花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

やかましおばさん

2016年02月07日 09時31分08秒 | 日記
もう随分と以前のことです
ある日我が家の玄関の戸に“どーん”と物がぶつかる音がしました
急いで出てみました きっと少年の投げたボールが当ったのでしょう
子供が逃げて行く後姿がみえました
私としては「ボールが当たってしまいました」と潔く言ってくれる子供
がいいなあと思いましたのに

そこで私は
「こらあ!」
「逃げたら駄目でしょう!」「出ておいでよ!」と
大声を出しました
出てこんか?出てくるまで待っているから!と腹を据えました
しばら~くして頭をうな垂れた小さな少年が最初に出てきました 
すると少年4人が次々に傍に寄ってきました
「おばちゃんはね ボールが当たったことはちっとも怒ってないよ
隠れたことを怒っとるよ
これからは間違ったら逃げたりせずにちゃんと説明すればいいよ」
と言いました
最初に出てきたうな垂れた少年は汗をかいて泥のついた手で額を撫でていました
抱きしめたいくらい可愛く思いました

あの時の少年達もそれぞれに成長して懸命に子育てをしていることでしょう




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2 コメント

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こんばんは (そよかぜ)
2016-02-07 18:31:03
いいお話ですね。
大人になったその時の少年は、
きっとfyuouさまに言われたことを覚えていて、
自分の子供たちに、教えているでしょうね。
今は子供たちに注意する人も少なくなっていますし、
注意でもしようものなら親御さんが怒って来そうです。

fuyouさまのイメージがちょっと変わりそうです(笑)


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そうですね (fuyou)
2016-02-07 21:13:43
そよかぜさま

こんばんは
昔は本気で叱ってくれるおじさん オバサンがいたものですね
いまでは電車のなかなどで迷惑行為をしてもお母さんはしかられないですね
家庭のなかで振るい上がるくらい時には怒るお父さんの存在は大切と昔は言われていましたが今のお父さんは優しいですね
子供は叱られることないのかしら
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