わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

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守護霊について(2)

2020-08-06 11:01:00 | 癒し
         (前日からの続き)
記憶というのは、これはずっと前生、前々生と
さかのぼって行って、つまり、我々が肉体人間
になって修行をずっと重ねて行って、あらゆる
天命そのもの光そのものの光明体になるまでの
その修行、その途中途中で、例えばこの世の中に
50回生まれてくる人、100回生まれてくる人、
いろいろある訳ですが、その中での記憶を全部
いちいち持ってたら、人間というものは苦しくっ
てですね、この世の中に生きていられないから、
それを消してゆく訳ですね。
だけども、その中で、それぞれのかかわりの中で、
この人がついた方がいいなあ、この人を
この一生を貫かせるためには、こういう人が
守護霊さんとしてついた方がいいなというのを、
霊界の方で決めて、そして、それが例えば、教師
であるなら、子どもたちと一緒に遊べるような
無邪気な、そうして霊性も高い、そういう人の
守護霊さんというものを、そうして、関わりの
ある人を連れてきてそこに付かせる訳ですね。
だから、よく私が申しますが、天才の仕事
というものは、あるいは天才でなくても秀才
でも鈍才でも構いませんけれども、我々の仕事
というものは、守護霊さんに助けられてやって
いるんだと。

例えば、音楽家の仕事であっても、その音楽家
ならずっと霊視してゆけば、バッハがついている
とかベートーヴェンがついているとか
シューベルトがついてるとかね。
あるいは滝廉太郎がついているとかね。
そういう何か、その道ですごい仕事をした人の
守護霊さんがついているという場合もありますし。

その守護霊さんというのは何かというと、愛念
なんですね。
あなたならあなたの一生、その人ならその人の
一生というものをよく知り抜いていて、そして
しかも、愛し抜いていて、そうして守り抜くと。

それは、この世の中へあなた方が出てくる前
から、そして、今度死んで肉体がなくなって
向こうの世界へ移って、向こうの霊界修行でも、
その守護霊さんというのはずっとあなたたちを
守ってついてゆく。
守護霊さんというのは休息がないわけです。
肉体人間というものは、ずっと眠らずに何日か
起きてらっしゃいと言えば、一週間もすれば、
人間は死んじゃいますね。
何故かというと、霊要素というものを眠ってる
間にこっちで(こっちでと言うのは霊界で
ですよ)、霊界で補給しないことには、人間
というのは生きてゆけないから、そこで眠らせて
生命をつないでゆく訳ですけれども、守護霊さん
というのは、そういう休息がないから、その人の
一挙手一投足どころか、一秒一秒一瞬一瞬の
その人の想いに付き合って、その想いの中に、
すこしでもきついものね、つまり、やりきれない
もの悲しいもの──色んな想いが出てきた時に、
それをどんな風にして消すか、軽くするか。
つまり、この世の中をただ単に肉体だけでは
なくて、霊の生命もですよ、全部含めて、どう
やったら生きやすくするかという事を四六時中
考えてる。

それはやっぱり、守護霊さんというものが
神様の愛というものを知ってて、そうしてその
愛念をよく知り抜いて、あるいは体でうつした
人だから、それが出来るんですね。
これはやっぱり、そういうことがわからない人が
守護霊さんにつくということはないんです。
そうでなかったら、守護霊さんの方が
潰れちゃいます。
            (翌日に続く)