「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

野田浜と秋の浜に潜りました。

2008年08月31日 20時08分51秒 | その他
 本日もガイドの為、画像はありません。

 1本目は野田浜潜りに行きました。
 ここ最近の定番でもあるウミテング・ミスガイは、ほぼ定位置で観察が出来ました。
 ウミテングは小さく周りの石などに非常に似ているので、探すのに少し時間がかかります。
 ミスガイは砂に潜っています。新しい卵を見つけなければ探すのは不可能だと思います。
今日は色違いの個体が1匹ずつ見る事ができました。両方とも非常に大きい個体で迫力があります。
一番多い時で5匹も集まっていたのには驚きました。

 その他ではミノカサゴの子供が2個体、アーチの中に久しぶりにイサキが戻ってきていたのと、
ニシキベラの産卵とその卵を食べるメジナ、砂地にはテンスの幼魚、
キンメモドキ・ネンブツダイの子供・イサキの子供がごちゃ混ぜの群れが見る事ができました。

 そうそう忘れていました、ミナミハコフグの幼魚はだいぶ成長しました。
後、野田浜にもフウライチョウチョウウオの幼魚が出ました。



 2本目・3本目は秋の浜です。

 2本目は野田浜のウミテングと比べよう左の砂地へ。移動中の浅場でバラハタの幼魚を見て、
どうしても名前が思い出せないシャープアイピグミーゴビー、アカホシカクレエビを見て、
ウミテングを探しに行くと…、見当たらない。探す事5分以上、やっとウミテングを無事に発見しました。その間、通称ヒメジョーと呼ばれているジョーフィッシュの小さいのを見ました。
ダイバーの巻き上げた砂の影響でしょうか、ウミテングの背中には大量の砂がのっていました。

 移動してハッチアウトしそうなガラスハゼと卵と、ホオジロゴマウミヘビを見て、
フリソデエビを見ようと穴をのぞくと、イソカサゴが入っていてフリソデエビは消えてしまっていました。どこかにいてくれればよいのですが…。

 そのままハゼ地帯に移動してヤシャハゼ・ヒレナガネジリンボウを見て浅場に戻ると、
ベニカエルアンコウの子供が根の下にある小さな岩の下にいました。
非常に可愛らしい個体で見ていると時間を忘れてしまいそうなのですが、動き回りが半端でなく、すぐに隠れてしまいました。

 
 3本目はのんびりジョーフィッシュ方面へ。
 今年はキンチャクダイの幼魚が多く感じます。今日も小さいサイズのを見ました。
後、模様は色々ありますがニシキウミウシも多いです。
 さて少し深い方に行くと水温が落ちて21℃になっていました。
その影響でしょうか、カスザメ・ワニゴチ・クシノハカクレエビなどの、冬に見られる事ができる生物が目に入ってきました。
でも、中層では凄い量のイサキが群れていました。

 浅場に向かって移動している最中では、アカオビコテグリのオス・スケロクウミタケハゼを見ながら戻ってきました。
 定番のハナタツは若干浅い方に移動した感じがします。


 さて最後に体験ダイビングで秋の浜を潜った時に、コクハンアラの幼魚・ルリハタの幼魚を見ました。
 先ほどのバラハタを含め、今年は去年に引き続きハタ系の幼魚が多い気がします。でも、敏感な魚なので見るのには一苦労します。
 



 

秋の浜・王の浜に潜りました。

2008年08月30日 18時00分26秒 | その他
 本日はガイドでしたので画像がありません。

 1本目は秋の浜に行きました。
北東の風が吹いていたので、若干波はありましたが潜るのには問題が無い程度です。深場は水温が冷たく20℃しかありませんでしたが、浅場は23℃ありました。
ハナダイ系のリクエストを頂いたので深場(最大水深:35m)へと行ってきました。
見たのは、コウリンハナダイ・フタイロハナゴイ・ケラマハナダイです。
本当は、もっと見たかったのですがお時間の関係上断念しました。

 その付近ではアヤトリカクレエビが別々の所に1個体ずつ、アカスジカクレエビは大量にいました。

 浅場に戻る途中では早くもウデフリツノザヤウミウシが登場しました。
今年も大量発生をするのでしょうか。

 その他では、キンチャクダイ(幼魚・若魚)・フタホシキツネベラ・トカラベラ(幼魚)・アカオビコテグリ(メス)・ニシキウミウシ(2種類)・スミゾメミノウミウシを見ました。


 2本目は王の浜のリクエストを頂いたので、王の浜(最大水深:22m)へ。
秋の浜に比べ若干透明度が落ちていました。水温は22℃です。
 ガイドロープ沿いでは、ヒレグロコショウダイ(幼魚)フウライチョウチョウウオ(幼魚)が見られ、ガイドロープエンドではツユベラ(幼魚)もいました。

 沖に出るとカメを2個体見て、コロダイ(幼魚・若魚)ヤリカタギ(幼魚)や、久しぶりにナマコにつくウミウシカクレエビがいました。

 浅場に戻ってくると1mオーバーのマグロが目の前をゆっくり泳ぎ去り、
湾内に戻ってからは、コウワンテグリ(幼魚)カンムリベラ(幼魚)を見てEXしました。

 相変わらずイサキ・タカベの群れは多いです。今日は、それにカンパチの群れとメジナの巨大な群れが通り過ぎていきました。
それ以外では、オキナワベニハゼ・テングダイ・コロダイなども見ました。


フリソデエビ

2008年08月29日 20時07分29秒 | 秋の浜
 午前中、体験ダイビングで野田浜に潜りました。
勿論、ゲストの方は問題なく潜って、海を満喫していました。
今日は、ウミテング・ベニシボリガイを見てもらったのですが、やはりソラスズメダイには勝てませんでした。


 午後は陸仕事を終わらせ、秋の浜に潜りに行きました。水温は23度と暖かく、透明度も良い状態です。

 今日最初の画像はフリソデエビです。
今年も出てくれました。単体で1匹ですがキュートな奴です。
穴の奥にいて光が入らないのと、レンズをつけないデジカメではこれが限界でした。
証拠写真も微妙な感じですが、分かりますか?

その近辺では、コクテンカタギ・ミスジスズメダイがいました。





今年はスズメダイ系の季節来遊魚は多いのですが、チョウチョウウオ系は不発みたいです。
やはり南方系の種を見ると心が和みます。


秋の浜のウミテングは成長しました。




以前はスーパーマクロで撮影しましたが、今日はノーマルモードです。
大きくなったせいでしょうか、デジカメを向けても動き回らなくなったように感じます。
昨日の野田浜の方が全然小さいです。

その近くでは今年初確認の。オトメハゼがいました。




まだまだ小さい個体だったのでスーパーマクロで撮影してみたのですが、動きまわられてしまい全然よる事が出来ませんでした。
巣穴が回りに無かったので、家無き子です。他の生物に食べられてしまう前に、良い家が見つかればよいのですが。

冷たい潮があった影響でしょうか、マトウダイがいました、微妙な気分。



このマトウダイ、捕食しようとしたみたいで体を垂直にしてキンギョハナダイの群れに突っ込んで行きました。
でも、動きが鈍いので普通に逃げられてしまっていました。
その後、何度もチャレンジしていましたが全くダメでした。
でも、マトウダイってキンギョハナダイ食べるのかな?

浅場ではヒメキンチャクガニを見ました。



違う所ではキンチャクガにもいたのですが、逃げられてしまいました…。

お久しぶりで、スミマセン…。

2008年08月28日 20時59分43秒 | その他
 皆様、だいぶご無沙汰しております。
この更新率の悪さの中、書き込みをして頂いた、大工の娘サン・けんたサン・COCOサン・
けんたろうサンには、非常に感謝しております。感動の涙を流しています
後、この海況報告を見続けていただいた皆様、ありがとうございます。


 さてさて、この夏の私は連日の体験ダイビングで海の中で汗をかいておりました。
今年も多くの方に体験ダイビングをやってもらったのですが、海の魅力が伝わったのかが、いつも不安な所です。
思い起こせば色々な方がいたな~。ダイバーになって、大島に潜りに来て貰えたら最高です。

 そんな訳なので、決してデジカメが水没したとか、仕事中に怪我をした訳ではありません。
でも、PCは壊れて今までの画像が全て無くなってしまいました。ショックが隠せない、今日この頃です。
後、体験ダイビングのお礼でメールを貰ったのに、それも…。返事が書けなかった。
そうそう、私は初心者・上級者関係なくガイドの時はデジカメは持っていかないんです。
これは私のポリシーです。いや鉄則です。


 さて前置きが長くなりましたが、最初の画像はウミテングです

続きましてコウワンテグリ





更にミスガイ




この画像は全て野田浜で撮影しました。しかも全て水深5mより浅い所で。
私を見た現地ガイドのKサン・Tサンがデジカメを貸してくれて速攻で撮影してきました。勿論、ゲストは連れていきませんでしたよ。
ちなみに、マクロレンズ2枚重ねです。いや~、ピントが難しい事。残圧も20しかなかったので浮き上がるし、
時間はないし、生物は動き回るし。でも、とりあえず分かるでしょ(何となく)

コウワンテグリは1cmないし、ウミテングは秋の浜で出たのと同じ位のサイズでした。
何気に、この3枚の画像の中で一番大きいのがミスガイってのが凄い所でしょ。
ミスガイの貝は、私の親指の第一間接位ありました。大きかった。

 ダイバーなら結構喜んでもらえる生物だと思うのですが、やはり体験ダイバーには不向きな生物たちです。
全部見る事が出来た方も結構いますが、クマノミ・ソラスズメダイ・イサキの群れ・ネンブツダイの群れには勝てないようです。
正直な所、私が見て楽しんでいたのかもしれません。
 


あの日とは…。

2008年08月12日 22時30分04秒 | その他
 皆様、こんばんは。
最近、更新率が悪くて申し訳ありません。
でも、ちゃんと毎日海に潜っているんですよ。体験ダイビングで。

今年も多くの皆様と体験ダイビングをやらせていただいていますが、
今まで、私が担当したゲスト誰一人としてリタイアせず、海を楽しんでいかれたって言うのが最高に嬉しい所です。


 さて、書き込みの方には「あの日…」と書いていましたが、
遂に「あの日が」、本日8/12やってきました。

 何かと言うと、写真家 依田和明サンが大島で取られた写真が「サンデー毎日」に掲載されるのが今日からなんです。

 でも、今日は忙しく「サンデー毎日」を買う事が出来ませんでした。後数日は難しいかな…。


 是非皆さん「サンデー毎日」をご覧になってください。そして感想などを教えて下さい。
雑誌を買う事の出来ない私に色々と教えて欲しいです。

写真家 依田和明 第4弾

2008年08月08日 18時41分53秒 | その他
 本日も体験ダイビングをしてきました。
今日のゲストは、3月にグアムで体験ダイビングをなさって海にはまり、
大島でも潜る事にしたようです。しかも2本、素晴らしい。
しかも、ダイブングが上手。「カード取ってしまえば良いのに。」と思いました。

 さて海の方は、非常に暖かさを感じました。6.5mmのロングジョンで潜っていても問題なしでした(私だけかもしれませんが…)。

 昨日の野田浜に引き続き秋の浜でもキビナゴの群れが大量にいました。
今日はそれを追いかけ8匹ほどのカンパチの子供が捕食しようと追い掛け回していました。

 捕食と言えば、死んだ小魚をソラスズメダイの群れが必死で食べていました。
私の中でのソラスズメダイは、安らぎをくれる可愛らしい魚なのですが今日のソラスズメダイのがっつく姿を見ると微妙な気持ちになりました。

 後、クマノミが色々な所で産卵をしています。
ハッチアウト寸前・産みたての綺麗な色・その中間で微妙な色と様々です。


 
 さて画像の方に話が変わりますが、
本日の画像は写真家 依田和明さんに頂いた画像です。
凄く綺麗でしょ。当たり前ですが私のとエライ違いです。
今日、この2枚を紹介した理由は、私がチャレンジして個体が小さくピントが合わないので挫折したので、
依田さんの画像を借りて紹介させて頂きます。

 最初の画像はコウリンハナダイです。
さてこのハナダイは数年前(確か?)に大島で発見された魚だったと思います。
ハナダイの仲間は非常にDEEPなので私は見る機会が無いと思っていましたが、
少し前に水深35mに出てくれたんです。
私もデジカメでおさえようと何度も通ったのですが、ピントが合わず紹介できずじまいでした。

 次ぎの画像はキシマハナダイです。



 こちらは私のボケボケ画像でお知らせしたと思いますが、実物は凄い綺麗でしょ。
こちらも水深35mで観察できます。本当はもっと深い場所にいるんですよ。


 いや~、ハナダイは綺麗ですね、ウットリです。
でもDEEPな所にいますので誰でも見に行ける訳ではないです。
皆さん、いっぱい潜って経験を積みましょう。そしたら見に行けますよ。


 それにしても、依田さんは素晴らしい画像を撮りますね。
あぁ~、早くあの日が来ないかな。もうすぐだ、カウントダウンしなければ。
 

過去の画像から

2008年08月07日 17時09分18秒 | その他
 本日は体験ダイビングで野田浜に行ってきました。

 ガイドロープ沿いではキビナゴの群れがガンガンでした
見渡す限りキビナゴの群れが濁流のようになっていました。
 
 ガイドロープエンドの根の隙間にアカエイが隠れていました。
よくある風景なのですが、今日は雰囲気が少し違います。
体の大きさと、根の大きさが合っていません。
「頭隠して尻隠さず」ではなく「頭すら隠せない状態」で根の隙間に入っていました。
何が良かったのでしょうか?

 さて沖に進むと根の壁にアカネコモンウミウシがいました。
さすが南方系の種とあって非常に綺麗な体色をしています。

 アーチでは相変らずイサキの群が大量に入っています。
ダイビング後にゲストに尋ねると、あまりの多さに驚く人が続出です。

 今日、体験ダイビングなさった皆様も満足してお帰りになられたので良かったです。


 さて今日の画像は先日秋の浜に潜った時の画像です。
被写体はサガミリュウグウウミウシです。
リュウグウウミウシの仲間は南方系の種が多いので、目にする機会は少ないですが、
このサガミリュウグウウミウシはその中でも多く目にする事が出来る存在です。

 で、このウミウシが交接しようと交接管をお互い出し近づいていました。


接近して…




後もう少しで交接…




絡み合う? リュウグウウミウシの仲間は、そうするのかな?



ん! 交接していない。



そのまま、お別れ。


 この肩透かしは何でしょう! 2匹が交接管出してたのに…。
この画像だけで合計16カットも撮影したのが虚しくなります。
この広い海で、なかなか出会えないのに一体何が悪かったのでしょうか?
多分ですが、模様が色鮮やかな方が嫌になったみたいです、見ていた感じでは。

そういえば、去年もウデフリツノザヤウミウシにこのような肩透かしをされた記憶があります。



昨日のログです。

2008年08月06日 15時07分17秒 | 秋の浜
昨日、午前中に体験ダイビングが終わったので、
午後から秋の浜に潜りにいってきました。

 ここの所、午後の方が海中は良いコンディションみたいです。水温は26℃(私のダイコン)さしていましたし、海中はブルーでした。

 そんな訳で最初の画像はイサキです。
撮影した場所は水深24mです。
私の外部ストロボが無い、内臓フラッシュのみのデジカメでさせ海中がこんなに綺麗なブルーなんですよ
それでいて水温が暖かい、最高です。


次は3つ画像を紹介します。







 最初の画像はヤシャハゼ・ヒレナガネジリンボウです。
ヤシャハゼは相変らず巣穴からガンガン離れて、ホバーリングをしています。
共生エビにとっては、迷惑な話だと思います。
ヒレナガネジリンボウは合計で6個体目に入りました。
大きな個体から小さな個体まで色々います。
海の状態が良いので、探せばまだまだ見つかると思います。

 一番下の画像はガラスハゼです。
2匹写っているのが分るかと思います。
私が撮影している時も2匹で寄り添いあっていました。ラブ・ラブモードって感じです。
ムチカラマツの一部分が剥がされていたので、きっとこの2匹で近いうちに産卵をするのだと思います。


画像が悪いのですが1枚紹介します。



 イソギンチャクにカニみたいのがいるのが分りますか?
これはカニではなく、カニダマシの仲間です。
一番似ているのはコホシカニダマシ・アカホシカニダマシなのですが、
斑点模様の入り方・色から考えると両方とも当てはまりません。
斑点模様が青で非常に綺麗だったんですよね。
一体、何者なのでしょうか? 子供の頃の色はこんな感じで成長すると色が変わるのでしょうか。
何にせよ、甲殻類好きな私なので見られて嬉しかったです。

 最後に浅場の画像を2つ紹介します。





 ん~夏を感じますね。季節来遊魚のツユベラ・フタスジタマガシラの幼魚です。
季節来遊魚はカラフルですよね。しかも可愛らしい。
これから、まだまだ色々な季節来遊魚がやってくるのだろうな~。

楽しみな海になってきました。

海水温が暖かいです。

2008年08月04日 06時33分39秒 | 秋の浜
 今日は、仕事前に1本秋の浜に潜ってきました。
前回とは少し違い、正面をノンビリと潜りました。でも、朝に潜ると中層が非常に気になります。 


 最初の画像はフタイロハナゴイです
いつ見ても綺麗な体色をしています。
同じ個体かは分かりませんが、同じ場所で2ヶ月前くらいも見る事が出来ました。
水深は30mと深めですが、人気のある被写体です。見たい方はリクエストしてください。

 その近くではホシベニサンゴガニがいました

 

 甲殻類が好きな私ですが、好きなカニの上位をしめています。スパーマクロモードで撮影したので、
色鮮やかさが消えてしまっていますが、それでも綺麗な色をしていると思います。
フラッシュが光って写せれば、もっと良い画像になると思うのですが被写体が小さいのでしょうがありません。


 もう少し深い場所の水深34mでアヤトリカクレエビがいました



 本来は冬に多く観察できるエビです。なので今回見た個体は非常に小さかったです。
しかも擬態上手とあって、どこに写っているか分り難いと思います。
「ク」の下で画像の中心部分に写っているんです。
分りますか?


 浅場に戻る途中でニシキウミウシがいました。



 大きさ比較で私の親指を画像に入れて撮影しました。
以前、このページで紹介させてもらった旧姓フタイロニシキウミウシと同じ位の大きさをしたニシキウミウシです。
もう、この体色をしていたら立派なニシキウミウシですよね。
う~ん、本当に一緒なのかな。

 
 その近辺でシャープアイピグミーゴビーを発見しました。



 前回は見難い画像だったので再トライしてみました。
が、やはり被写体による事が出来ないのでボケてしまったいます。レンズが必要だ。
さてこの生物、今年は当たり年です。探すと結構の個体が目に入ります。
この個体は水深18mでした。


 浅場ではアオウミウシが多く目に入ります。



 一応、上に写っている個体が産卵しています。見難いですが…。
でも、下に写っている個体は何をやっているのでしょうか。
この他に、サガミリュウグウウミウシも目に入りました。こちらは少し面白い事をしていました。
近いうちに画像をアップしますので、楽しみにしてください。


 最後は赤ヘビ(通称)だと思われる個体です。



 婚姻色をしています。綺麗な色ですね。
まだこの魚は名前が付いていないので「通称」なのです。
婚姻色は綺麗ですが、普通の時はヘビギンポにそっくりで見分けが大変です。


 この他にも水温が24℃になったお蔭で、コロダイの幼魚も出てきました。体長3cmほどで体をクネクネと動かして可愛い雰囲気でした。


画像アップです

2008年08月01日 19時26分24秒 | 秋の浜
 皆様、お待たせを致しました。やっと画像をアップできます。
今日もゲストがいましたので、早朝に潜りに行ってきました
目指すべきものは、ウミテング・キシマハナダイです。


 で、一番最初の画像はウミテングです
以前に紹介した通り、小さくて黒いでしょ。レンズをつけずに撮影すると、こんな感じです。
 で、スーパーマクロモードだと…



こんな感じです。
小さいのが伝わりますかね?

 さて次の画像は、和名が付きましたがスッカリ忘れてしまった、シャープアイピグミーゴビーです



ダメ画像でスミマセン 
一応、「ピ」の上に目があるんですよ。
本当は
綺麗な体色をしているのですが、スーパーマクロモードなのでフラッシュが付かないので、暗い画像になってしまいました
小さい生物なので、寄って撮影したいのですが、この魚は岩穴に隠れてしまうので近づくのは至難の業です。

 さて次はキシマハナダイ(メス)です



 またまた画像が悪くスミマセン
これも以前に見つけた個体を撮影に行きました。
その時に比べ水温が非常に上がったので、元気が良すぎて泳ぎ回っていたので、駄目写真になってしまいました。
ちなみに今日の水深で32mでした。本当はもっと綺麗なのに…。
やはりレンズが無いと難しいな…。


 その近くでは、まだオオモンカエルアンコウが見れました



 今日は、少し引いて周りの雰囲気も少し入れてみました。
ピントがザラカイメンにきてしまっている…


 さて、早朝に潜るとどうしても期待してしまう大きな魚。
でも、今日は見る事が出来ませんでした。でも、朝からイサキ・タカベの群れはガンガンだったので、タイミングの問題だったのかもしれません。
 デジカメで撮影していると、どうしても中層が気になってしまい全く集中できずに撮影をしていました。
と言うか、デジカメで撮影していない時は、ひたすら中層を見上げながら移動していました。
群れを見ているだけでも、非常に気持ちよかったです。