花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

ようやく

2016年10月07日 09時05分02秒 | 母を想う
暑かった今年の夏 今朝の気温が漸く平年並みとか
涼しくて空気がサラッとした感じで心地いい朝です
裏庭で今年初めて嫁菜の花が咲いているのを見ました
これから沢山きれいな薄紫色で咲くことでしょう

今日は私にとって忘れられない母の命日です
母が亡くなったあの日の朝戸を開けると裏庭では薄明りのなかで
早咲きの山茶花が一輪だけ花ひらいていました
あちらの世からのお迎えの花なのかこの世のお別れを告げる花なのかな
とふと思ったものです
母を失った悲しみは大き過ぎて
あの時感じたのです 耐えきれない程の悲しい涙は喉の奥から出るものだと

お母さん今日も感謝をこめて申します
私はあなたの娘でいられて幸せでした
今もこれからもずっとあなたの娘です