まだまだ物足りない。

さて、相変わらず紆余曲折の京都サンガ。

直近の東京ヴェルディ戦は先制されるも追いついての1-1。

ここ数試合見ていて感じるのは、立ち上がりの良さ。
いい感じで試合に入ることが出来て、ペースをつかめている。

でも昨日しかり、2試合前の鳥栖戦しかり、あっさり失点してしまうこと多し。
守りに入ったときに簡単に数的不利な状況に陥るため、すぐパニック。。。
せっかくいい感じで試合に入ることが出来ているだけに、なんとももったいない話。


全体的には、ボールが回るようになってきていると感じる。
でも、なんか物足りない。

①肝心かなめのペナルティエリア付近での仕掛け。シュート。
　横パスは繋がるけど、フィニッシュに到達しない。あるいは道筋が見えないというか。。
　結局、なんかカンペキに崩そうとしているように見える。でも出来ないんですけどね。
　ヴェルディ戦に関しては、伊藤あたりはよかった。シンプルにドリブル勝負仕掛けて突破→クロス、みたいな。
　中でみんな同じ動きしてどないすんねん、、というつっこみはさておき・・・

　シュートはさぁ、もっとシンプルな狙いも織り交ぜていくべき。
　詰まった後にゴニョゴニョするよか、詰まる前にフリーな人を作ってシュート打たせりゃいいのに。とよく思う。

②コミュニケーション度
　最近散見されるのは、中盤から相手DFライン裏への長めパス→FW感じておらず通らない、みたいなやつね。
　ほかでも、なんかあんまり感じあえていないのかな？みたいなケースがチラホラ・・・
　サッカーってコミュニケーション大事やねんけどな。そこが欠けてるとつらいよなぁ。。。
　「ボールはうごくけど、人の動き少なし」というサッカーにとどまっている現状。
　またまたヴェルディ戦、、、「今日の3トップの組み合わせは練習試合でもやったことない・・・」、マジすか　笑
　それではポジションチェンジとか、人の出し入れとかは期待すべくもない。
　長期的視点で若手活用するのはいいけど、せめて練習したものを試合で試す、という流れにしてほしい。

　ま、センターFWを高校生が張っている＝学業優先、ということを考えれば
　なかなか難しい話なのかもしれんけどね。。久保さん、頑張ってください。
　いや、それよりもドゥトラさんとかハウバートさんに尚更頑張ってもらわないと。

③運動量
　年々減ってる気がするのは、私の気のせいか。（そもそも暑い！っていうのもわかるけどね）
　ボールだけ動いててもサッカーとしては面白かないよ。
　現在のボール回しにプラスして、どんどこ人が溢れてくるような動きが見れるようになれば
　今やってるサッカーも、もう少し魅力的に見えてくるはず。



ディエゴは仙台に行くのか！？

困るような、そうでもないような・・・

まだ1勝。

再開初戦の第8節（vs岡山　2-1）に勝利してから、

vs栃木　0-1
vs鳥栖　0-0
vs徳島　1-2
vs富山　0-0
vs北九州　0-1

5戦勝ち無し。得点わずかに1。


苦しんでます。。


無理矢理探す、いいところ。
・何はさておき、久保裕也。シュートに対する意識が素敵。
・ディエゴのコンディションがぼちぼち上がってきた？
・ドゥトラをスタートから使わなくなった。
・時折見られる良いパスワーク、頻度が少しは上がってきたか。

よくないところ。
・点がとれない。
・シュートが少ない。昨日のゲームはだいぶ改善されていたが・・・
・決めるべきところで決めないから勝てないのよ。昨日もそうやったやん。。
・何故か退場者が頻発。1発退場が無いとはいえ、7試合で3人は多いんちゃうか。
・安定しないディフェンス。
・70分ぐらいになると、目に見えて落ちる運動量。
・パスワークを掲げるチームなのに、パスが雑。
・全体のコミュニケーションがいいとは思えないなぁ。


走れない、っていうのは辛いところ。
今の昼間がいかに暑いか、っていうのはよくわかるんやけどね。。でも彼らはプロ。


昨日なんか「そんなにミスしてくれなくてもいいのに・・・」っていうぐらい、
北九州の人たちがミスしてボール献上してくれたのに、結局点に結び付けられず。
最後の最後に出されちゃいけないところにボール出されて、終了。



うだうだ書きましたが、個人的にはここからどれだけ上積みがあるのかが楽しみやから
じっくり楽しませてもらいます。一番つまらないのは、中途半端に現実路線へ変更すること。

個々のスキルと運動量の問題だけは早急にどうにかしてほしいけどね。

'11サンガ 生みの苦しみはまだまだ続く。

先週からついに再開を果たしたJリーグ。
仙台の気合の乗りがハンパ無いです。ええ試合して2連勝してるし。

さて京都サンガ。
今シーズンはゆるーい感じで注目させていただこうと思ってますが、、
まぁ、まだまだ「生みの苦しみ」の途中です。

つなぎのシーンとかで「おぉっ」っと思うシーン、、、まだまだ無い。。
見栄えするのは17歳でなかなかふてぶてしいプレーするFW久保と、、、いや、それぐらいか。


見る側はガマンさせてもらいまっせ。

むしろ今年の見所は、経営陣がどこまでガマンできるかどうか。
生みの苦しみをそれとして、どこまで許容出来るか。それがみもの。

今シーズンの京都サンガを振り返る。 その2

今年の京都は、「サポーター不在」というのがピッタリくる。

監督を交代するタイミング…わけわからん。
途中での選手補強…一切無し。

ユースから2種登録で3人トップに登録したけど、試合出場はおろかサブ入りも無し。
誰かは言っていた。「この3人を登録することで、補強の効果はある」と。嘘ばっかしやな。

秋田監督はすごく可哀想やな。あの方は全然悪くない。
戦力が上積みされることない状況で、火中の栗を拾わざるを得なかったんやから。
しかもがんばってた。誉められてしかるべきです。

結果的には2勝しか出来ず、順位も上げられなかった。だから解任は仕方ない。
でもコーチとして残してあげることも出来るのでは？

ダメなのはやっぱりフロントです。
単純に金がなかったのか、予算使いすぎたか知らんが、今年は落とす方向へチームを導いてた。
誰がなんと言おうと、絶対にそうとしか思えない。

いろんな要素が複雑に重なり合って、今年はひとりひとりがチームのために戦えなかった。
そんな印象。おもしろくないサッカー＋走れない＋気持ちが見えなければ、応援してくれる人も減ります。

またゼロからスタート。
そんなに何回もネジ巻きなおしたいのかしら。。もしくはドM体質。。

今シーズンの京都サンガを振り返る。

「とにかく今年１年、点が取れなかった」by秋田監督
という言葉に見えるように、まあ得点が少ないことこの上無し。
34試合で30得点、60失点。これではどうにもならない。


今年の京都は、「チームとしてどうしたいの？」という言葉につきる。


点が入らないという結果もさることながら、見ていてまったくドキドキワクワクしない攻撃の組み立て。
いや、おそらく「組み立て」なんていうのはなかったんやろう。うん、たぶんそうや。そうとしか思えない。
誰かが、、前監督が？？、、意図的にそれを排除したんやろ。

極論はさておき、そう思われても仕方の無いようなつまらない攻撃を繰り広げた今シーズン。
唯一「形」と言えそうなのは、細かくショートパスをつないで強引にでも突破していくというもの。
力を持った外国人が個人の力にモノを言わせる、そんな形。

しかしまあ、これがひとっつも結実しないのね。

問題はどこにあるかというと、「ゴールへ向かってるか否か」やと思うのね。

ゴールから逆算した上で、「最後にここでシュート打たそう」というのがあれば
その為に大小のパスを繋いで、フリーの人間を生み出そう、、となるはず。
でも京都の場合はそうではない。いや、正しくは「少なくとも見ているこっちからそれは感じられない」。
とりあえず繋ぐけど、シュートの匂いが漂わない。回させられてる感じがめちゃ漂う。
だからペナルティエリア内に入り込んでシュート、というシーンを見た覚えがほとんどない。
回して、回して、回して、、裏行こうと思ったらバレバレ＋精度の無さで防がれる、というパターンばっかし。

秋田監督になってからサイド攻撃も見えだしたが、センターにはヘディング強そうなFWおらず。。
西野使ってみたりするけど、所詮は苦し紛れ。え、金成勇？？論外でしょ。少なくともJ1レベルじゃない。
使い方次第でいい働きをする柳沢、ディエゴをまったく使いこなせず。

そんなやから、「数的優位になった時のアイデアの乏しさは致命的ですね」
なんて言われちゃう。いや、これはご名答。


「点をとれなかった」というよりかは、
点を取る為のアイディア、形を植えつけられなかった、チームとして共有できなかったということでしょ。

それは誰のせい？

たぶん、シーズン始まった時の監督だわね。

【'10サンガ第31節】vs大宮アルディージャ 見慣れた光景。

立ち上がりはウワッと攻めるものの形にならず、
そうこうしてる間に相手がうまく点をとっちゃう。
そして相手の流れになって、同点においつくことなく、追加点を取られて終わる。

また、同じ光景を見てしまいました。

前節京都同様に降格が決定してしまった湘南は、
名古屋に負けて優勝を決められてしまったものの、京都に比べりゃよっぽどマシなサッカーをしていた。
少ないチャンスをモノに出来ずに、逆に相手に決められて終わる、というのはよく似ていますが・・・。

まだ見所はあった。

それに比べて京都は・・・。

なんてつまらない、見応えないサッカーしてるんやろ。
あれを入場料取ってわざわざ見に来てもらってるんやと思うと、空しい。というか腹立たしい。

どの専門誌読んでもだいたい同じこと書いてあるね。

あーあ。

【'10サンガ第30節】vs浦和レッズ 4度目決定。

チャンスはつくりながらも決めきれず、
逆に相手の一枚も二枚も上質な攻撃に屈して失点、負けという流れ。

今シーズン幾度と無く見てきたことが昨日も案の定繰り返された。

確かにここ数試合は均衡したまだ「見れる」ゲームを見せてもらった。
でもほとんど全部追いかける展開。点取れない京都にとっては重いハンデキャップ。


ひとつ言えるのは、今年のチームはJ1で戦えるようなチームではなかったということでしょう。


また一歩、日本版ウエストブロミッジの香りが濃くなりました。

【'10サンガ第27節】vsガンバ大阪 伴わない結果。

今日のサンガは非常によかった。
点の取られ方がよくないのは相変わらずやけど、前半なんか特に相手をいたぶってた。

じゃあ、というかしかしというか、それなのになんで負けるのか。

結局のところ決定力の有無、てな話になってくるんでしょうな。

前半、確かにガンバGK藤ヶ谷のいい反応もあったけど
「あと一歩」が足りない。

逆にガンバはそのあと一歩を簡単にのりこえてくる。
いいパサーがいて、いいフィニッシャーがいる。強いチームはそうなってる。

京都はといえば、、、
シュートミスして苦笑いしてるプレーヤーが多いように感じるが、
果たしてそれでよいのか。あと、決定機を決められなくて悔しがる姿というのはもう十分である。

いいサッカーを見せてくれるのはいいのだが、結果が伴わないのは困る。

やれやれ。


残留ラインが勝点30～35と仮定すると、
現在勝点16のサンガが残り7試合全部勝ったとしても16+21=37　が限界点であり
35がボーダーの場合は6勝1分け、30だとしても4勝2分けでないとそこまで到達しない。

改めて書くとやっぱり現実的でないね。。

天皇杯敗退。事実が物語る真実。

J2のジェフに、ホームで4点とられて負ける。

まぁ、所詮今のチームってその程度の力しかないということ。

いろいろコメント聞いてる限りではチャンスもあったみたいやが、、、だからどうしたと。

激降りの雨の中来てくれた2千人弱のサポーターに対して、言い訳しようのない結果。


「流れ変えたい」とは言うものの、どうやって変えていくのかがぜんぜん見えへん。

ここまできたらメンタルというか気持ち的な部分に頼りたくなるのもわからんでもないけど・・・


また、出直しですか。

【'10サンガ第19節】vs湘南ベルマーレ ドラマティック。

久しぶりに点入ったなぁ。しかも2点も。
最後はアディショナルタイムでの同点ゴールという劇的なおまけつき。

そして久しぶりの勝点。

しかし先制したんやから勝ちたかったねぇ。。


田原に一発献上してしまうところがまたサンガっぽい。


最後は両チームともビターっと足止まってたけど、
あの状態でよく同点ゴールとれたと思う。
直前でシュートがポストにガコーンってあたったときはもう終わったと思ったけどね。



同点でもとりあえず今の状態からすれば半歩ぐらいは前進。
しかし勝てなかったのはやっぱり痛い。

これで状況が徐々にでも好転してくれればいいのですが。。