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ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

171118 前職OB、Fさんの才能に感銘。紳士服のAOKIで1年ぶり買い物、午後、九博ボラへ。

2017年11月18日 | ボランティア

 今年初めからメール交換している私の前職での同僚、OBのFさん。リタイア後も実にイキイキとシニアライフを満喫しておられる。専門はデザインや執筆、出版などになるのかその領域は計り知れない。今春初めて送っていただいた東京駅のペン画は実に素晴らしいものだった。

 今回3枚目の奈良国立博物館のペン画を送ってもらったがこれまた素晴らしいもので、ご本人の了解が得られるならこのブログでも紹介したいものと思っている。デッサン、絵画の才能にくわえて文章がじつに軽妙洒脱、読む人をうならせるものがある。どうも企業というのは社員の顕在、潜在する才能をどこまで引き出しえているかはちょっと疑問だね。

 そのFさん。今回のメールでリタイアシニアに必要なのはキョウヨウとキョウイクだという。今日処理すべき事があるか、今日くべきところがあるか?ということだ。今時、妻や子供に尊敬されている男が世の中にどれくらいいるか疑問だがリタイア族はいろいろ心悩ます。もともとこのブログを作ったのはそんなシニアに参考にしてもらうべく開設したようなものだからね。

 まあ我々が写真コンテストに出品するのもなにか人に認めてもらいたいとかの潜在願望があるからだろう。毎日が日曜日で家や図書館でごろごろしているリタイア族はあまりかっこいいものではない。かくいう私も3日に一度ブログをあげるためにあちこち撮影に出かけているようなものだ。

 今日は午前中、1年ぶりに紳士服のAOKIにでかけた。スーツにネクタイ、Yシャツなどほとんどタンスの肥やしだ。チラシに高品質礼服半額というのがあった。まわりは後期高齢者が続々。寿命が延びたとはいえ葬儀予備軍がわんさと増える。ずっと以前につくった礼服がだぶついて不格好だと妻などに言われ久しぶりにでかけた次第。バーゲン品のカジュアルコートやスラックスもあわせて調達。まあ年金生活者にふさわしい超お買い得の買い物だった。

 午後、九博にでかけ、ボランティア広報誌の誤字脱字文章などチェック。どだいボランティアの集まりだから専門家というわけでもない。素人があれやこれや検討するのだからびしっと決まらない。こんな時、前述のFさんなら写真や文章のレイアウトも含めてばっちり決めてくれたに違いない。

 その後、各ボランティアの代表者会議にも出席。交流課のY課長も海千山千の中高年のとりまとめは大変だろうが軽妙に議事をすすめてゆかれる。4月から始まったボランティア活動も8か月を過ぎんとしている。キョウヨウ、キョウイク両面からして参加してよかったというべきだね。

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171019 九博、新桃山展。信長秀吉家康、大航海時代の日本美術、特別観覧会出席

2017年10月19日 | ボランティア

 九博ボランティアも7か月目。今日もIPM環境部門のボランティア活動に出向く。たまたま14日から始まった特別展、「新・桃山展ー大航海時代の日本美術」の九博関係者向けと思うが特別観覧会があったのでインジケーター交換作業は9名のメンバーにお願いして観覧会行事に参加。

 「新」と銘打っているのは従来の桃山美術展の切り口だけでなく、種子島に鉄砲伝来、フランシスコザビエルの鹿児島上陸から島原の乱、ポルトガル断交、鎖国に至るざっと100年の間の大航海時代の文化交流を軸にして信長、秀吉、家康という3人の天下人を軸にした大美術展というわけ。

 企画にたずさわった学芸員の方の見どころレクチャーのあと約1時間観覧。教科書でみたザビエル像のほんものの絵画、狩野永徳の水墨画屏風、桃山最後の巨匠、海北友松の雲竜図、日本初公開の外国製の屏風、利休が愛した素晴らしい茶器など興味深い展示品が並んでいる。

1Fエントランスホールに設置されている黄金の茶室。

<安土桃山から江戸時代への100年の日本史概要>

1543   種子島に鉄砲伝来  
1549   フランシスコザビエル 鹿児島上陸 
     
1553   川中島の戦い 武田2万上杉1.3万 
1560  織田信長台頭。  桶狭間の戦いで今川義元粉砕、松平元康と兄弟の契り 
 1563 信長、美濃攻略 岐阜から天下布武宣言 

1568   信長上洛 足利義昭を室町15代将軍 比叡山延暦寺焼き討ち
1575   長篠の戦い 織田鉄砲群団が武田粉砕 
1576   信長安土城築城   桃山文化
1582   本能寺の変 明智光秀、信長を暗殺  茶の湯・千利休
         山崎の戦い 備中から秀吉急襲、光秀を討つ 南蛮貿易
1583   賤ケ岳の戦い 秀吉、柴田勝家を打倒、頂点へ  阿国歌舞伎
1585  秀吉天下統一  秀吉関白太政大臣  
1588   大阪城完成 刀狩と太閤検地  キリシタン高山右近改易
1592   朝鮮出兵文禄の役 15万大軍ソウル攻略  26聖人殉教イスパニア断交
1597   第二次朝鮮出兵 14万大軍を半島へ 
1598   秀吉伏見城で病没 五大老五奉行任命、秀頼支援を命じる。家康遺言無視 

1600   関ヶ原の戦い 家康の上杉討伐のすきに光成挙兵。関ケ原で光成西軍、家康東軍対峙 
        小早川秀秋の裏切り 西軍総崩れ、東軍圧勝 
1603 家康天下人  征夷大将軍、江戸に幕府開く 江戸城より市街地開発が優先された 
1605 秀忠  2代将軍へ 家康は大御所として駿府で にらみをきかす
      朱印船貿易、山田長政 日本の大航海時代。日本人町 
      秀吉の妻、淀君 秀頼の母として家康に歯向かう 
1607   江戸城天守閣工事 着工。5年後完成 
1614   大阪冬の陣 秀頼の方広寺再興釣鐘に文句 
1615 豊臣家滅亡  大阪夏の陣 武家諸法度 
1616   家康死去  
1623 家光  家光3代将軍 参勤交代など幕藩体制確立 
1637   島原の乱(天草四郎) ポルトガル断交 鎖国体制始まる。

4Fでは松林図屏風のレプリカが展示。

精緻にえがかれた南蛮屏風など双眼鏡などあればはっきりみることができて面白いかもしれない。特別展は11月26日まで。多くの人に見てもらいたいものだ

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170926 突然死、年間6万件、九博で普通救命講座受講、AEDなどの使用許可証明受領!

2017年09月26日 | ボランティア

 心筋梗塞、脳卒中、他突然死が年間6万件をこすらしい。脳は4分間血液がまわらないと脳細胞がやられ、助かっても植物人間になってしまう。救急車は全国平均で8.6分でかけつけてくれる。ペットの急病で救急車をよぶ不埒物もいるらしいが。

 心肺停止後の最初の数分の現場での一次救命措置いかんが、救急車が到着して救急病院に搬送されての二次救命措置での救命率、現場復帰期間の長さをきめる。

目の前で人が倒れた、妻が浴室で倒れた!どう行動するか?頭まっしろで呆然自失じゃ困るね。10時、九博研修室に20数名集合、AからEまで5班にわけ「普通救命講座」スタート。講師は救急手当の指導資格をもつ展示解説部会ボランティアのYさんとアシスタントのIさん。

 まずはDVD研修。ムザムザと近親者を突然死させてしまった家族の嘆き、それが国家的反省につながり全国にAED(自動体外式徐細動器)が設置された。救急講座をうけていた女子生徒がそれそれの機転と行動で突然倒れた人の命を救った事例などが紹介される。

 救命の連鎖が重要!

1、連鎖の一つ目は各人が突然死を普段から予防する。子供を怪我や溺水、窒息から守る。心筋梗塞や脳卒中の予防、兆候把握。早期の診療をうける。心臓はどこにある?臍から20センチ上くらいの胸の中心部、握りこぶし大と考えておけばよい。この辺りの締め付けられるような痛みが15分以上続いたら血流停滞、心筋梗塞の前兆。

 2、救命の二つ目の連鎖は早期認識と通報。

①   倒れている人の周囲の確認、自らの安全確認②   傷病者の肩をたたいて大声で呼びかけ反応確認、胸のあたりが上下するかをみて10秒以内に呼吸確認③   反応がないことを確認して、周囲に大声で応援を呼ぶ。「人が倒れています、誰か来てください!」④   来てくれた人たちに119番通報とAEDの調達を依頼(市の施設や学校などにある)⑤   誰もいない時は自ら119番へ連絡。電話口で状況説明、対応を教えてくれる。

 3、三つめの救命連鎖が、救急車が来るまでの一次救命処置、すなわち胸骨圧迫や人口呼吸などの実施。ここから5班にわかれて実技訓練。普段のボランティア活動は来館者に迷惑にならぬよう静かに静かにだが今日は違う。大きな声でてきぱき救命処置をしてくださいとYさん。

 

<ポイント、勘どころ>

1、 発見と確認・・・倒れていても酔っ払いかもしれない。その場で立ち止まって、左右、上下の安全確認。上から落下物の可能性。車にひかれない? まずは自分自身の安全確認。その後、倒れている人の肩をたたきながらどうしましたか!

2、 呼吸チェック。口は見ない。心肺停止でも最初、わずかに呼吸するらしい。胸の上下を10秒以内で確認

3、 大声で助っ人依頼。知らんふりする人間多い。「すみません」ではダメ。「人が倒れてます。助けてください!!」大声で!

4、 あなた、救急車呼んでくださいではだめ。110番する人がいる。「119番で救急車呼んでください!目を見ながら依頼する」。返事を確認して!

5、 あなた、眼をみて、AEDご存知ですね、急いで探して持ってきてください。駅や市の施設、学校に行ってください

6、胸骨圧迫を開始。 倒れている人に直角にひざまずいて、胸の左右上下の真ん中あたりを手のひらを直角に両手であてて、胸骨を圧迫。1分間に100~120回、「もしもし亀よ亀さんよ」の童謡のテンポで5センチほど胸が沈むくらいに強く、はやく、絶えまなく圧迫。手のひらが胸から浮かない程度にすばやく戻しながら2分ほど実施。交代者を前にして、1,2,3の3で変わりましょうといって交代。代わるとき強く押しすぎないこと。10秒以上胸骨圧迫を止めてはならない。

7、 30回、胸骨圧迫のあと10秒以内の時間で人口呼吸の準備。人口呼吸用のマウスピースを口に押し込む。

8、 再度、30回圧迫をしたあと、顎を中指薬指で持ち上げ、気道を確保して、左手で鼻をつまんで、2回ほど空気を吹き込む。胸のふくらみが感じればOK。1~2回やって、10秒以内にまた胸骨圧迫。これを繰り返す。手元に感染防護具がなければ(家族などの場合OK)人工呼吸を省いても良いが子供がおぼれて心肺停止状態の時などは併用がのぞましい。

9、 AEDが届いたら、操作できますかと聞いて、できなければAEDを受け取って左わきにおいてケースを開け、電源をいれると音声案内が始まる。倒れてる人の胸が濡れているときはタオルでふき取り、張り薬がないか、あれば外して、ペースメーカーが埋め込まれている人はその部位をよけて、電極パッドをイラストに従って右胸と左わき下10センチくらいの張り付ける。毛深い人は付属品のカミソリでそる。パッドがしっかり張られるとAEDは自動的に心電図の解析を始める。この時は誰も倒れている人の体に触れてはいけない。

10、電気ショック開始(充電しています)の指示がでたら、誰も体に触れていないことを確認してショックボタンを押す。ショックの後はまた胸骨圧迫から心肺蘇生を再開。電気ショック不要の指示がでたら直ちに心肺蘇生を再開。

11、AEDは2分おきに心電図解析をはじめ、音声メッセージがでるのでそれに従う。

胸骨圧迫30回、人口呼吸2回の組み合わせの心肺蘇生を救急車が到着するまであきらめずに続ける。救急車が到着してもAEDはそのままの状態で隊員の指示がでるまで心肺蘇生を続けること。救急車が到着してホッとして心肺蘇生を中断しないことが重要。あとは救急隊員にお任せして救急病院で救命措置を施してもらう。

 心肺停止後、8分で、現場で心肺蘇生処置をした場合、救命率は20数%、しなかった場合10%の救命の可能性確率。倍以上の差が出る。事故、急病はいつどこで起こるかわからない。多くの人がAEDの使用や心肺蘇生ができることが望ましい。たとえ努力むなしく亡くなられても心肺蘇生に全力を尽くした人がとがめられることはない。勇気をもって対処することが大事。

 結構、力がいり、汗ばんでくる。止血方法、気道遺物処置のポイントを教えてもらい、12時55分、シメのビデオをみて13時すぎ終了。救命技能の必要性を痛感させられた。修了証をいただく。とりあえずは心肺蘇生の体験をしたあかしだが体で覚えさせないとだめですね。いざ生身の人間を前にしたら焦ってしまうにちがいない!普段意識しないと館内のAED設置場所さえわかっていないからね。自身の住居周辺のAED設置場所を確認しておくべきだね(スマホのアプリもある)

 近くの消防署に問い合わせれば救命講習の案内がでている。Eラーニングもあるようなのでパソコンでも学習できそう。今回は3時間の普通救命講座、その上は上級の救命講座(8時間コース、筆記テストもある)その上は24時間の応急手当普及員講習(救命講習の指導員になるための認定講習)。ありがたい講習でございました!!

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170706 九博ボランティア、熊本バス研修ツアー参加。大地震の爪痕まざまざ、タイピーエン食す!朝倉市災害特別警報。

2017年07月06日 | ボランティア

 大災害時における博物館の役割やいかに!のテーマでくまもと県民交流館パレアでシンポジウムがあり、九博ボランティア30数名が大型バスで参加した。館主催のバス研修、ここ3年なかったらしいが去年の大震災後の熊本市内、熊本城の復旧状況などみたくて参加。

 8時50分に西鉄二日市駅東駅に集合、妻に送ってもらったがあらかた参加者は集まっていてバスに乗り込んでいた。ボランティア担当のYさんが研修ツアーゆえ昼食でビールなど飲まないよう注意あり、参加者一同苦笑。昨夜から低気圧が九州に滞留、大雨注意報がでていたが二日市周辺や熊本に着いた時も雨は降っていなかった。 

 同席した展示案内のTさんとカメラや沖縄の話題で意気投合、Yさんの言っておられた他の部門のボランティアの方々と友達になってくださいというのが早速実現した感じ。実際問題、環境部門の面々の顔や名前の一致がまだまだで前職で何をして今何をしているなどプライベート情報交換などまったくできていなのが現状ではあるが・・しかしTさんとの会話、なかなか面白くて懐かしくもあり刺激になったね

 会場のパレアで一部下車、残りの面々は熊本城に向かう。シンポジウムは1時半からなので1時ごろまでは自由時間。Tさんや他の面々と加藤神社や熊本城を訪れる。

 崩落した石垣にナンバーがうたれて積み上げられ、周囲に隙間をうめる小さめの丸い石も積まれている。修復には気の遠くなるような時間がかかりそうだね。

 市役所14Fに展望レストランがあるというマイワイフ情報でそちらにむかう。なんと水曜日休みと書いてある。市役所の職員がいるのに休みなんてね、がっくり。しかし眺望は良かった。階下におりて下通の食事処を探す。赤い香蘭亭という看板。なんと15分まちとか。待つことにしてTさんやKさんと歓談

 妻が熊本に行ったら食べなさいと確か言っていた太平燕(タイヘイピン)をオーダー。春雨のうえに海鮮が具沢山にのっているしろもの、あっさりした味でおいしかった。900円也。

 

 13時会場のくまもと県民交流館パレア10Fにつく。指定されていない民間所有の文化財で震災時にレスキューされた大福帳などが展示されていた。九博の島谷館長の基調講演が13時35分から始まる。スタンドマイクが離れて音声が聞き取りにくい。司会者が調整すればよいのにねまったく。

 実際の活動報告があり震災時の現場の騒動ぶりがわかる。被災者や避難民対策が第一の時に博物館や美術館のスタッフはいかなる行動をとるべきか、指定されていない民間所有の文化財をどうレスキュウするかがテーマのようだが聞いていて今一論点がすっきりしなかったね。九博の職員は当然のこととして、収蔵したり展示している文化財の耐震対策やIPOなど予防保全につとめ、震災時には保全対策に全力投球すべきで、熊本など他県での災害発生時には去年されたような文化財レスキューの応援をすべき。これはどの地域の博物館担当者なら同じことがいえる。

 ただ国や県や市の指定していない民間人の保有する文化財をどうするかはその存在の質量が把握されていない状況下ではいかんともしようがないと思うね。二日市の酒造メーカーに江戸時代の大福帳があったのを見たがこれらの管理責任はだれにあるかということだ。

 震災後、被災者も少しはおちつくと心の癒しの場がほしくなって美術館はいつ開くのかと問い合わせがあったとか。いずれにしても館をどうするかは館長の理念や哲学が左右する問題だと思う。だれしも生きるか死ぬかの危急存亡時に文化財どころの騒ぎではないという気持ちになるのは当たり前。だから博物館スタッフやボランティアも普段から心構えはもっておくべきだろうね。

 17時シンポ終了。帰路に着く。なんと朝倉市や筑後市など命最優先の大雨災害特別警報がでているらしい。私のスマホには警報音が出なかった。広川ICでトイレ休憩、久留米方面が黒雲に覆われている。筑紫野大丈夫かな?西鉄二日市駅到着時、雨はやんでいた。しかし久留米市など30万人市民に避難勧告がでているとか、いずれにしてもかつてない大雨で大被害が予測されるとのこと。参加者一同急ぎ足で解散。しかし今回のバスツアーは結構楽しく有意義ではありました。

 

 

 

 

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170618 父の日、娘よりアウトドア用コーヒードリッパー!九博ボランティア3か月目、リズムができてきた!

2017年06月18日 | ボランティア

 4,5,6と九博ボランティアをはじめて3か月、ようやく勝手がわかってきてリズムが出てきたようではあるが30名くらいの環境部門メンバーの顔と名前が一致するのは5~6名。それぞれの行動リズムでやるのだから顔をあわさないメンバーも結構いるし覚える気が足りないのかもしれない。

 IPOとういう統合的有害生物管理という文化財を保護するための活動支援。博物館科学科の職員の補佐的活動。インジケーターという歩行性害虫を補足するツールの作成と月2回の交換、顧客視点にたったエントランス、展示部門の目視によるウオッチング活動、月一の部門全体会議への出席など。自家用車2台を登録して車でも自転車でも適宜、活動には使い分けている。

 今回は月2回目の展示部フロアの60か所インジケーターの交換作業。10人余り出席したので交換班とウオッチング班にわかれて実施。3人一組で交換作業。薄暗い展示室に赤い色のインジケーターを探しながらの交換作業。設置場所はまだまだ覚えきれていない。作業方法の改善か所はいくつかあるがおいおい提案してゆこう。

活動をおえて引き上げる。5Mくらいの搬入口をみた。でかい展示品などがここから搬入されるのだろう。

 帰宅すると娘が孫二人をつれてやってきていた。旦那が飲み会というので子供たちと我が家で夕食のつもりのようだ。私への父の日プレゼントを手渡す目的もあったようだ。孫たちはきわめて元気。われら夫婦も孫の姿をみると元気になるのは確かだ。

 私が軽キャンパーによる車中泊旅がシュミであることを知っているので今回は一人用のアウトドアコーヒードリッパーをプレゼントしてくれた。サンキュウべりマッチ! ユアウエルカム!

 腰痛発症中の妻も頑張ってエビフライや初ガツオ、わかめ刺身、アボガド、キュウリのあえもの、サラダ、適当に手を抜けばよいものを性分だからボリュームたっぷりの夕食。18時半、元気に帰って行った。まあこんな感じで続くのはあと2~3年かな。孫娘が中学生になったら部活など始めて状況が変わってくるだろうね・・・・・時は粛々と刻まれてゆく。

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170521 アジア民族ファッションショー

2017年05月21日 | ボランティア

九博にボランティアのスケジュールを確認にいく。行かずに確認する方法はないものか?電話!
5時からのアジア民族ファッションショーの出演モデルが整列していた。いいものだ!撮らせていただき^o^アジアといえば中国、香港、台湾、釜山、インドネシアしか行ったことがない。残りの国に行ってみるかな!

どの衣装がどちらの国かよくわからないが、一番左の女性はベトナムかな。5時からのショウをみればわかるのだろうが今日は見れない。モデルはどうして集めたのかね?

 

意気揚々とエントランスホールの方へ歩いて行かれました。今日は夜の九博が見れる日だったね

若いって素晴らしい グッドラック!!

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170510 立夏、蚯蚓出る頃。九博ボランティア、現場巡回ユーザーサイドアナリシス!

2017年05月10日 | ボランティア

 目に青葉山ほととぎす初ガツオ!新緑のシーズン、わが家周辺も緑に覆われる。24節気では立夏の次候、蚯蚓(みみず)出る頃とある。土を肥やしてくれる田畑の隠れた味方。鵜飼いも始まる。原鶴温泉のいつも泊まるホテルから鵜飼い船、今年初めての花火もあるという案内が来ていた。ホテルも集客で大変だね

西洋タンポポ?

今月2回目の九博ボランティア、曇ってきたので車で出かける。

今日はウオッチング。来館者の目線で館内のチェックをやる。ユーザーサイドアナリシス。顧客満足、文化財満足をめざしてウオッチャーの五感をフル回転させて異常発見。ほこり、ごみ、におい、カビ、よごれ、虫、さらには設備、掲示物、トイレ、展示コーナー、市民目線でチェック。

 建設現場などでは現場責任者はトップ巡回をいやがる。やはり創業者やトップの目線、問題意識、危機意識が違うので現場の責任者ですら発見できない問題点を指摘される。眼の調子がいまいちだから五感も十分発揮できないがさすがにボランティアの女性陣、主婦目線でけっこうゴミ、汚れなど異常を発見している。

 考えてみれば来館者は土足で入館してくるわけだから何がもちこまれるかわからない危険性がある。業者による毎朝の清掃などされているらしいがボランティアによる、より問題意識をもった目線でチェックを継続しようというわけ。15時から16時半ごろまでの活動。初めてのウオッチングだったが2チームで10点ばかりの気づきがあった。

 どこかの大臣が学芸員の意識がたりないと失言騒動を起こしたが、ここ九博では開館いら12年、学芸員、協力業者、ボランティアらと懸命に文化財収集、展示、保存、教育普及、毎年100万人以上の来館者集客対策など懸命にやってきている。さらに魅力ある九博の第二ステージづくりにわれわれの民間企業体験を活かしての、その一端をになう活動が始まった・・・・。

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170410 満開の桜のなか、ボランティア発足式、久しぶりの新入社式気分!

2017年04月10日 | ボランティア

住居近辺の桜も満開。昨日のみ雨があがってくれた。

九博に向かう。事前研修をへていよいよボランティア発足式、活動が始まる。10時前着。桜を前景に博物館を撮る。

また時間を間違えた。10時前着いたが受付の始まるのが10時、式は10時半ということ。天満宮に参拝することにする。宝仏殿の前の桜。やはり天満宮のイメージは梅だね、さびしい感じ。

すでにかなりの人出。本殿前の参拝者の列に並び、正面から参拝。二礼二拍手一礼。つつがなくボランティア活動が進展しますように!九博に10時20分もどり受付、ホールの指定エリアに着席。Yさんの軽妙な司会で10時半発足式がはじまり、第五期ボランティア代表にボランティア登録証が授与される。事前全体研修4回、発足式参加、活動同意書直筆サインが授与の条件。さらに代表者が誓いの言葉、決意表明。その後館長のあいさつ。新入社員の入社式を思い出すね、激励の挨拶や新人教育を思い出す。

 館長挨拶。和顔愛語をモットーに九博の一員として頑張っていただきたい!顔写真入りにIDカードを首にかけた段階でお客さんからみれば館の職員も外注先もボランティアも皆、九博のスタッフとなる。その後職員紹介、九博の幹部が紹介され、交流課のメンバーが紹介された。

 11日からタイ特別展、その準備で忙しい幹部の方々が退席された後、Yさんのボランティアガイドにもとづくボランティア心得のガイダンス。どのようなボランティアを目指しますか?

受付でもらった資料袋。Yさんが茶封筒を使おうとしておられたが第四期生がノー。今までの展示会ポスターなど使ってオリジナルの袋を作ると申し出でがあったとか。それが上の写真。すべからく九博の広報に関与しようとするまさにボランティア精神の発揮をしていただきましたとYさん。なるほどよく見ると4F交流展示室のPRポスターなどをくみあわせて作られている。無償自主参加のボランティアといえど九博の理念、目指すところの実現にむけ、「チームきゅうはく」の一員としての自覚をもってほしいということだろう。12時前、ガイドが終了、隣室で活動同意書とひきかえにIDカード、ボランティア証をもらう。

このカードで収蔵庫以外はどこでもいけるということになる。カードの機能チェックをして帰路に着く。晴れるかと思ったがどんより曇っている。風も強いので大分桜が散るかもしれないね。いずれにしてもまた新たな出会いのスタートだ。きおらず淡々とすすめていこう!

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170408 奈良正倉院宝物1300年の保存実態、幾多の苦難を乗り越え綿々と続けられてきた保守継続努力すごいね!

2017年04月08日 | ボランティア

朝から雨、眼の周りが花粉症なのかはれぼったく気分はさえないが九博に出かける。ウオーキングをかねて歩いてゆくつもりだったが妻が駐車料500円くれたので車で行く。桜がここかしこに咲いている。

13時からシンポジウム。正倉院他他県の博物館担当者もゲストで来州、参加者には文化財保護にたずさわる人も含めて110名くらいの参加者。統合的有害生物管理IPMの先進博物館、九博の事例発表や他の博物館の事例が発表される。専門の管理スタッフをおいている博物館は少ないらしい。

 奈良東大寺の宝物殿である正倉院、宮内庁の管理下にあるらしいが高床式の建物でよくもまあ1300年もの長きにわたって保管伝承されてきたものだね。講師のTさんによれば正倉院宝物の多くは西宝庫に収められていて、普段は勅命により封がされている勅封倉で毎年10~11月の2か月間のみ開けられて、管理課員15名により全宝物の厳しいチェックが行われ、虫やカビの痕跡が発見されたら適宜処置をほどこすとのこと。こんなことがやり方は変われど連綿と続けられてきたわけだ。

われわれは当たり前のように展示物をみているが、このような人たちが見えないところでしっかり管理、保存してくれているということを知るべきだね。

このような仕事への予算や人の配置が思うようにいかないらしい。

博物館の文化財保護関係者はこんな状況下でも次世代のために、環境や文化財保護の使命に地味な場所で燃えているようだ!

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