が増えたように感じます。まだ小さい個体が多いですが、時より甲羅の大きさが小指の爪程度の大きさを見かけます。

 

2本目はニシキフウライウオのリクエストを頂き際沿いに潜りました。

ハナダイのリクエストも頂いたので一気にDEPPまで移動しました。

生物を探し始めるとボブサンウミウシ・カンナツノザヤウミウシ・ウデフリツノザヤウミウシ・キイロウミウシが目に入りました。

アヤトリカクレエビ×3を見てフタイロハナゴイ・スジハナダイ・ケラマハナダイ・カシワハナダイを見て、ニシキフウライウオを見ました。残念ながらメスのみしか目に入りませんでしたが、水温に負けず生きていてくれた事に感謝です。

その後、ミノカサゴ・アカシマシラヒゲエビ・ハナミノカサゴ・アオリイカ(捕食)を見て浅場に戻りました。

浅場ではベニカエルアンコウ・オシャレカクレエビ・ゴマチョウチョウウオ・マツバギンポなどを見てEXしました。


大掃除第二段&先日の画像

2013年12月23日 17時23分04秒 | その他

もうすぐクリスマスですね。皆様はどんなクリスマスを過ごすのでしょうか? 私は自由気ままな独身なので、特に何もせずいつもと同じように過ごします。

さて、大掃除第二段として最近はキッチンの大掃除をしています。

まずは換気扇・ガス

日頃からなるべく掃除をしているのですが、やはり油汚れって頑固ですよね。上の電灯・換気扇は毎年外して洗うのですが、換気扇の掃除は一苦労ですね。

で、冷蔵庫も大掃除をしました。

中を全て出し、洗剤で洗った後に漂白剤で洗った雑巾で拭いて終了です。なんか、こうみると新品みたいな感じですね。

 

さて、先日撮影した画像を紹介します。

仲間の情報ではニシキフウライウオは、まだ頑張っているそうです。お正月も見れれば良いのですが…。で、ここではオイランヨウジを紹介します。

私も久しぶりに見ました。2年ぶりかな? 穴の奥に居るので見るのも、撮影も大変でしたが…。

後、マツバギンポ・ゴマヒレキントキも紹介します。

マツバギンポは、多分同じ場所で見られていると思います。

 


最近の仕事&月曜のログ

2013年12月18日 17時13分28秒 | その他

早いもので12月も中旬になってしまいました…。月日が流れが実に速く感じられますね。

さて、この時期になりますと大掃除に追われるわけではありますが、レンタル器材も大掃除をする時期でもあります。ここ数日はマスク・スノーケルをやっています。

分解できる範囲で全て分解します。漂白をしてブラシなどで擦り洗いをして乾燥させてから組み立てます。和光マリンではGULLを使用していますのでマスクのフレームはネジで締めます。そこは塩カミをしてしまうので、付いてしまった塩を落としシリコングリスをつけてからの組み立てです。地味な作業で、予想以上に時間がかかるのですが綺麗なレンタル器材のほうが気持ちよく使ってもらえるので重要な作業です。

やっと男性用・女性用・度付き、全てのマスクとスノーケルが終了しました。

 

さて月曜に潜ったので画像をアップしたと思っていたら、何故かアップできていませんでした…。そんな訳で月曜に撮影した画像を紹介します。

まずはカンムリベラ。

この時期でも頑張っていますね、小さいのに。

次はミヤコキセンスズメダイ

黒ずんできていますね。いつまで生きていけるやら…。

 

そしてカミソリウオ

今年は個体数が多いですね。

 

次はクダゴンベ

小さい個体を撮影しました。

 

次はウデフリツノザヤウミウシ

今年は個体数が少ないですね。後、水深30m前後にいるので例年に比べ少し深めの場所に多いです。

 

もう少し撮影した画像がありますが、またの機会に紹介します。

 


本日もガイドで潜りました。

2013年12月15日 17時09分32秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

ここ数日吹き続けた強烈な南西の風もやっと弱くなってきました。ですが、まだまだ秋の浜しか潜れない状態が続きそうです。そんな訳で今日も秋の浜に2ダイブしてきました。

1本目は右側を散策してきました。

ENしツユベラ(幼魚)を見て沖に出て行きました。ハナミノカサゴを見て移動すると小さなクエを発見しました。久しぶりに見たクエですが臆病なので直ぐ隠れられてしまいゲストの方には見せられませんでした。

その後、テンスモドキ・ホシテンス(幼魚)・カミソリウオ(ペア・単体)・キイロウミウシ・チシオコケギンポ(雌雄を見て浅場に戻りました。

浅場ではニラミギンポ・カミソリウオ(ペア)・ナマコマルガザミ・ミヤコキセンスズメダイ(幼魚)・アカハチハゼを見てEXしました。

 

2本目は正面を散策です。

EN後カンムリベラ(幼魚)を見て沖に出て行きました。

アオウミウシ・ガラスハゼ・タマゴイロイボウミウシ・サラサゴンベ・アカホシカクレエビ・ヒメゴンベ・レンテンヤッコ(幼魚)を見て浅場に戻りました。途中、別個体のサラサゴンベも目に入りました。

浅場ではクビアカハゼ・モクズショイ・トカラベラ(幼魚)・ヒョウモンダコ・ゴマヒレキントキなどを見てEXしました。


本日はガイドで潜りました。

2013年12月14日 17時29分53秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日も強い南西の風が吹きました。欠航するかと思われていた高速船ですが、遅れながらも無事に到着してゲストと一緒に秋の浜に2ダイブして来ました。

1本目は際沿いです。

ENし沖に出てアカシマシラヒゲエビ・チンアナゴを見て根沿いに降りて行きました。

タテジマキンチャクダイ(幼魚)・ヒトデヤドリエビ・キイロイボウミウシ・ガラスハゼ・シロボシスズメダイ(幼魚)・ウィランイボウミウシ・スミレナガハナダイを見ました。その後、ニシキフウライウオを探すと離れた場所でしたがオス・メスとも見る事が出来ました。

浅場に戻る途中でアブラヤッコ・セジロノドグロベラ(幼魚)・ニシキウミウシ・タマゴイロイボウミウシを見ました。

浅場ではコクテンベンケイハゼ・オシャレカクレエビを見てEXしました。

 

2本目は左の砂地です。

ENして一気に砂地に下りました。

ムチカラマツエビ(ペア)を見て更に水深を落として行くとムレハタタテダイ×2が目に入りました。水深をキープしたまま移動するとガラスハゼ・アカスジカクレエビ・ヒヅメコシオリエビなどが目に入りました。

浅場に戻る途中でテンス(若魚)・ウミオエラカニダマシ・ヒラメ・ホオジロゴマウミヘビ・ヨスジフエダイを見て戻りました。

浅場ではカイカムリの仲間・イソコンペイトウガニ・ゴマチョウチョウウオ・ヌノサラシ(幼魚)・マツバギンポ・キリンミノなどを観察しEXしました。


本日もガイドで潜りました。

2013年12月12日 18時04分07秒 | 秋の浜

本日もガイドのため、画像がありません。ご了承下さい。

いや~、昨日の夜から強烈な南西の風が吹きました。おかげで高速船は全便欠航で大型客船のみの就航になりました。そんな訳で秋の浜のみしか潜れない状態です。

1本目は際沿いを潜って行きました。

ENし少し沖に出るとドチザメが私達のほうに向かって泳いできました。バッチリ姿を確認したら、急に引き返してしまいましたけど…。

その後は一気に沖まで出ました。

クダゴンベ・ケラマハナダイ・カシワハナダイを見て海底に下りると、久しぶりにベニハナダイを見ました。

その後はフタイロハナゴイ・スジハナダイ・ニシキフウライウオ(ペア)を見て一気に浅場に戻りました。

浅場ではフウライチョウチョウウオ・ミナミハコフグ・ヒオブサミノウミウシなどを見てEXしました。

 

2本目は正面を散策です。

ENして直ぐにカンムリリベラ(幼魚)・アカハチハゼを見て、途中イロカエルアンコウを更に沖に出て行きました。

シロイバラウミウシ×2を見て少し移動すると大きなクロイトハゼ×2・アカハチハゼを見ました。スッカリ大人の体色をしていました。

その後、サラサゴンベ・ハタタテハゼ・アオリイカ×21・ウデフリツノザヤウミウシ(食事中)を見て浅場に戻りました。

浅場ではサガミリュウグウウミウシ・ニラミギンポ・カイカムリの仲間・イソコンペイトウガニを見てEXしました。


本日はガイドで潜りました。

2013年12月11日 18時09分34秒 | 秋の浜

本日はガイドのため、画像がありません。ご了承下さい

朝から良い天気になりました。が、お昼頃から南西の風が強く吹き始め一気に寒くなった感じがしました。今日は秋の浜に2ダイブしてきました。水温は17℃前後、透明度は昨日の雨の影響か少し白濁していました。

1本目のセッティングをしていると水面からマグロが跳ねました。そして追われている小魚も…。そんな風景を3回も目撃してしまい、潜る前から中層が気になってしまうダイビングになりました。

ENしひたすら中層を見ながら沖に出て行きました。

チンアナゴを見て際沿いを移動していきました。

根の壁にはヒトデヤドリエビタテジマキンチャクダイ(幼魚)・ミナミハコフグ(幼魚)・ニシキウミウシ・トラフケボリタカラと卵・シロボシスズメダイ(幼魚)・モンツキベラ(幼魚)が観察できました。

一応、予定をしていたニシキフウライウオメスのみ観察できました。お腹が少しへこんだように感じました。

その後、キイロウミウシ・イガグリウミウシ・アオウミウシ・ナマコマルガザミを見て浅場に戻りました。

浅場では、トカラベラ(幼魚)・ヌノサラシなどを見てEXしました。で、さんざん中層を見上げていたのですが何も通りませんでした…。一瞬、イサキの群れが怪しい行動をしたんですけどね…、残念でした。

 

2本目は右から正面にかけて散策してきました。

ENし少し沖に出るとツユベラ(幼魚)が目に入りました。

ゴロタの駆け下りでは、ハナミノカサゴ・ウメイロモドキ(幼魚)・ノコギリハギ(幼魚)・フタスジタマガシラ(幼魚)・ヨコシマクロダイ(幼魚)と季節来遊魚たちが水温に負けず頑張っていました。

後、久しぶりに寄ってみたら、以前に見つけた白いオオモンカエルアンコウも見ることが出来ました。

その後は、カミソリウオです。汚れているペア・一人ぼっちの個体を無事に見る事が出来ました。ゲストが撮影している間に生物を探すとダンダラダテハゼ・オトメハゼなどが目に入りました。

その後は、一気に浅場に戻りました。でも、途中で久しぶりに見るホウセキキントキが居たので少し観察をしました。

浅場ではカミソリウオのペア・サキシマミノウミウシ・ミヤコキセンスズメダイ(幼魚)を見てEXしました。ミヤコキセンスズメダイは成長してきたので、少し黒ずんできていました。


下見で潜ってきました。

2013年12月10日 16時11分05秒 | 秋の浜

早いもので、もう12月です。師走と言うものは本当にアレコレと、やる事が多く海がご無沙汰になっていましたが、久しぶりに秋の浜に潜ってきました。

水温は17℃前後、水自体は良いのですが天気が悪かったので海中は暗く感じました。

最初の画像はカミソリウオです。

なかなkペアになりませんね…。このまま1匹でしょうかね。この近くの汚れたペアは見当たりませんでした…。

 

次はニシキフウライウオです。

メスが見られました。で、気になるお腹は…

目が見えてきましたね。で、撮影していると…

個人的には初ペアで見ることが出来ました。やはりペアになるとテンションがあがるのか、お互いに鰭を広げたり、体を寄り添ったりしていました。

次はタマゴイロイボウミウシ・キイロウミウシです。

近くで見ることが出来ました。

浅場では、大きな色カエルアンコウ・カミソリウオのペアは健在でした。