投稿者:かつら
昨年のクリスマスイブ、長女の柚希は4歳になった。誕生日、(あれ?サンタさんからだったっけな)柚希は自転車をプレゼントしてもらった。
さっそく大喜びで乗り回し、数日後に「補助輪を取りたい」と申し出てきた。
え?もう取るの?まだ早いのでは…と思ったが、本人の強い希望で補助輪を外すことにした。
しかし、「寒い」「手袋が嫌だ」「毛糸の帽子をかぶりたくない」等々いろいろな理由をつけ、まともに練習しないまま3カ月が過ぎた。
桜やチューリップがいっせいに咲きだし、季節はすっかり春になった。色とりどりの花に負けないほど鮮やかなピンク色の自転車もそろそろ活動したい頃だろう。
もう寒くはない、手袋も毛糸の帽子も不要だぞ!春休みのうちに練習しよう!と私に急かされ、柚希と自転車はいざ出陣。
すると、交通公園や小金井公園で数回の練習を経て、すぐに乗れるようになった。
この数カ月は一体何だったのだろうかと思うほどスイスイ乗れるようになったのだ。
しかし、漕ぎ出しやブレーキ、そしてスタンドの上げ下げはまだまだ怪しい。
夕方や週末は隣りについて指導を重ねた。
何とか形になってきたある日、つぐちゃんが練習に付き合ってくれた。
すると、「右足からグッと漕いで」「こっちの足をついて」などのつぐちゃんの誘導に柚希は戸惑い気味である。
その様子を見て私はハッとした。
左利きである私は、無意識のうちに全ての動作を左で教え込んでいたのである。
自転車を押しながら歩く時は自転車が左側、漕ぎ出しは左足から、ブレーキは左がメイン…。
慣れないながらも私の教えを受け入れ、素直に練習してくれた柚希。
それが何とか形になったところで、つぐちゃんに逆の動作を教えられたのだから、それは戸惑う訳である。
よくよく観察してみると、自転車を止めスタンドをたてる時には、わざわざ反対側に移動しているではないか。
グラグラ揺れる自転車を小さい体で必死になって支えている。
ママチャリで片足スタンドではない私はあまり不便さを感じていなかったが、右利きで自転車初体験の柚希にとっては駐輪一つをとっても大作業だったのである。
あぁ反省…
今後も利き腕が異なるがために、様々な支障が出てくるであろう。
慎重に行動しようと思った。
しかし、子どもの順能力ってスゴイな~。
「左」と言ったら左で、「右」と言ったら右で覚えるのだから。
そういえば、箸も鉛筆も全て左の私であるが、小学生のときに母の隣りで見よう見まねで覚えた「りんごの皮むき」だけは今でも右である。
りんご、じゃがいも、大根などクルクル皮をむくものだけは、今でも包丁を持ち替えて右手を使っている。
その後、つぐちゃんや夫に教えてもらった柚希はというと…
漕ぎ出しや止まった時に地面に着く足など、軸となる足は左のままである。
出だしって肝心なんだな、とつくづく感じた。
自転車に限らず何事も。
育児サークル「わはは」
投稿者:かつら
昨年のクリスマスイブ、長女の柚希は4歳になった。誕生日、(あれ?サンタさんからだったっけな)柚希は自転車をプレゼントしてもらった。
さっそく大喜びで乗り回し、数日後に「補助輪を取りたい」と申し出てきた。
え?もう取るの?まだ早いのでは…と思ったが、本人の強い希望で補助輪を外すことにした。
しかし、「寒い」「手袋が嫌だ」「毛糸の帽子をかぶりたくない」等々いろいろな理由をつけ、まともに練習しないまま3カ月が過ぎた。
桜やチューリップがいっせいに咲きだし、季節はすっかり春になった。色とりどりの花に負けないほど鮮やかなピンク色の自転車もそろそろ活動したい頃だろう。
もう寒くはない、手袋も毛糸の帽子も不要だぞ!春休みのうちに練習しよう!と私に急かされ、柚希と自転車はいざ出陣。
すると、交通公園や小金井公園で数回の練習を経て、すぐに乗れるようになった。
この数カ月は一体何だったのだろうかと思うほどスイスイ乗れるようになったのだ。
しかし、漕ぎ出しやブレーキ、そしてスタンドの上げ下げはまだまだ怪しい。
夕方や週末は隣りについて指導を重ねた。
何とか形になってきたある日、つぐちゃんが練習に付き合ってくれた。
すると、「右足からグッと漕いで」「こっちの足をついて」などのつぐちゃんの誘導に柚希は戸惑い気味である。
その様子を見て私はハッとした。
左利きである私は、無意識のうちに全ての動作を左で教え込んでいたのである。
自転車を押しながら歩く時は自転車が左側、漕ぎ出しは左足から、ブレーキは左がメイン…。
慣れないながらも私の教えを受け入れ、素直に練習してくれた柚希。
それが何とか形になったところで、つぐちゃんに逆の動作を教えられたのだから、それは戸惑う訳である。
よくよく観察してみると、自転車を止めスタンドをたてる時には、わざわざ反対側に移動しているではないか。
グラグラ揺れる自転車を小さい体で必死になって支えている。
ママチャリで片足スタンドではない私はあまり不便さを感じていなかったが、右利きで自転車初体験の柚希にとっては駐輪一つをとっても大作業だったのである。
あぁ反省…
今後も利き腕が異なるがために、様々な支障が出てくるであろう。
慎重に行動しようと思った。
しかし、子どもの順能力ってスゴイな~。
「左」と言ったら左で、「右」と言ったら右で覚えるのだから。
そういえば、箸も鉛筆も全て左の私であるが、小学生のときに母の隣りで見よう見まねで覚えた「りんごの皮むき」だけは今でも右である。
りんご、じゃがいも、大根などクルクル皮をむくものだけは、今でも包丁を持ち替えて右手を使っている。
その後、つぐちゃんや夫に教えてもらった柚希はというと…
漕ぎ出しや止まった時に地面に着く足など、軸となる足は左のままである。
出だしって肝心なんだな、とつくづく感じた。
自転車に限らず何事も。
育児サークル「わはは」
投稿者:かつら