「こだわり」の哲学と実践

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結腸ポリープ切除術(第三話)

2013-09-12 00:39:43 | Weblog
446号室は6人部屋。私が3人目。部屋は広く、明るく、備品も整っている。ベッドも電動で快適である。さて、まずは、病院貸与のパジャマに着替え、カミさんへ電話。「ポリープが見つかり、切り取ってもらった」「絶対安静のため、入院することになった」「持ってくるものを言うから、メモして」「着替え、洗面道具、タオル、コップ、携帯ラジオ、いつもの老眼鏡、薬」と。カミサン「わかった。持ってくわ」。家から病院までは、車で5分も掛からない距離。しばらくしてカミサンが病室に到着。「どう?調子は?」「大丈夫だ。大したことはない。」「今日は、キズ口からの出血がないよう、安静にしていろ」ということだ。出血の無い事が確認できたら、明日一杯で退院できるらしい」。「指示した物、持ってきたか?」とチェックすると、慌てていたようで、携帯ラジオではなく、「携帯メトロノーム」が入っている!オイ、これメトロノームじゃん(大笑い)。大きさは確かに似ているけど、コレじゃ、ラジオ聞けないよ!・・・もう一度取りに帰った。しばらくして、午前中に同室で雑談をしていた方も手術を終え、偶然、隣のベットへ、運ばれてきた。話を聞くと、結構でっかいポリープだったらしく、ピンポン玉大くらいで、黄門様から出られずに、バラして出したらしい(笑)自分とは大違いで、結構辛そうである。昼間の元気はどこえやら、といった感じ。食事もできないらしい。傷口も大きいとのこと。一方、私の方は、なんとか、落ち着いて、ベットへ横になり、持参した「単行本」を読み始める。明日までに読破しよう。病院の食事は決して美味しいとはいえないが、「全粥」と消化に良いメニューであることは間違いない。テレビは観ずに、ラジオと読書で過ごすことに決めた。「なに、明日までの辛抱だ」夜10時に消灯である。翌朝6時に起床。良く眠れた。久々にグッスリ寝た感じがする。幸い、腹部の痛みや違和感は感じない。朝食後、副院長先生が確認に来た。出血が無ければ、退院していいそうだ。しばらくして、恐る恐る排便をし、ブザーで看護婦さんを呼び出し「便チェック」を受ける。出血は無さそうである。「次の排便も呼んでね!」と。・・じぇじぇじぇ!じばらく出ないよ。昼飯をたいらげ、しばらくして、第二回目のチェック。「合格!」がもらえた。そして、退院手続き。精算は3割負担で約35,000円也。16:00頃無罪放免となった。しばらく、「お酒ダメ」との指示あり。やむを得ず、明日の「飲み会」はキャンセルの連絡を入れた。
おしまい