投稿者:ひろみ
「お父様とお母様、どちらがこわい存在ですか?」
先日、つぐちゃんちでも、
少し雑談で話題になったのですが、
長男が幼稚園の頃、
副園長先生のF子先生からされた質問です。
父母会でされたその質問に、
七割くらいが、「お母さん」と答え、
我が家も「お母さん」と答えていたような気がします。
それに対して、F子先生は、
「やはり『お父さん』のほうが、家庭においては“しまり”が良いですね。
普段細かいことをあれこれ言わなくては行けない『お母さん』に対し、
いざという時、びしっと叱ってくれる大きな存在が、
家庭に安定と揺るぎなき強靭な精神をもたらす・・・云々」
といったお説教?でした。
そこで、早速、
長男に同じ質問をしたところ、
すかさず「若宮のおじいちゃん!(私の父)」と答えました。
確かに、年をとってだいぶ円くなりましたが、
一見昔風の父は、私にとっても幼い頃こわい存在でした。
そんな家庭で育ち、
F子先生の言葉が脳裏から離れない私は、
いざという時、
夫にびしっと叱って欲しいのですが、
いつも私がプンプン・ブンブン怒っている状態。
ある日、
「こういう時は、ちゃんと父親からびしっと言ってよ!」
と文句を言った所、
「だって、言おうとすると、その前に爆発しちゃってるじゃない。」
「・・・。」
昔、ある女優さん、だったと思いますが、
「母は、“靴”のような存在。
外に出て行くのに、しっかりと大地に足をつけて歩み出すため、
守り支え、生きていくために、基盤となる健康な心と体の礎となる。
父は、“オーバーコート”。
冬の厳しい寒さから守ってくれるコートは、
社会で厳しい風雨にさらされた時、
それを羽織って立ち向かえる重厚さ・あたたかさを持っていた。
春になって、それを脱ぎ捨てる時になってもそれに守られた安心と温もりを、
次の世代に受け継いでいきたいと思う」
といったような話をしていたことを記憶しています。
今は、共働き世代となりつつあり、
昔は社会の厳しさを教えるのは父、
母は家庭で見守る存在という役割の境界線は曖昧になりつつあるのかな、
と感じますが、
それでも「父性」や「母性」は存在し、
どちらかが、その役割を演じなくてはならないと
思う場面に出くわすことがあります。
ちなみに。
三男に
「こわいのは、お父さん?お母さん?それとも・・・?」
「う〜ん、おばけ!」
でした!
まだまだ、親として甘いのかなあ〜と思う一方、
まだ社会の厳しい風雨に晒されていない平穏な世界なのかと思ったりします。
いずれにせよ、
子ども達が、社会へ巣立っていくために心の拠り所となる
インパクトのある親をめざしつつも、
まだまだかなと思う毎日です。
皆さんのおうちでは、どうなんでしょうか?
育児サークル「わはは」
投稿者:ひろみ
「お父様とお母様、どちらがこわい存在ですか?」
先日、つぐちゃんちでも、
少し雑談で話題になったのですが、
長男が幼稚園の頃、
副園長先生のF子先生からされた質問です。
父母会でされたその質問に、
七割くらいが、「お母さん」と答え、
我が家も「お母さん」と答えていたような気がします。
それに対して、F子先生は、
「やはり『お父さん』のほうが、家庭においては“しまり”が良いですね。
普段細かいことをあれこれ言わなくては行けない『お母さん』に対し、
いざという時、びしっと叱ってくれる大きな存在が、
家庭に安定と揺るぎなき強靭な精神をもたらす・・・云々」
といったお説教?でした。
そこで、早速、
長男に同じ質問をしたところ、
すかさず「若宮のおじいちゃん!(私の父)」と答えました。
確かに、年をとってだいぶ円くなりましたが、
一見昔風の父は、私にとっても幼い頃こわい存在でした。
そんな家庭で育ち、
F子先生の言葉が脳裏から離れない私は、
いざという時、
夫にびしっと叱って欲しいのですが、
いつも私がプンプン・ブンブン怒っている状態。
ある日、
「こういう時は、ちゃんと父親からびしっと言ってよ!」
と文句を言った所、
「だって、言おうとすると、その前に爆発しちゃってるじゃない。」
「・・・。」
昔、ある女優さん、だったと思いますが、
「母は、“靴”のような存在。
外に出て行くのに、しっかりと大地に足をつけて歩み出すため、
守り支え、生きていくために、基盤となる健康な心と体の礎となる。
父は、“オーバーコート”。
冬の厳しい寒さから守ってくれるコートは、
社会で厳しい風雨にさらされた時、
それを羽織って立ち向かえる重厚さ・あたたかさを持っていた。
春になって、それを脱ぎ捨てる時になってもそれに守られた安心と温もりを、
次の世代に受け継いでいきたいと思う」
といったような話をしていたことを記憶しています。
今は、共働き世代となりつつあり、
昔は社会の厳しさを教えるのは父、
母は家庭で見守る存在という役割の境界線は曖昧になりつつあるのかな、
と感じますが、
それでも「父性」や「母性」は存在し、
どちらかが、その役割を演じなくてはならないと
思う場面に出くわすことがあります。
ちなみに。
三男に
「こわいのは、お父さん?お母さん?それとも・・・?」
「う〜ん、おばけ!」
でした!
まだまだ、親として甘いのかなあ〜と思う一方、
まだ社会の厳しい風雨に晒されていない平穏な世界なのかと思ったりします。
いずれにせよ、
子ども達が、社会へ巣立っていくために心の拠り所となる
インパクトのある親をめざしつつも、
まだまだかなと思う毎日です。
皆さんのおうちでは、どうなんでしょうか?
育児サークル「わはは」
投稿者:ひろみ