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「無題」らしく。。。

<サンガ・J2第43節>ついに終戦か…

2004-11-23 23:56:19 | 一般日常系
今日はベガルタを迎えての今季ホーム最終戦。
3位になるほんのわずかな望みにかけて、戦いに挑んだわけだ。

対象チームのモンテは水戸と、アビスパは鳥栖とそれぞれ対戦。

今日のスタメンは前節とほぼ変わりなく。
熱田が急病だかなんかで、大剛になってた以外は変わりなし。

前半からかなりいい試合運び。
人がよく動いてるから、パスが回ること回ること。
ディフェンスがきっちり機能してるからオフェンスもいい感じ。
パスの精度が欠けていたのがいただけないが、いい試合展開。
37分に相手のミスからチェヨンスのひさびさゴール!1-0。
そのまま前半終了。

後半ハナからベガルタは萬代と大柴の二人の攻撃的プレーヤーを入れて
点をとりにきた。
出だしはなんともなかったのだが、中払の2点目が決まったあとから
だんだん雲行きがあやしくなってきた。
今シーズンのダメなサンガが顔を覗かせ始めたのだ。
オフェンスは相変わらずリズムがいいのだが、
ディフェンスが立ち始めて、ボールウォッチャー続出。
セットプレーで相手にしっかり合わされてるし。
ここは平井様様でなんとか数度のピンチを乗り切ったが、
40分過ぎに佐藤寿人に頭で決められ1点差に。
しかしなんとか乗り切って、2-1のまま試合終了。

勝つには勝った。
しかし、アビスパが鳥栖に2-1で勝ったため、
この時点で京都サンガの04シーズンは終幕を迎えることとなってしまった。

あ~~あ、残念というか無念というか…。
もうがぁっっっっっくり。

仕方ない、自分で自分の首を締め続けたシーズンやったんやから。
せめて次のゲームは来季に繋がるように5連勝で締めれるようにしましょうね。

今日のゲームを振り返ると、まず大剛君がボチボチヨカッタ。
やっぱり彼は4-4-2のサイドハーフで使ってあげないとね。持ち味が生きない。
ただ前節から味をしめだしたのか知らんが、中に切れ込んで左足でシュート、という場面が
今日も2,3度あった。
こういうプレーは好きだし、効果的やからいいけど、こればっかりじゃなぁ。
利き足右ならタテに抜けてから右足で撃つというテもあるでしょうに。
実際左足シュートは読まれちょる。だからいつもDFにブロックされるでしょうが。
シュートと見せかけてフェイントかけてみるとかするともう一皮向けるんやが。
FC東京の石川直宏くんを見習ってもっと練習してください。

あとやはり今日は斎藤大介でしょう。
DFの前でしっかりと身体を張り、長短のパスを小気味よく繋いで、
自陣のゴール前から相手のゴール付近までしっかりと顔を出す。
いいボランチの典型的なプレーやね。
前半イエロー貰った場面があったが、あそこはああでもしなければ
確実に数的不利の状態でピンチになったはずやし、よくやったと言いたい。
2点目のアシストのボールなんかは精度抜群やった。
次出れないのが残念。
この人は1年ごとに確実に成長してます。
このまま行けばミスターサンガ襲名確実。
くれぐれも移籍しないでねw

鈴木和はもっと判断を早く、的確に。
ドリブルいらん地域でドリブルして取られてピンチを招くとは
どういう根性しとるんや?
2点リードしてる時間帯に明らかに浮かれていた人物。
こういうメンタリティは嫌いです。

全体を見ると、やっぱいいときってのはシンプルにボールが回ってくし、
シンプルに攻めてる。
簡単に空いてるサイドを使って、サイドバックもしっかりオーバーラップかけて、
詰まり出したらボランチがしっかり受けに行って中継し、展開し直す。

しかし、
こういういいサッカーを今頃になってやりだしてもなぁ…って感じが大いにしますけど。
「昇格の望みが薄れて、逆に開き直ってやれているのがいい」てなコメントを
どっかで見たんやが、裏を返せば絶対昇格!というプレッシャーのある中では
そのプレッシャーを受け止めることが出来ず、ズルズル行ってしまうという
貧相なメンタリティを持った集団ということになるんやけども。

まあいいや。
考察は後日たっぷりやりますから。その日までお楽しみに。

柱谷監督の挨拶で、一年間という言葉にやたらむなしさを感じた。
やっぱりサンガは今年も監督が一年を通して同じ人ではなかったのだと…