藤原智美著「文は一行目から書かなくていい」(プレジデント社)。
本棚の整理をしていたら、この本が出てくる。
もう一度読もうと思ってそのままだった本。
何箇所かに、付箋(ふせん)が貼ってある。
そういえば、この本には「付箋」について
「私は資料として使う本は、最初に読んで貼った
付箋の部分だけを二度読みします。
そこで必要ないというもはどんどんはずしていく。
そうすると、重要な部分だけになり、後が使いやすい。
・ ・・・・・
もし付箋の多さで自分を安心させ、中身を理解した
気になっていると手痛い失敗をしそうです。」(p178~179)
うん。うん。
それならばと、この本に残した付箋の箇所を
はずしながら、3つに減らす(笑)。
以下に、残った3つを紹介。
一つ目は、「文章術の王道」という箇所。
「書くということは、心の動きに
引っかかったピースを、すくいあげて
言葉にする行為だといってもいいでしょう。
・ ・・・・
『伝わる』文章を書くことの秘訣を
一つにまとめるとすると、それは
日々の心の動きをないがしろにせず、
自分の内面に目をとめて、
それを言葉として残しておくこと以外にないのです。
まわりくどい方法のようですが、
これが文章術の王道です。
案外、簡単なことではありませんか?」(p185)
二つ目は、
ここかなあ。
「ネット上では文全体を省いて
タイトルだけが流通し、
読む人がそれですべてを判断する
といったことがありがちです。
言葉がデジタル化されたことで、
この種の勘違いは増えている印象があります。
・ ・・・・
文脈を読まない、あるいは読めない人が
増えてきたであろうことも見逃せません。」(p150~151)
最後に付箋を残したのは
というと、
「デジタルな世界では、
むしろ選択肢が広がるほど自由度がなくなっていく。
私はそんな印象を抱いています。
実際は、無意識のうちにランキング頼りになって、
多くの人がいいという無難なものを選らばされている。
・ ・・・・・
ランキングに頼ることは、
自分の物差しを磨くのをおろそかにするということです。
・ ・・・
実は書き手としては、みんながランキングに依存しているときこそ、
直観力を発揮するチャンスです。
ほかの人たちが一つの方向を向いているときに、
自分の嗅覚を信じて、『このブーム、何かおかしい』
ということがいえるかどうか。
そこが腕の見せどころといってもいい。」(p144)
うん。付箋が減り、すっきりしました(笑)。
すっきりはしましたが、
こうしてブログに書き写すと、
3つでも、多い印象をあたえるかなあ(笑)。
それはそうと、私には
気になる本なので、また再読する際には、
べつの箇所が浮上することを願って。
うん。そんなに欲張ってはいけないね(笑)。
本棚に 一期一会を 再読し 和田浦海岸
本棚の整理をしていたら、この本が出てくる。
もう一度読もうと思ってそのままだった本。
何箇所かに、付箋(ふせん)が貼ってある。
そういえば、この本には「付箋」について
「私は資料として使う本は、最初に読んで貼った
付箋の部分だけを二度読みします。
そこで必要ないというもはどんどんはずしていく。
そうすると、重要な部分だけになり、後が使いやすい。
・ ・・・・・
もし付箋の多さで自分を安心させ、中身を理解した
気になっていると手痛い失敗をしそうです。」(p178~179)
うん。うん。
それならばと、この本に残した付箋の箇所を
はずしながら、3つに減らす(笑)。
以下に、残った3つを紹介。
一つ目は、「文章術の王道」という箇所。
「書くということは、心の動きに
引っかかったピースを、すくいあげて
言葉にする行為だといってもいいでしょう。
・ ・・・・
『伝わる』文章を書くことの秘訣を
一つにまとめるとすると、それは
日々の心の動きをないがしろにせず、
自分の内面に目をとめて、
それを言葉として残しておくこと以外にないのです。
まわりくどい方法のようですが、
これが文章術の王道です。
案外、簡単なことではありませんか?」(p185)
二つ目は、
ここかなあ。
「ネット上では文全体を省いて
タイトルだけが流通し、
読む人がそれですべてを判断する
といったことがありがちです。
言葉がデジタル化されたことで、
この種の勘違いは増えている印象があります。
・ ・・・・
文脈を読まない、あるいは読めない人が
増えてきたであろうことも見逃せません。」(p150~151)
最後に付箋を残したのは
というと、
「デジタルな世界では、
むしろ選択肢が広がるほど自由度がなくなっていく。
私はそんな印象を抱いています。
実際は、無意識のうちにランキング頼りになって、
多くの人がいいという無難なものを選らばされている。
・ ・・・・・
ランキングに頼ることは、
自分の物差しを磨くのをおろそかにするということです。
・ ・・・
実は書き手としては、みんながランキングに依存しているときこそ、
直観力を発揮するチャンスです。
ほかの人たちが一つの方向を向いているときに、
自分の嗅覚を信じて、『このブーム、何かおかしい』
ということがいえるかどうか。
そこが腕の見せどころといってもいい。」(p144)
うん。付箋が減り、すっきりしました(笑)。
すっきりはしましたが、
こうしてブログに書き写すと、
3つでも、多い印象をあたえるかなあ(笑)。
それはそうと、私には
気になる本なので、また再読する際には、
べつの箇所が浮上することを願って。
うん。そんなに欲張ってはいけないね(笑)。
本棚に 一期一会を 再読し 和田浦海岸