花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

千の風になって

2016年12月26日 09時31分12秒 | 日記
年の暮を前にお墓参りに出かけました
暖かな冬の日でした
年の瀬は何となく気忙しく感じるものですが
私は却ってJRで半日かけてゆっくりと小旅行気分になれこころが
安らぎます 
お正月を迎えるのでお花は千両や葉牡丹も供えました

お寺に着くと少し様子が変わっていました
お寺さまのご親切な計らいでこれまでの墓参用の個人バケツは一掃
されて真新しいお揃いのお寺の名前がかかれた墓参用のバケツが沢山
準備されていました
お寺さまの新年の準備でとても新鮮に感じました

私はお墓に来るといつもお話ししたいことが山ほどあるのです
幸いお天気もよくてお寺の墓地には早い方はお参りを済まされて
周囲には人影もなくて
だから私はお参りを済ませてお話しも終えると墓前でご先祖さまに
詩吟を聞いて頂きました
吟題は今詩吟教室でお稽古中の「熊本城」を吟じました
ご先祖さまは前回よりは少しだけでも上達したと思って頂けたかしら

でも不思議です
「千の風になって」の歌では

 わたしのお墓の前で泣かないでください
 そこにはわたしはいません
 眠ってなんかいません  と歌われます

お参りが済むと私はいつも約束するのです
「また 早く参ります」



今朝は赤玉瓢箪木の紅葉がこんなに綺麗になっています