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育児サークル「わはは」

わははの仲間の「ちょっと聞いて!」

アンバランスな親子

2008-06-27 14:55:51 | Weblog
投稿者:かつら


これは、スーパーで見かけた6歳位の女の子のお話です。

まずは彼女の外見。
中背だが、体重は大人の私よりもあるのではと思う程で、床につきそうな長く乱れた髪はクシを入れた事など一度もないのではという有様。
明らかにサイズ違いの長いスカートを履き、靴も洋服も、そしてTシャツから覗いた腕も顔も黒ずんでいた。
今日の外遊びで汚れた、という汚れ方とは違うように見える。

分厚い黒縁メガネの奥の目で、お菓子をアレコレ見比べている。

その風貌がとても気になった。

イジメられていないだろうか。
親はどんな人なんだろう…
娘にこんな格好をさせておいて平気なのだろうか、
ちゃんとお風呂に入れているのだろうか、
ちゃんと食べさせているのだろうか…。

余計なお世話かもしれないが、私は気になって仕方がなかった。
ネグレクトという名の虐待も思い浮かべた。


気になりつつも彼女のそばを離れ、買物も終わり店外に出ようとした時、また彼女と出くわした。
今度は母親も一緒だ。

母親を見て私は一瞬カタマッタ。

私が勝手に想像していた母親像は、彼女をそのまま大きくした女性だった。

が、実際は、「こんな女性がこの辺に住んでいるの?!」と思うほど素敵な女性だった。
背は高くスタイルは抜群!
超超超美人で、しっかりメイクに高価そうなスーツをビシッと着こなしている。

思わず見惚れてしまった。

そしてその素敵な女性の隣で「ママー」と呼びかける黒ずんだ女の子。
この2人が親子だったとは!
正直ショックだった。
何とも不思議な光景だった。

この家族、一体どんな生活をしているのだろう。


どんな生活をしているのか、と心配されるような家族にはなりたくないなぁと思うと同時に、彼女の事が気になったまま数日が過ぎている。

大丈夫だろうか… 

もし今度会ったら…

育児サークル「わはは」
投稿者:かつら

チャーハン道

2008-06-27 14:53:13 | Weblog
監修:高橋飯店 シンギ

懺悔・・・
まずは謝罪から・・・

ちょっと前にお父さん隊の由来をいい加減に書いちゃいました。

何故、お父さん会ではなくお父さん隊なのか?
・・アウトドアとか何とかいい加減なことを書き連ねた様ですが、嘘でした。
・・とにかく最初に隊長がいました。
だから集まったお父さんたちは必然的に隊員になりましたとさ・・。

隊長と隊員で編成された為、当然名称も“お父さん隊”。

私が書いたお父さん会改めどうのこうのは大嘘です。
関係各所にご迷惑をかけたとも思っていませんが、すみませんでした。


さて、この隊は、結構上下関係が厳しく、先日のバザーの時も6月には珍しい炎天下の中、昼食後に子供たちをパルコ公園に連れ出したのですが、隊員たちが汗だくで缶蹴りや、氷オニや砂場遊びやブランコ、滑り台で子供とぐちゃぐちゃになっている間、副隊長2名はつぐチャン家の2階の和室で昼寝してましたとさ・・。

めでたしめでたし。

あっ隊長は隊員がちゃんとやってるかどうかの視察も兼ねて公園に来てました。
以上隊員からの報告の型の告げ口です。

 そんなこんなでチャーハン道です。
ここでも謝罪。
つい最近、朝の忙しい時間に、バランスの取れた食事を!っと言うことで朝チャーハンを書きましたが、あの手順では、とんでもないチャーハンが出来上がることが判明しました。
間違った情報をわははの皆さんにお伝えするのもどうかと思うので、私なりのチャーハン道を披露します。

用意するのは上海カニ、フカひれ、金華ハム・・とか書いてしまうと、思いっ切り嫌われると思いますので、まず用意するのは中華なべです。
我が家の前任鍋は非常においしいチャーハンを多分、マジで何百回も作ってくれましたが、寄る年なみには勝てず、こびりつきがひどくなり、料理長(多分私)によってあっさり不燃ごみに出されてしまいました。
彼(誰?)のジクジクたる思いを考えると、私も非情な采配だったかと感傷的な気分にもなりますが、腹を空かせた妻と二人の愚息の方が優先事項です。
新任には、西友と、イトーヨーカドーを視察した結果、イトーヨーカドーの4500円!!!の新鍋を着任させました。
・・・・が、こいつが今のところ今ひとつです。
と韻を踏んでいる場合ではなく、鍋肌にくっつく。
テフロン加工のくせに生意気なっと思いつつも、じゃぁ油でもなじませるかっと思えば、(当然)はじくはじく。
今でも彼(単なる中華なべです)との信頼関係は成り立っていません。


 何が書きたいかといえば、チャーハンの作り方に関してはもう私の頭にありません。
調理器具との相性です。

私はチャーハンと焼きおにぎりを家業としているため、色々な家庭のホームパーティーっと言うまぁ飲み会で、チャーハンやら焼きおにぎりを披露する機会がありますが、失敗することが多々あります。
ご飯とか、卵とかハムとか醤油とかに特別な差は無いでしょうから問題となるのは中華鍋やら魚焼きのコンロ(焼きおにぎり用)です。
最近は両面焼きのコンロが主流の様ですが、私の修行時代は上からの片面焼きでした。
片面ずつゆっくり、じっくり焼きながら、表面をある程度の硬さにコーティングし、そこに醤油をまぶしつけて、またじっくりじっくり・・。
っと教育された筈ですが、両面グリルだとこの方法ではおにぎりが網にくっ・・エッもう字数制限??
以下本当に?
次回。



育児サークル「わはは」
監修:高橋飯店 シンギ

鼻クソの行方

2008-06-20 14:41:33 | Weblog
投稿者:かつら


 娘が初めて鼻クソを自分の指で取ったときには、ちょっとした感動があった。
自分で処理できることが増えてきたな、と素直にウレシカッタ。

でも、それもつかの間。

指についた鼻クソを口の中で処理するようになってしまった。
つまり、鼻クソを食べるのだ。

何度注意してもパクパクパクパク…
私の目を盗んではパクパクパクパク… 

“鼻クソ食べ”
これが、最近の娘の気になるクセだ。

 先日もこっそりと鼻クソを口に運ぶ娘を発見して、小学生たちの前であえて大きな声で、
「ゆずぽんって最近鼻クソ食べるんだよー」
と言ってみた。

「え~!ヤダー!気持ち悪い!」
「ダメだよね~」
などの答えを期待して。

が、しかし…、
彼女たちの答えは、“鼻クソ食べ”に同意を示すものだった。

「ワタシも小さいときよく食べてたよ」
「ティッシュ取りに行くの面倒だから食べたほうが早いんだよね」
とMちゃんYちゃん。
それに続いて5年生のNちゃんまでが、
「鼻クソってけっこう美味しいんだよ」
と言うではないか。

否定されるどころか同意された娘は、調子に乗りまたまたパクリ。

私は注意も出来ず、思わず大笑いしてしまった。

 子どもはみんな鼻クソを食べながら大きくなるのだろうか。
私も子どもの頃は食べていたのだろうか。
幼い頃、母に隠れて押入れで鼻をホジッテいた記憶はあるが、その後の鼻クソを行方は記憶にはない。

このクセ早く卒業してほしい!と思っていたが、
しっかり者のNちゃんが「美味しい」とまで言うんだから、そんなに気にしなくてもいいのかな~と思えてきた。

そのうち卒業するだろうし、まぁいいか~、でいこうかな!


育児サークル「わはは」
投稿者:かつら

ヘヴィメタル ファーザー Vol.2

2008-06-20 14:38:12 | Weblog
投稿者:O.K.Z

しばらくぶりの登場となります。皆さん、ヘヴィメタル聴いていますか?聴いていませんか、そうですか。あんなもの聴くと自分みたいになるので「坊主にして髭生やしたけど何か物足りない」と思う人は聴くといいですよ。

さてさて、ヘヴィメタル・アーティストの自分の部屋には自宅で音楽制作が出来る環境がある程度整っているので、バンド以外にもソロ名義で作曲及びレコーディング作業を行っております。
ヘヴィメタルのレコーディングというと大きなアンプを大音量で鳴らして超近所迷惑!という印象があるかと思いますが、テクノロジーの発達した最近は良い機材が安価に手に入り、スピーカーから音を出さなくても最高にジャキーンとしてドカーンとした音が録音できるので、夜子供が寝静まった後にもレコーディング作業が可能なのです。21世紀万歳!来てるね、未来!

そんな21世紀型自宅レコーディング環境の整った我が家でも、流石にボーカルだけは実際にマイクに向かって歌う必要があります。
幸い隣の声が聞こえないくらいには壁が厚いので、時間帯に気をつければ多少の大声は大丈夫(なはず)。

あとはマイクに向かって思いっきり叫ぶだけ!
「ヴォォォォォォォォ!!!」
平和な日曜の午後、明るい家庭に地獄の低音シャウトが響き渡ります。
しかも一人でボーカルとコーラスを全てやるので、何回も何回も・・・。

最初は息子が驚くかなー、とちょっと心配していたですが、結構平気(笑)。
逆に「ぱぱのまね、ヴぉぉぉぉぉー!」と真似するくらいです。頼もしい!

--

そんな形で父のやっている音楽に慣れてきた(であろう)息子。
でもどうせなら本領発揮のライブを見せたいなー、と思うのですが、夜遅くタバコの煙が蔓延する酔っ払いだらけの不良の溜り場に幼児を連れて行くのは流石に気が引けます。いや、そんな場所で10年以上も活動している自分が悪いのですが。

そんなことを考えていたら、友人の結婚パーティーで「何かやってくれ」というオファーが。
ちなみにこの友人、夫婦ともにミュージシャン(しかも新婦はメジャーデビュー経験あり)という2人で、有名ミュージシャンにも多数知り合いのいる2人。そこで何故自分に声をかけるんだ、という大きな疑問がありつつも、面白そうなので2つ返事でOKし、まぁ自分に声をかけるってことはパンチのある出し物を求めているんだろうと解釈し、曲は結婚式の定番曲である長渕剛の「乾杯」をパンク風デスメタルアレンジ(既によく分からない)することに。

当日はギター弾きながら歌うので、ドラムとベースのカラオケだけを作ったりして用意していると、自分以外の出演者が決まったとの連絡が。

このメンツが凄かった!

新郎新婦のバンドを筆頭に、正統派のバンドばかり。中には木村カ○ラに曲を提供したりしている人も。そんな中で自分の趣味まるだしのアレンジをしている自分。「KY」という言葉が頭を回ります。

しかし、ここで引いたらメタルじゃない!
というか他に良いアイデアもないのでそのまま変更なしで決行することに。

そんなこんなで当日。
他のバンドが結婚式という場を意識したアコースティックなアレンジでお洒落な曲を披露しているのに続いて、自分の出番。

結果としては






いやいや、思ったよりウケて面白かったです。
初対面の人も楽しんでくれたみたい。

何より嬉しかったのは、最前列で息子が笑顔で手を叩きながら聴いていてくれたこと。自分の本気生演奏で息子が喜んでくれるなんて、父親冥利に尽きました。

しかしこれはまだ始まりに過ぎないのです。
「ヘヴィメタル ファーザー」として、息子にヘヴィメタル愛を植えつける父親の挑戦はまだまだ続きます。
乞うご期待!

--

ちなみに我が家でレコーディングされた曲がこちらで聴けます(宣伝)
http://www.myspace.com/okzweb不用意に乳幼児に聴かせると泣くかもしれないので注意(笑)!

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<O.K.Z. 活動情報>
ブログ : http://okz-web.com/
バンド: http://noreturn.jpn.org/
http://malignant.jpn.org/


育児サークル「わはは」
投稿者:O.K.Z

健康が一番!

2008-06-13 13:24:56 | Weblog
投稿者:かつら

突然ヒドイ腰痛に襲われた。

朝、目覚めたはいいが起き上がれない。

どうすれば腰に負担を掛けずに立ち上がることができるだろうか…

あれこれ手段を考え、隣で寝ている娘を避けながらゴロゴロと布団の上を転がり、壁を伝ってゆっくりと立ち上がる。
まるで産まれたての子馬のようなワタシ。

何とか立ち上がりに成功すると、今度は体を「くの字」に曲げ、ゾンビのような姿でゆっくりと家を徘徊する。


私はもともと腰が弱い。
腰には負担を掛けないよう普段から心掛けて生活しているのだが、数年に一度は大きな腰痛の波がやってくるのだ。
今回も三年ぶりにヤッテキタ。
三年前は妊娠中だった為、薬を使用した治療は出来ず、約二週間、介護状態で過ごした。
一度イスに座ったら立ち上がれない、
床に落ちた物が拾えない、
靴が履けない、
階段を昇れない…。

夫にも会社にも随分と迷惑をかけたものだ。

今回も長引くのだろうか。
あの頃と違い、今は子どもがいる。
「腰痛」を理由に、家事はある程度放棄できても、子育てはなかなか放棄できないだろう。

産まれたての子馬のような母では抱っこもオンブ出来ないだろうし、ゾンビのようなスローな母では、普段通りに一緒に遊ぶことも、着替えのちょっとした補助も出来ないだろう。

憂鬱な気分で娘に言った。
「お母さんは腰が痛いから、抱っこもお片づけも出来ないの。ごめんね。ゆずが一人でやってくれると助かるの」。

すると、娘は「うん」と素直に頷き、それ以来抱っこもオンブも求めてこない。「お母さん大丈夫?」と腰をトントン叩いてくれたり、小さな手を差し伸べて寝ている私を起こそうとしてくれる。
おかげで、痛みとイライラが重なりドンヨリした気分になることもなく、またコレ以上酷くならずにすみそうだ。

ゆずぽん、理解と協力をありがとう。

明日には、産まれたてだった子馬も立派に走れるようになるはずよ


育児サークル「わはは」
投稿者:かつら

幼稚園考

2008-06-13 13:18:26 | Weblog
投稿者:ゆうこ

 転勤が決まって、真っ先に悩んだのは長男の幼稚園のことだ。
年度途中での編入をしてくれるところなど、簡単に見つかるだろうか。
だいいちこんな夏休みのさ中では、連絡の取りようもない。
長野県では、公立保育園に比べ幼稚園の数がかなり限られる。
近所の子どもは、みな徒歩で通える保育園に上がるのが普通だと聞いて、うちも考えてはみたものの、やっと幼稚園の生活に慣れたばかりでその気になれない。
そんな折、祖父がめぼしをつけてきてくれた幼稚園からよい感触を得たときは、本当に救われる思いだった。

「夏休み中の転勤で、さぞご心配でしたね。ちょうど1クラス欠員がありますので、お住まいが落ち着いたらどうぞいらしてください」。
親切な応対に、電話一本で心は決まった。

隣町のお寺が経営するその園は、りんご畑の真ん中にたたずみ、赤いとんがり屋根とウッドデッキの園舎が山々の緑によく映える。
田舎にしては垢抜けた制服もグ~。
ネットを見ながら、期待はどんどん膨らんだ。

まさか、早々に決めてしまったことをあとで後悔しようとは、夢にも思わなかったのである。


引越後、さっそく手続きに出向いた私は、門をくぐってすぐに違和感を覚えた。「♪ことりはとっても歌が好き~」とか、「♪まいごのまいごの こねこちゃんっ」といった、幼稚園にはつきものの、あのかわいらしい歌声が聞こえてこない。代わって、「絢香」風のメロディーに乗って、命や友情を讃えた歌が流れてくる。悪くはないが、幼稚園児にはどうも不釣り合いだし、お風呂で一緒に歌う楽しみを奪われたようでなんだか寂しい。

気を取り直して教室の奥をのぞくと、
「おおきくなったら みんなのために つくせるひとに なりましょう」
のスローガンが。
仏教系やキリスト教系の園では当たり前の光景なんだろうか。
少なくとも、東京で慣れ親しんだM幼稚園とは、かなり勝手が違うことは覚悟せねばならない。

そういえば、授業中に見知らぬお客がやってきたというのに、みなお行儀がよすぎるじゃないか。
とんでもなく場違いなところに来てしまった。

遊戯室では、体操服の子どもたちが、仰向けにブリッジしたまんま4つの手足を器用に動かし、スイスイと床を歩き回っていた。
うまくできなくてまごついている子など、ひとりもいない。
「“ブリッジ歩き”は元々年長組のカリキュラムなんですが、下の子がどうしてもやりたいというので、試しに教えたらホラ、この通り」と園長先生は嬉しそう。

確かにスゴイ。

スゴイけど、半年後に長男がこれをやっている姿が、どうしても想像つかない。
最後に訪れた年長組では、静まり返る教室で子どもたちが、黙々と「かきかた帳」に取り組んでいた。

えっ? 幼稚園ッテ、遊ブ所ジャナカッタノ??

こんな幼稚園があったんだ! 
もっとよく調べるべきだった。
でももう後の祭りである。

そういえば東京でM幼稚園を選んだときだって、幼い頃に自分が通った幼稚園と雰囲気がそっくりだからと早々決めてしまった。
ほかのお母さんたちに習って、いくつもの園を見学したり熱心に情報収集をしておけば、今回のような失敗はなかったはずだ。

うちは今こんな詰め込み教育を望んではいない。
かといって、この動揺を子どもに悟られてはマズい。
結局、後戻りはできなかった。

ほんとうにこれでよかったんだろうかという不安に、繰り返し襲われた。
運動会、生活発表会、幼稚園祭、それに毎月の誕生日会さえ、招待された父母たちを驚かさんと、厳しい練習を強いられているようだ。
本気で転園を考え、夫にもそのことを切り出してみた、だが肝心なのは本人の気持ちである。
行きたくないとか、毎日がつまらないといった様子は感じられない。
もう少し様子を見ようというまま、月日は去った。

結局この春、長男は年中に進級した。
「行きたくない」という日は今までに一度もない。
逆に、「ほらみて、ブリッジできるようになったんだよ」と、得意になってそっくり返って見せたり(どうみてもつぶれたヒキガエルだけど)、いろんなことに積極的に取り組むようになったのは驚きだ。
どうやら先生方の褒め方に、秘密はあるらしい。
春休みのかきかた帳や絵本読みの宿題も、「ここまでするか!」と親は辟易させられたが、当の本人は遊びの延長という感覚で楽しんでいた。
その姿に心配な面は見当たらない。


先日、保育参観の席で園長先生が、こんなことをおっしゃった。
「最近、とかく順位をつけることを嫌う風潮が多く見られますが、私は反対です。運動会でどんなに頑張って走っても1等賞がもらえないなんて、おかしな話ではありませんか。子どもたちが自ら、ああなりたい、こうなりたい、と憧れや目標をもつことは、とても大切なこと。うちの園の子どもたちが、みんな年長さんたちに憧れて、自発的にブリッジや読み書きに挑戦したがるのがいい例です」。

最近の長男のがんばりをみていて、そうなのかもしれないと思う。
幼稚園時代くらい自由に遊ばせて欲しい、という気持ちは、正直いって今でもある。遊びの中からこそ、想像力の礎が培われると信じるからだ。
しかし、今回のすったもんだで、つくづく思い知らされたことが2つある。

やれ無理だとか、うちの子には合わないとか親が気を揉んでみたところで、子どもの順応性にはかなわないということ。
2つめは、わずか5歳といえど、もうすでに親の価値観とは別の世界を、彼らはしっかり築き始めていることだ。

毎日楽しそうにバスから手を振る姿は、なんともかわいらしい。
だけどそのあどけない笑顔の奥底に、着々と巣立ちへの力が蓄えられているようだ。


育児サークル「わはは」
投稿者:ゆうこ

図書館の利用方法

2008-06-07 14:47:46 | Weblog
投稿者:かつら


「今日は雨だからお外で遊べないねぇ」
残念そうにつぶやく私に、最近“まぁいっか~”が口癖の娘は笑顔で答える。
「うん、遊べないねぇ…まぁいっか~!じゃあさ~今日は図書館にいこうよ!」


 特に予定もなく、天気が悪くて外遊びも出来ない週末、私たち母子はよく図書館へと足を運ぶ。
図書館の利用は、子どもにとって大きなメリットがあると私は思う。

 0歳から作れる貸出カード。
自分の名前の書いてあるカードを持っているだけ嬉しいようで、カードを入れた小さなポーチを肩から下げ、自分で借りたい本を選び、「お願いします」と、カウンターに持っていく。
最近は、「ありがとうございました」と言って上手に返却も出来るようになった。

読書好きな私に付き合い0歳の頃から図書館を利用しているためか、大きな声で騒いだり走り回ったりすることはなく、本に親しみを持つようになり、何度も読んでいるうちに暗記して一人で読むようにもなった。
本を通しての新しい発見や情報もたくさんあるし、お金もかからない。
雨の週末にはモッテコイの過ごし場所だ。

母子ともに有意義な週末を楽しんでいる。

そう、母子ともに。

夫はというと…。

家族そろって有意義な週末を過ごせればいいのだが、“世間の休日である週末”は、夫にとっては“稼ぎ時の週末”なのだ。
帰宅も平日以上に遅い。

 幼稚園・学校・サークルなど、子どもたちのイベントが開かれるのはほとんど週末だ。
たまには子どものイベントにも参加してほしい、
たまには家族でのんびりとした週末を過ごしたい…
なんて、今のところなかなか叶わない望みだ。

 そのうち親がウザイと思うようになる時期がくるだろうし、子どもが小さい今の時期こそ家族で過ごしたいものだが…。
まぁいっか~!そのうち家族で過ごせる週末が来ることを願って、今は娘と2人で“雨の日の図書館”を楽しもう♪


育児サークル「わはは」
投稿者:かつら

「理性か、直感か」

2008-06-07 13:36:58 | Weblog
投稿者:東天亭埜香

「よく考えなさい」とは、親や先生が子供に向かって言う言葉の一つでしょうが、考えた結果、正しい結論に結びつく、とは限らないのが、世の中の面白いところなのかもしれません。だいたい、子供が怒られているときに、なぜ、怒られているか、子供は分かっています。多くの場合、これを知られたら絶体絶命になる、という核心部だけは知られないようにするために、色々と取り繕って、どんどん墓穴を掘ってしまうのでしょう。
 さて、世の中で「理性」で考えて分かる場合は、算数の問題ぐらいで、元から覚えていない漢字や英単語、歴史の人物などは、いくら考えても出てきません。奥さんがなぜ、機嫌が悪いか、なども、考えて分かるようだったら機嫌は悪くなりません。(分からないときは、下手に「どうしたの?」と聞くと「何でそんなことも分からないの?!」と怒られる、聞かないと「あなたは不人情ね!」となります。僕は…気付いた時だけは、夕食後、お皿を洗います。)
 
百人一首の日本一になるような人は、次にどの札が読まれるか分かることがあるそうです。これは、神がかり的な「直感」ですが、我々も、考える前に、どっちを選んだらよいか、薄々分かることもあるようです。

見知らぬ町で食事するとき、どの店に入るか。大当たりのお店をあてることはなかなかできませんが、“はずれ”は、食事が運ばれてくる前までに、分かることが多いようです。お店の前が汚れている、店員の態度が横柄だ、薄暗い、待たせる、店の人がけんかしている、などのことが表面に現れてくる要素でしょうが、考えなくても雰囲気で、「何となく、この店、いやじゃない?」と感じ取ることができます。(ここで、この直感の声に従えれば、おいしいものを食べられる可能性が広がるのですが、時間、場所、予算、タイミング、見栄などの諸事情により、なかなかお店を出られません。)

 食材を選ぶときも、値段に左右されるのではなく、ぐるっと店内を一巡りすると、「これがいい」と見えてくることがあります。この場合、普段からバランスよく食べることを心がけておくことが必要なのではないかと思っています。スナック菓子や、化学調味料のように刺激が強いものに慣れてしまっていると、自分の体のセンサーが弱ってしまうようです。無理ではない範囲で食べ物に気をつけて、自分の体の声が聴けたらよいと思います。

 休日に、休むか、遊びに行くか、も難しい問題です。せっかく時間があるのだから、とあえてどこかに出かけると、疲れだけがたまってしまう、ということがあります。(特に、僕は“けち”なので、休むのがもったいない、と思って今まで過ごしてきて・・・体を壊しました。)なのでこの頃僕は、損得を考えるのではなく、直感で何をしたいか、に従うように心がけています。



育児サークル「わはは」

投稿者:東天亭埜香