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育児サークル「わはは」

わははの仲間の「ちょっと聞いて!」

ドロンコの季節です

2009-04-28 10:47:08 | Weblog
投稿者:えみ


冷え性には待ち遠しかった春をあっという間に追い越して、半そでを慌てて出して着ることが増えた今日この頃。
早くバザーの日がやってこないかなぁ~と首を長くしているお母さん達もきっと沢山いるハズ!!
もちろん我が家も、『しまむら』のチラシを見るたびに、行きたくなるなる気持ちをグッと堪え、バザーを楽しみにしています!!
服や雑貨だけでなく、食べ物なんかも売り出し大歓迎♪
売るのも買うのも楽しみですね~。
バザーの日のお昼はどうしようか??と何やら楽しい企画を考えてくれているお父さんもいるようなので、お楽しみに♪


なんでこんなに急にバザーが待ち遠しくなったかと言うと、あいにくの雨模様だった前回のわははの会。
ところが昼食が済んだころ雨も上がり、室内でウズウズしていた子ども達が外へ飛び出して行きました。
雨上がりにする事といったら・・・そう!!始まりました!どろんこあぞび。
その日からラーメンやさんの「ひやし始めました」ならぬ「どろんこ始めました」ののぼりを掲げて遊んでいるリュウタ。
公園でも友人が用意してくれた小さいタライに水を汲んでどろんこ☆
シャツもズボンも真っ黒け。
にやにやしながらこちらを見て、何をするのかと思ったら靴のまま泥の中へ。
それも何度も。
男の子ってこんなもんなのかしら?
今年の夏も着替えが沢山必要になりそうです!!

泥んこ解禁で今まで眠っていたパワーが目覚めたかのように、最近ちょっとやんちゃになってきた様子。
「リュウタはお兄ちゃんだから小さい子にやさしくするんだよね」という突然のリュウタの問いかけに「そうだよ!小さい子にはやさしくしないとね♪」と私。
そう確認した後に向かった公園で、小さい子におもちゃを貸せずにケンカ。
帰り道、「やさしく出来た?」と聞いてみるといつもの笑顔で「あぁ~忘れちゃった(^^;)」ですって。
わははの会でも、まだまだ年長組としての自覚のないメンバー達。
これからのみんなの成長が楽しみでたまらないわ~♪


育児サークル「わはは」
投稿者:えみ

4月

2009-04-28 10:45:21 | Weblog
投稿者:たけし


先日、私の自転車を盗まれてしまいました。
四月から妻が仕事に復帰するため、ねむっていた彼女の自転車を整備して私のと二台体制にした矢先のことでした。
まあ、本来は買物客がとめる場所に置いて仕事に行っていた私がいけないのですが…。
ちょうど『文集』に面白い文章もあって(笑)持って行った人にも少し親しみがもてましたが、うちのは鍵もかけてあったんだからちょっと違うよなあ。
とりあえず私の分の定額給付金は、自転車代になりそうです。

でもこの季節、のんびり歩いてみるのもいいですね。
特に今年は桜の見頃が長くきれいで、娘と何度もひばりヶ丘団地の桜を見に行きました(隠れた場所に花見しながら乗れるブランコがあるんです!)。
昨年の桜の頃は、娘はまだ4ヶ月。
恐る恐る外に連れ出したことをおぼえています。
そう思うと子どもの成長ってすごいですね。

私も音楽を演奏したり指導したりしていますが、自分が一年でどれだけ成長しているかというと…。
体だけは妻が妊娠してお腹がふくらむのを楽しみながら共にふくらみ、ひかりが生まれて体重が増えるのを喜びながら共に増えてきましたが。
これからは父としても、わははの皆さんと共に成長させていただきたいと思います。
先日のお花見もとても楽しかったです。
まだ、わははに入れてもらったばかりなので、色々な方とお話できて顔もおぼえましたし、子どもと走り回るお父さんたちのパワーにも驚きました。

また『企画会議』も楽しみにしています!
よろしくお願いします。



育児サークル「わはは」
投稿者:たけし

ピカピカでピーピーの年少さん

2009-04-20 11:00:13 | Weblog
投稿者:かつら


幼稚園が始まって早一週間。
毎朝、正門をくぐる前から新入園児たちの泣き声が風に乗って聞こえてきます。
その声の輪に長女「柚希」も毎朝参加しているのですが・・・。

「ゆず、幼稚園で泣かなかったよ!」
柚希は、会う人会う人に嬉しそうにこう報告しています。
毎朝送り際に泣き顔をみせている私に対しても「泣かなかった」と誇らしげに報告します。
そして3ヶ月になったばかりの妹の瑞希には、
「ゆずがいなかったから、みーたん泣いたでしょ。ゆずみたいに泣かない子になろうね。大丈夫、みーならなれるよ!」
とやけにハイテンションで語りかけています。

幼稚園に入り環境も変わり、またググッとお姉さんになった柚希。
瑞希に対しての声掛けもお姉さんらしくなりました。
この声掛けが最近実に面白いのです。

寝返りをしそうな瑞希に、
「頑張って!みーなら出来るから!そうそう!それでいいよ。いいねいいねー、その調子!上手上手!!」
とあたたかい声援を送ります。
「こうやって手を洗うんだよ。みーも早く自分で洗えるようになるといいね。」「みーも食べたい?でも歯がないから食べられないねぇ。早く歯がはえてくるといいね!」
「ゆずが6歳になったらみーは3歳だよ!そしたらたくさん遊べるねぇ。早く大きくなってね!」
「みーたん好き好き!ゆず大きくなったらみーと結婚する」
…とまぁ、とても可愛がってくれています。

洗ってあげると言いお風呂で頭からお湯を掛けたり、
泥んこの手でイイ子イイ子してくれたり、
強く抱きしめすぎて泣かせたりもしますが、
“カワイイ妹”と思っているようで、赤ちゃん返りも嫉妬もなく、良いお姉ちゃんでいてくれます。

「みーたんはかわいいね。」と瑞希をみてニコニコ。
その後に続いた「ゆずはもっとかわいいでしょ♪」の一言には思わず笑ってしまいました。
妹なんてかわいくない!とは思わず、かわいいけど自分のほうがもっとカワイイだなんて、なんて前向きでステキな考え方。
こんなふうに考えられるなら、幼稚園生活もきっと楽しくおくれるはず、と私はこれから始まる新生活にワクワクしています。

「幼稚園で泣かない子になりたい!どうしたら泣かない子になれるの?」
と言って泣いた柚希。
笑顔で「いってらっしゃい」が出来る日はきっとすぐそこでしょう。

思い起こせば30年ほど前、
「桂ちゃんもう泣かないでね。純くんのところに行こうね。」
と先生に優しい声をかけられながら、年子の弟の教室に連れて行ってもらった私。
2年保育が主流だった当時、4月生まれの私は年長組で6歳だったはずです。
どんな理由で泣き止まなかったのかは記憶にありませんが、年長のクセに弟の教室に連れていかれるような情けない私の子にしては、柚希は上出来上出来!
きっとすぐに慣れることでしょう。

瑞希が生まれておねしょの回数が少し増えたことと、幼稚園で朝だけ泣いたことは、きっとすぐに良い思い出になるはずです。

かわいいみーたんのお姉ちゃんのモットカワイイゆずぽん!
幼稚園で楽しいこと、たくさんたくさん見つけてくださいね!


育児サークル「わはは」
投稿者:かつら

新年度が始まりました

2009-04-20 10:56:13 | Weblog
投稿者:えみ

新年度が始まって数日。
朝、幼稚園の駐輪場へ到着すると、ちょっと大き目の制服に身を包んだ年少さんから「やだぁ~」「行きたくないよぉ~」「ママがいい~!!」そんな声が聞こえてくる。
一年前、ハルナもこんな風に言った日があったなぁ・・・と懐かしくその光景を眺めている。
そんな思いは大人だけでなく、子どもにもあるようで、つぐちゃんちに通う幼稚園児の間でも「俺も泣いてたよな・・・」とか「もうすぐ楽しくなるよ」な~んて会話が聞こえてくるらしい。
小さくても、自分は泣いていたという自覚もちゃんとあるし、その経験を踏まえたアドバイスを送れるようになるなんて、ホントにすごいな~と感心である。

ほんの少し前まで、年少さんだったのに、新年度が始まるとぐーんとお兄さん、お姉さんの自覚が強くなってくるから不思議なものです。
泣いている新入園児を横目に「おはようございます!!」と大きな声で門をくぐるハルナ。
その向かう先は・・・どう見ても通いなれた年少組の部屋。
おいおい!!どこまで行くんだ~?!
フェンスの外から「ハルナ~そっちじゃないよ!!」と大声で叫びたい気持ちをぐっと抑え見てはいるが、心の中では「むこう!むこう!!」と大きな身振り手振りでジェスチャーしている自分がいる。
肝心の本人はあちこちキョロキョロしつつ足は年少の部屋へまっしぐら。
そして、年中の新しい部屋を通り過ぎるか過ぎないかのその瞬間にクルッと方向転換して部屋に入っていくと、私の中で大きくジェスチャーしていたもう一人の私も“ふぅ~っ”と息ついてその姿を見送るという毎日を過ごしている。

育児サークル「わはは」
投稿者:えみ

Vs 中華鍋

2009-04-14 11:01:43 | Weblog
投稿者:シンギ

 (今までのあらすじ)・・・前任の中華鍋は、確か次男(現5歳)が生まれた頃に着任しました。それから来る日も来る日も、文句も言わず火の上で熱せられ、野菜や、肉だけでなく納豆なんかを浴びせられても、せっせとせっせと炒めました。何回も何回も絶品の納豆チャーハンを私と一緒に作り続けました。ただ、寄る年波には勝てず、少しずつ納豆攻撃に耐えられなくなりました。どうしても鍋肌にくっついちゃうんです。それで4年も付き添ったのにあっさりと料理長(多分・・私、シンギです)に不燃ごみに棄てられました。
現任の中華鍋は最初から反乱を起こし(多分、イトーヨーカドー出身のセレブだからだと思います)、納豆なんかもってのほかなんて態度で、鍋肌にくっつきまくり、料理長得意な納豆チャーハンに翳りが見えてきました・・・さぁどうする料理長!!??
(本編)・・・・あきらめました・・納豆チャーハン。妻にも、子供にも好評だったんですが、確実に味が落ちます・・・納豆チャーハンは普通のチャーハンよりもいっそうのパラパラ感が求められますが、こんなチャーハン、家族にも出せません・・涙・涙・・涙。 私としては新任の中華鍋に対し、悪意は持っていませんので、「まぁ俺も納豆かけてゴメンネ」っというスタンスでした。それ以降は、普通の野菜、普通のお肉を普通に炒められていることに満足していました。まぁ今考えると、甘やかしすぎたんだと反省です。先日、普通のチャーハンを作ろうと思い、熱した中華鍋に油を適量入れ、溶き卵を流し込みました・・・。いきなりこびりつきました。アレッと思い、単純に目玉焼きを作ってみました。焦げ付きました・・・。オイオイ、お前、本当にテフロン加工されてんのかっ??っと問い掛けて見ましたが、一応テフロン加工されているらしく、焼きソバに焦げ目をつけたいときなど、頑として焦げてくれません。不良品かっ??っと当然思いましたが、買ってから1年くらい経っているし、返品は効かないでしょう。ただ見てくれは結構素敵だし(炒めるとき煽りやすい様に、奥のほうが深くなっている・・・・今となっては無駄!)、安い買い物ではなかったし、いきなり不燃ごみもどうかと思います。万が一春のバザーにフライパンが出ていたら、我が家からの罠だと思ってください(註:バザーは廃品回収ではありませんので、この様な行為はお酒ください・・・私のパソコンはこんな変換でしたが、正式にはお避けください、が正解です)。
 中華鍋の今後ですが、以上の理由からまだまだ我が家に居座りそうです。まぁフライパンとしての最低限の仕事はこなしていますし、ここに新たな中華鍋を購入しちゃうと、収納の問題とか、嫁姑問題とか(当然今の中華鍋が姑、新任が嫁、ということになりますね)余計な問題が山積するので、結局、私が我慢するしかなさそうです。
 「あぁ納豆チャーハン食いてぇ~~」・・・心からの叫びです。ご飯と納豆と卵とネギと納豆をかけても嫌がらない中華鍋をお持ちの読者の皆様。声を掛けて下さい。妻と、奇妙な二人の愚息がもれなく付きますが、私が責任を持って貴方の胃袋に、絶品の納豆チャーハンをお届けします。


育児サークル「わはは」
投稿者:シンギ

一年、また一年

2009-04-14 10:48:59 | Weblog
投稿者:えみ

春休みのある日、子ども達を連れてスーパーへ出かけた。
そのスーパーにはキャラクターの車(キャラカーと呼ぶらしい)があったり、子ども用の小さいカートがあったりして、我が家の子ども達にはお気に入りの場所。
でも、さすがに私一人で2台のキャラカーを押しては動けないし、いくら子ども用とはいえ、カートを押してチョロチョロすると追いかけるのが大変なのでちょっと足が遠のいていた。

その日の天気予報は雨・・・
幼稚園も休みなので下手をしたら一度も外出しないでイライラする可能性大!!
そんなことなら・・・とリクエストに答え、思い切って出かけてみた。
「キャラカーは一台しか押せないからね。2人で順番に乗るんだよ」と念を押してイザ出発!
約束どおりキャラカーに順番に乗ってひとまわり。
ハルナにはちょっと小さくなってきたようで、「今日はこっちにする。」と子ども用カートを選んだ。
それにつられてか、リュウタもカートがいいと言うので2人で連なってカートを押して歩いていた。
私は手ぶらで「ホラホラ!こっち~♪」と2人の執事を抱えたセレブ気分(笑)

すると、ちょうど同じ歳の兄弟を持つ友人にばったり会った。
友人は下の子が乗ったキャラカーを押し、上の子はその横に捕まって大人しく歩いていた。

友人は2人が連なってカートを押す姿を見て、「大きくなったね。2人とも同じくらいに見える~」とびっくり。
確かに・・・2人とも多少のサイズの差はあるけれど、ハルナは華奢なので小さめに見えるし、リュウタは体格もしっかりしてきた。
一年、また一年とこうやって成長していくんだなぁ~と妙に感じた一言でした。
ちょっと前までは言葉も力も圧倒的に優位だったハルナだが、最近、どっちが年上だ?と思う場面もあったりして、今後の2人も関わりが楽しくなってきたこの頃。
セレブの買い物はしばらく楽しめそうです。(えみ)


育児サークル「わはは」
投稿者:えみ

気持ち新たに

2009-04-07 10:38:09 | Weblog
投稿者:えみ

今年は早く咲きそう・・・と予想されていた桜が思ったよりもゆっくり咲き始め、あと少しで満開になる頃迎えた4月。いよいよ新年度のスタートです。去年は子どもよりも親のほうがヒヤヒヤドキドキの幼稚園生活をスタートさせた我が家ですが、今年は2年目の余裕もちょっと感じられるかな。私は4月のこの緊張感のある空気が大好き。ついつい散歩に出かけたくなります♪

先日、私が年長の時に担任をした子がミュージカルに出演するというので観てきました。現在彼女は中学一年生。小さい頃観劇会で会場が暗くなるのが怖くて泣いていた面影はどこへやら・・・立派に歌って踊る姿に感激。ウルウルとしてしまいました。小学校低学年から続けてきた舞台活動は今回の舞台を最後に、しばらくは活動休止するそうで、勉強や部活に専念したいとのこと。舞台を始めたときもそうだったけれど、今回の休止に関しても、
自分のやりたいことを見つけて、選んで、進んでいく姿に逞しさを感じました。大き
くなった時にこうやってしっかり歩んでいくためには、ちいさいころからの色んな経
験の積み重ねと、愛情をたっぷり受けることがが大切なんだろうな・・・。
新年明けたときに目標は宣言したハズですが、新年度なので気持ち新たに、フレッシャ
ーズになった気分で一年間過ごしたいなと思っています。でも、子どもの成長ってほん
と早いし、今の時期ってあっという間に過ぎ去っていくもの。“気持ち新たに・・・”
ばっかり繰り返している暇はないよなぁ。よ~し!がんばるぞっ!


育児サークル「わはは」
投稿者:えみ

子どもの立場で考えて

2009-04-07 10:37:00 | Weblog
投稿者:ゆうこ

先日、息子の今年度最後となる保育参観に出かけていった。一年間の集大成とあって、今回は年中の全クラス、総勢90余名によるミニコンサートを催してくれるという。息子もめずらしく気合いの入り方が違うようで、「絶対に早く来て、一番前で見てよ!」と、しつこく私に念を押した。「わかった。約束するよ」。そう言ってうなずきはしたものの、内心私は冷めていた。だって、ここのところ園行事では立て続けに、恥ずかしい思いばかりしている。始まりは、秋の生活発表会。周りをキョロキョロ、体をぐねぐねと、落ち着きがないのはうちの子だけである。隣の子にちょっかいを出し続け、挙げ句はデコピン攻撃で顰蹙を買った。ちょっと前までは、人前に出ると“借りてきた猫”だった彼のキャラは、確実に進化(?)を遂げたらしい。以来、今回こそはと勇気を出して園へ出向いてみるものの、おふざけの限りを尽くす息子を前に、いつになったらやめてくれるのかと祈るしかない。それでもまあ、見捨てないのが親ってもんである。言われたとおり、早めに家を出た。
さて、息子の幼稚園では、保育参観のたびに行われる「園長講話」がなにしろ人気である。幼児教育のプロとして保護者を指導するというよりも、三人の息子を育て上げたひとりの母親として、いかにたくさんの失敗を繰り返してきたかという経験談が人々を惹きつける。息子さんのうち一人は幼くして脳腫瘍を患い、死の危険に幾度もさらされながら、親子で乗り越えられたそうである。その必死の歩みのなかから生まれた育児観は、すべての母親の心を捉えて離さない。そんなわけで、毎回、保護者席は前列から奪うようにして埋まっていくのであるが、今回は趣がかなり違っていた。
「さあて、今日は皆さんに、ある体験をしてもらいますよ」。そう宣言するなり園長は、母親たちを誕生月ごとに並ばせ、ピアノの伴奏に合わせて、次々と舞台の上へ呼び上げた。「一月生まれのお母さん~♪ はいっ! 両手をあげて踊りましょっ! ララ ランランランラン ラ~ン!」。会場には、どよめきがあがり、当然、いやだいやだと渋る人たちで会場は混乱した。それでも、容赦なく園長の号令が飛ぶ。「ほらっ!次!2月生まれのお母さん~♪」。結局全員が代わる代わる舞台へ登らされ、お許しが出るまでポルカのステップを踏まされた。こんなに恥ずかしい思いをするのは久しぶりである。でも、いったいなんのためにこんなことを?
「さあ、もうお分かりですか? いま皆さんたちは、とっても恥ずかしいですよね。ドキドキしちゃって、もう、どうしていいかわからなかったでしょう? それが、これからここで歌を歌ってくれる子どもたちの、いまの気持ちなんです。普段、皆さんは舞台の下から子どもを見上げて、“あら捜し”ばかりしていませんか。ウチの子だけ口の開け方が小さいだとか、落ち着きがないだとか。まさかお家に帰って、“○○ちゃんは上手だったのに、どうしてあなたは……”なんてこと、言っていませんよね?」。どのお母さんも苦笑いをしてうつむいてしまった。まもなく後ろの扉が開いて、子どもたちが入場してくる。割れんばかりの拍手の渦。やる気満々だった我が息子はというと、右手と右足が同時に出ちゃって、ロボット歩きに必死だ。
そうだね、そうやっていつもキミは、一生懸命がんばってきたんだ。ついこないだまで、ボタンひとつはめられるようになっただけで、一緒に飛び上がって喜んだというのに。いったいどれだけのプレッシャーを、キミに強いてきたんだろう。自分が情けなくなった。
帰るなり、「なんで一番前に座らなかったのよぉ!?」と怒る息子に、心から謝った。だけど号泣して目は腫れ上がっちゃったし、とてもじゃないけど一番前では見られなかったよ。


育児サークル「わはは」
投稿者:ゆうこ