お見舞い

昨日は春らしい比較的暖かな日でした
でも不覚にも平素グループでお付き合いいただいている方の病気見舞いを
計画されていましたのに日程の勘違いから慌ただしく出掛ける羽目に
なってしまいました
そんな時私は決まって病的強迫観念に見舞われるのです
ガスの元栓　電気　戸締り今したばかりなのにまた最初から改めて点検したり

お見舞いの方は急性期を過ぎて一次治療を終えた状態で近々リハビリ目的の
病院に移られる状況で経過を祈るおもいです

私も心配します　病は何時どんな状況でやってくるものか
もしいざということになったらと心配は山ほどあるのです　
家族はどう対処するだろう
やりきれなく思います

あの方が退院されたら歓んで頂こうとその昔母が楽しんで作ってくれていた
てまりを出してみました
母が亡くなったとき沢山の作品が大きな箱に収められていました
”お世話になった方に差し上げなさい“と語り掛けているようで実際に
周囲のお世話になった方に歓んで頂きました
今回も喜んで頂けるかしら　
全快とともに嬉しそうなお顔を早く見たいです

やってみようかと

新しく選んだ吟題「平家物語」について細い私の声では無理かと
少し悩んでいました
その少し前に師は私にはいいかもと
「桜祠に遊ぶ」をお勧めくださっていましたのに
でも平素から平家物語祇園精舎の一節
「祇園精舎の鐘の声　諸行無常の響きあり････」たまらなく好きだったのです
だから学ぶにはよい機会と思って飛びついてしまったのです

先日お稽古を始めて矢張り腹からの声に努力してこの吟題で頑張ろう
と思えるようになりました

今年は水仙の花が早くから咲いています
それなのにすぐ傍で新しく水仙が元気な芽を出しているのです
花それぞれに　さまざまでいいのだね

咲きそうです

今朝裏庭では山茱萸が花を開きそうにしています
でも面白いのです春らしい陽気がつづくとこんなに花を開きそうにする
のですが冬に逆戻りのような冷気が訪れると
“ああ　間違った”と言った風に
またつぼみを閉じてしまうのです
今日は大丈夫かしら

ときどき遠い昔のことを想い出すのです
息子が小学生のころ新学期に新しい教科書を貰って帰ると
私は待ち構えていて息子の好きなおやつを準備して云うのです
「新しい教科書何かいいこと書いてあるかね
お母さん今頃時々目がかすむから読んでみてくれる？」
息子はおやつを食べながら読んでくれたものです
お蔭さまで読めない文字が殆どなくてすらすらと読みます　
平素漫画をよく見ていて漫画にはふりがながつけてあるので
漢字も覚えているらしいのです
ああこれで今学期も漢字には苦労しないかもと
愚かな母親の私は少し安堵したものでした
私には楽しい思い出ですが息子は
そんな私の想い今も覚えているものかしら

言葉は通じなくても

先日スーパーストアで若い外国の男性の方が一人でお買い物していました
カレーやシチューの箱が沢山並んでいる売り場で頭を傾げながら携帯電話で
写真を撮っていました
ちょっとお節介気分になった私はその若い外国の男性に近寄って行き
「分かる？」とたずねました
彼はニコッと笑顔をして小首をかしげていました
「難しいね」と私は云いました
彼はきっと帰って携帯電話の写真を見ながら仲間と相談するのかも
箱の説明だって日本語で書かれているのだし失敗しながら料理してみるのかも

私がレジに行くと向かいのレジにひと足早く行っていた彼は私に改めて
人懐こそうな笑顔をみせました
まるで”先刻はありがとう“と言っているようでした
結局私は何の手助けも出来ませんでしたが彼には言葉も通じなかったけれども
国境を越えた理解者だと感じたように見えました
きっと彼はいい人なんだろう
日本に出稼ぎにきているのだろう
早く日本のことに慣れられますように

雪餅草が今年は芽を出さないのです　あまりに寒かったからかしら
少しずつ土を除きましたが何もないので植木鉢をひっくり返してみました
オットットト！！　　白い球根が芽を出そうとしているではないですか
私は慌てて土を被せました　大丈夫かしら　芽が出てくるかしら
悪いことをしてしまいました

新しい芽

今朝は少し暖かな陽ざしを嬉しく感じます
裏庭でみつけました貝母の新芽です
嬉しいではありませんか　こんなに寒い冬を越して新芽をみることは
もう無理かとおもっていましたのに
すくすく育って愛しい花をそっと咲かせてほしいもの





暑い夏も厳寒の冬も外の植木鉢で過ごしたヒヤシンスが新芽を出して
います　これから大丈夫かしら
葉を育てつぼみを育てやがて花開くかしら
屋内のヒヤシンスはそれは美しく咲いてくれましたが
少し可哀そう　でもたくましく花を咲かせるかも





寒アヤメが咲いています　花の少ないこの時季に喜びを与えてくれます
嬉しいですよ
そう　昨日は平昌オリンピックフィギアスケートでは金と銀のメダル
日本がとりましたね　
藤井聰太さんが朝日杯で優勝して中学生六段が誕生しましたね
嬉しいことが重なりましたね　
日本はいい国です