わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

(記事はリンクフリー)

愛について

2011-02-18 08:46:52 | 癒し
 皆さんおはようございます。今日は、愛ということに
ついてお話したいと思います。

 人間が生きてゆくなかで、欠かすことの出来ない
ものは、いくつかあります。水、空気、その他考えれば
色々ある。これらは、私達の肉体が生命を保つ上で、
欠かせないものです。よく、山道に迷って、一週間、水
だけで生きのびたなんていう記事がありますが、水は、
本当に、我々の生命の源なんですね。

 ところで、この生命の源ということも、ずっと考えて
ゆきますと、最終的には、愛に、神様の愛にたどり着く
わけです。

 空気や、水は、我々の肉体の生命を生かしめるために、
是非とも必要な、欠かすことのできないものでありますが、
その肉体を養い、またかたちづくっている根元は、愛
という神の心なのであります。

 我々一人一人の生命は、神の愛、神の光を受けなければ、
とても生きつづけられるものではありません。

 人間は、神の愛によって生かされている。そして又、
神の愛が、この身に、心に、喰い込んでいる存在なので
あります。

 このことを忘れて、本当に生き生きと生きることは
むずかしいのであります。

 思いやりを持つこと、人をおもうこと、愛深くあること。
 神の愛は、私たちの中に、光となって宿っているのです。

 一人が一人に、やさしく接する時、そこに神様の光は
かがやくのであります。私どもの心も平和になるので
あります。

 愛というものがあって、はじめて生きることが出来る。
 人間とはそういう存在なのであります。
 
 愛すること、愛されることを知り、祈ること、祈られる
ことのなかに、真のよろこびを見出してゆく、私達は
そこにこそ存在のよろこびを見出してゆくのであります。

    昭和61年8月27日 記
                     五井 昌久