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「無題」らしく。。。

【'07サンガ第36節】vsアビスパ福岡 気持ちが呼び込む大逆転劇。

2007-08-27 01:38:25 | 京都サンガF.C.
今日は大一番!
ということでちょっと無理して現地乗り込み。

相手はアビスパ。現在絶好調。
かたやサンガは現在調子が低空飛行中。
ただでさえいつも凄い試合になるのだが、
今日はさてどうやろ、、、と思いながらのキックオフ。

で、いきなり開始2分にがっちり崩されて失点。早いなぁ。
ここサイド出されたらめっちゃやばいやん、というところにきっちり出されて
最終的には宮崎が押し込んでアビスパが先制。調子の良さがいきなり出た。
というか試合の入り方悪いね。あの守り方もなんですか。
しかし「まあまだ始まったばっかしやからどんまい」と思ってたら
信じられないことにその4分後にまた失点。
そこは無理しなくても、というゴール真正面で石井がファール。
FKから宮崎が直接叩き込んだ。
10分たってないのに2-0。うーんダークな雲行き。

でもその後はチャンス結構あった。
ただGKの神山が当たってたね。
「30分までに1点とれればゲームはわかんない」と思ってたら
やりました、パウリーニョ。1点返した。
よーしここから一気にいこうとスタジアム全体がそういう雰囲気になった。

しかしサンガはまた集中を切らしてしまう。
いともあっさり中央を割られて最後は角田がペナルティエリア内でファール。
こうなると言わずもがなで角田は一発レッドで退場。そしてPK。
ヒライコールでミラクルを願うものの、アレックスが決めて1-3。

せっかく1点差に追い上げたのに、突き放されてさらには1人少なくなった。
状況は最悪に思えた。。。
しかし何故かアビスパもお付き合いしてくれる。
平島との競り合いの後でアビスパDFチェッコリが平島を蹴り、レッドカード。
前半のうちに10人対10人になってしまった。

なんちゅー試合やねんと思いながらも、
とりあえずこのまま前半は終了。

後半アタマから美濃部動く。
三上にかえて渡邊大剛、さらには倉貫に代えて中払と2人同時に投入してきた。
この交代が流れを呼び込んだ。
中払は前から積極的にボールを追い回してプレスをかけ、
大剛は積極的に勝負を仕掛けていき、おしいシュートを2本放った。

そしてやってきました今日のハイライト。
66分に中央パウリーニョ→右のアンドレへ。
GKと1対1は止められたが跳ね返りをパウが拾って上手く流し込んだ。
1点追い上げて、これで2-3。
さらには68分、今度はアンドレが押し込んでついに同点。
最後の締めは73分、チアゴがCKからヘディングで叩き込んでついに逆転。

逆転はしたものの、前節のこともありまだ安心出来ない現状。
と思ってたら最後の最後ロスタイムにまたゴール真正面でFKを与えてしまう。
これで点を取られてはすべてが水泡に帰してしまうところやったが、、、
なんとか枠を外れ、そしてタイムアップ。
8月の初勝利をホーム西京極であげることができた。


結果として4-3とやっぱりえらい試合になってしまった今日のゲーム。
内容的にいい試合やった、とはとても言えない。
しかし熱い気持ちを見せてもらった。特にブラジリアントリオにはね。


最後に雑感。
・集中のオンオフがわかりやすい。
 キックオフ直後とか、点取った後のリスタート直後とか
 一番集中しなきゃなんないところで点を取られる。
 出鼻をくじかれるってのは気持ち的にも良くないもの。

・ディフェンスが後手後手。
 角田の退場シーンにしても、アビスパのFWにくさびが入ったところで遅れ。
 だから簡単に落とされてウラに通されてアレックスが抜けちゃった。
 最終的についていったのが角田で、ああなったら倒しちゃうしかない。

・大剛は今日のプレーを継続してやってください。

・やっと出たチアゴのヘディングシュート。

・やはり大きいのは秋田の存在感。
 次角田出れないから秋田でええかな。

・今日は「アビスパのおかげ」部分が結構大きい。
 チェッコリの退場・後半開始から久藤が交代(柳楽がin)
 さらにはパワープレーのために布部も交代(長谷川がin)と
 キーマンがいなくなっていったのは嬉しいことでした。
 特に10人になってからはアビスパも攻め手に困っていた模様。
 でも最後はサンガの気迫が勝利を呼び込んだ。



次はベガルタ戦。
アビスパと勝点が同じ相手なだけに、ここもまた落とせない試合。
一番しんどいアウェーゲームだががんばって勝とう。

【'07サンガ第35節】vs東京ヴェルディ1969 マズイ状況。

2007-08-20 22:22:49 | 京都サンガF.C.
どうしようかな~と思いながらも現地行ってしまった。。

初の国立競技場。
出来れば高校時分に来たかったなぁ…もう叶わぬ夢はさておきw

さてここ3試合で1分2敗と調子が下降気味のサンガ。
今節は前回のホームゲームで大敗しているヴェルディとの戦い。
これ以上突き放されない為、そしてこれ以上下と差を詰められない為にも
絶対に勝利し勝点3を積み上げたいところやったが……

結果としては1-1のドロー。
またも後半終了間際、しかも今回はロスタイムでの失点で勝点2を失った。

試合全体としては良くも悪くもなく。
前節から3人スタメンを変更し、軽く梃入れしてきた美濃部監督。
チアゴとアンドレはともかく、倉貫外すのは少し疑問あるが。
前半はヴェルディがフィールドを広く使って上手く攻めていた印象。
フッキとディエゴというスペシャルな外国人が2人いるが、
中ばかりに固執していない。まあ今状態が割といいんやろうなぁ。
フッキは隙を見せれば遠目からでもミドル狙ってた。
一本ヤバいのがあったが、それはわずかに右ポストの外に外れて事なきを得た。
対するサンガはイマイチ攻めきれず、崩しきれず。
徳重はちょいちょい出てくるが、大剛がほとんどボール際にいない。
平島がかなり前目に来ていたのでスペース作り等には貢献していたと思うが。

後半は早々にいきなりプレゼントが。
フッキが2枚目のイエローで退場。
これで一人多くなったどころか前線の脅威がなくなったのでだいぶ楽に。
一人少なくなったヴェルディもがんばってはいたが、
やはり局面では一人多いサンガが多くチャンスを作っていた。
そんな中でアンドレのボレー→GK高木がビッグセーブ。
その後の大剛センタリングから徳重ダイレクトボレーでゴール。先制した。
倉貫が三上と交代で入って、三上の位置に大剛が下がってからは
大剛のボールタッチも増えてチャンスに絡んでいた。
その後アンドレと交代で入った田原がGKと1対1に→これもGK高木がセーブ。
そうして1-0のままロスタイムへ突入。
「今日はこのままお願いします」と思ってたら、これがそうはいかない。
ロスタイムも1分を過ぎたあたりで自陣ペナルティエリア付近でファール。
「イヤ~な位置やな」と思ってたら服部キック→ディエゴがそらしてゴール。
ヴェルディからすると劇的な感じで同点においついた、いや追いつかれた。


さてなんで勝てなかったのでしょう。
・不用意なファールによる自滅
 あの位置でファールすると点に繋がる可能性が高いことは言わずもがな。
 結果論といってしまえばそれまでだが、そこまでもFKだけではなく
 CKも数多く与えていた。セットプレーの機会が増えれば失点リスクも
 高まってしまうでしょうに。

・追加点がとれなかった
 一人少ない相手に対して1点しかとれなかった。
 ヴェルディのがんばりを褒めるべきかもしれないが、
 決めるべきところで決めていればもっと早く試合の大勢は決していた。


その他雑感。
・石井効きすぎ。
‘過ぎ’ってことはないかw
 でも危険なところにいち早く顔を出して、相手のチャンスの目を摘む。
 効果的なディレイに対しては「トシヤ」コールで褒めてあげたいところ。

・田原よくがんばってた。
 ついにスタメン落ちしたが、交代で入って前線でがんばって身体を張った。
 願わくばあの1対1を決めて欲しかった。
 コントロールミスしたもんなぁ。。簡単なプレーを確実にしてください。
 ヴェルディGKの高木も「田原君との1対1を止められたことが試合の流れ上
 大きなプレーだった」とコメントしてたように、あれが昨日の試合の
 ターニングポイントでした。

・集中力の欠如が最近の課題です。

・ファール多い。CKあげすぎ。


こういうときに限って上位の札幌は負けている(湘南に1-2で敗戦)。
そしてアビスパが勝って下との差はついに勝点差3まで詰め寄られた。

そんな中で次はアビスパとの戦い。
これまでの2戦はいずれも勝利しているが、
その時と今のアビスパは違うチームと考えた方がよさそうね。
何よりアビスパは絶好調。対するサンガは低空飛行中。

でも欲しいのは勝点3。
よろしく。

【'07サンガ第34節】vsコンサドーレ札幌 離れてゆく後ろ姿。

2007-08-17 18:01:33 | 京都サンガF.C.
昨日は現地に見に行った。
五山の送り火の関係で、この猛暑の中で17:20キックオフの試合。
首位攻防…いや首位への差を詰めるべくのこのゲームにしては
なんともまばらな西京極の観客の入り。
ま、五山の送り火のほうが大切ですよねと自分を納得させてみたり。


試合前は「北のチームをこの暑い京都で苦しめるで!」みたいな感じやったが、
いざ蓋を開けてみれば動きがいいのは断然コンサドーレ。
ラインはこまめに上げ下げして全体をコンパクトに保ち、
セカンドボールはほとんどコンサの選手が先に触っていた。
サンガはというと全体のベクトルがゴールに向かっていないような気がして
攻撃も一発ウラを狙う単調なものに終始。
前でデカイのがぜーんぜん機能しないもんで、それでは苦しい。

後半アンドレが入ってからはチームが機能するようになった。
一度は徳重が決めて2-1と勝ち越しまで持ち込んだ。
しかし。結果的に逆転されちゃう。3分のあいだに2点とられちゃった。
いともあっさり藤田征也に突破されたことで大勢決した2失点目。
これまたあっさり真ん中をドリブルで割られて喫した3失点目。
こんな逆転を許した後に追いつける力は今のサンガにはないのでしょう。
1本徳重のFKが惜しかったが、その程度。

結果として2-3での、非常に後味が悪い敗戦。
これで札幌との差はまた10まで広がった。
そして下からも徐々に詰められ、3位福岡との差は5ポイント。


所感。
・集中力が途切れすぎる。
 FKからのすばやいリスタート…と思ったら田原ボール見てねーよ、
 というシーンが2回もあった。これにはSバックのサポも結構怒ってた。
 そりゃそうやで。あんな気の抜けたプレー見せられたら誰でも怒るわな。

・悪い時に顔をのぞかせる‘チキンディフェンス’
 いい時というのは、危険を察知してボールの保持者に対して
 早めに寄せて取るディフェンスをしている。
 しかし悪い時は自陣の中で相手がボール持ってる時に寄せられない。
 だから相手はパスコースをギリギリまで余裕もって見極められるし、
 ミドルシュートも簡単にうつことが出来る。
 みんな後ろに帰ってるので、一応ディフェンスをした‘ような’気になるが
 「人はいるはずなのに、ボールに対してディフェンスが出来てない」という
 なんだかおかしな状況になっちゃう。

・アンドレ先発してくれ!


9つ負けなかった後で、休み後は3試合で勝点の積み上げはわずかに1。
この後は直下に迫った東京V・福岡・仙台との試合が続く。

本当にここが土壇場。
上に追いつく、というよりもまずは自動昇格圏内に居続けることが大切。

【'07サンガ第33節】vsザスパ草津 ターニングポイント突入へ

2007-08-14 00:48:57 | 京都サンガF.C.
昨日は見に行こうと思ってたんやけど、
旅に出ていたもので、結局いけず。
家でテレビで見てました。


結果は1-1のドロー。
今季草津とは鹿児島で引き分け、長野で勝ち、
しかしどちらもきわどい試合展開(というかサンガの押し切れなさが目立つ)。
それが今シーズン3度目の対戦でも再び繰り返された。
鹿児島での試合展開と似たような感じでした。

しかし昨日は負けなくてよかった。
前半のザスパCKからチカと鳥居塚が続けてバーにあててくれたし、
さらにはチカがミドルで狙ったシュートもポストに嫌われた。

サンガは復帰してきたアンドレが早速結果を出してくれたが、
それを結果に結び付けられず。
失点シーンもそうやが、昨日は集中力が途切れがち。
レフェリーのジャッジ基準が曖昧やったというのもわかるが、
だからといって自分で判断してよいものではない。
セルフジャッジというのは醜いもの。


「疲れが見える」とは美濃部監督談ですが、
それならちょっとは選手を入れ替えてみるとか考えてみては?
スタートメンバーもサブもほとんど変わり映えしない。
今はチームが安定しているので大幅に変更する必要性はないが、
フレッシュな人をいれるということも必要では。
今こそチーム一丸となってここの大きな山を乗り越えねばなるまい。



次札幌戦。
絶対勝利。

【'07サンガ第32節】vsセレッソ大阪 やり直し。

2007-08-05 22:10:53 | 京都サンガF.C.
今日はセレッソホーム開催としてのテクノポート福井でのゲーム。
サンガは今季2試合目のin福井。

サンガは前節お休み。
休み前までは8勝1分とかなり勝点を稼ぎ、首位を捉えられるところまできた。
で、今日の相手はセレッソ。
今シーズン1分1敗と分の悪い相手。
連勝中の1分けがそのセレッソとの試合。
休み明け勝って首位のコンサドーレに食らいついていきたいところやったが…

結果は1-2の負け。
先制されて一度は追いついたものの、突き放されて追いつけず。
…とまあ簡潔にまとめればそんな感じなんやが、
サンガにチャンスが全然なかったわけではないし、
逆にセレッソにもビッグチャンスが数度あった。

サンガのチャンスはことごとくセレッソGK吉田に阻止された。
パウリーニョが2回、角田が1回止められた。
あと1回チャンスあったけど、、、それに関しては後ほど。。
まあ今日は吉田褒めるしかないんやろうなぁ。
1度ならともかく、2度3度されるとどうしようもない。
セレッソのチャンスは古橋が2回もフイにしてくれた。
これは素直に感謝。1回入ったら早い時間で今日の試合は決まっていた。


さて。
では今日の試合は「吉田がすごかったししゃーない」と
それだけで終わらせることは出来るのでしょうか。
答えは否。それだけではあるまい。

例えば失点シーン。
1点目はCKをアレーにヘディングで合わされての失点。
完全にマーカーの石井が振り切られていた。
あっさり振り切られることも問題やが、
CKが2回続いて、その1回目も同じ形でアレーがヘディングで合わせていた。
同じ形で同じ人間にヘディングされるって、そりゃどういうこっちゃ。

2点目はセンタリングにニアに飛び込んだ小松が左足アウトサイドで流し込んだ。
やっぱり小松って上手いね、と素直に褒めたくなるが
どうしてサンガDFはニアを開けちゃうのか。
そして小松についていけないのか。
答えはボールウォッチャー化してしまってるんだよね。
この失点シーンだけではない。
後半の古橋のチャンスシーンも裏へのロビングに対して
角田があっさり裏取られちゃってる。


逆に攻撃シーン。
1点取ったシーンはまあええとしよう。
手島から田原へのくさび、そこからダイレクトで倉貫→パウで1点。
しかしいい時の攻撃シーンが見れたのはこの時ぐらいなもの。
いい時、というのはFWにプラスして徳重、倉貫が絡んで
さらには斉藤、両サイドバックが加わって厚みのある攻撃になる。
でも今日はそんなシーンあったっけ??
追う展開やから仕方ないかもしれんが、裏狙いでパウ頼みばかり。
デカイ奴を生かす為にサイド使うとかそういうのがほとんどなかった。
肝心のデカイFWは生きようとしてない印象が。
単調な攻めに終始してるようでは勝てるものも勝てなくなっちゃうわな。


えーあと問題は、この試合に対してどういう準備してきたのか。
休養十分なのに試合の入り方がすげー悪い。
CKもセレッソの守備には問題あるはずなのに、そこを突こうとしない。
あーあ。


ま、わけもわからず勝ち続けるよりも
ここらで一度自分たちを見つめなおす意味でもいい負けやったのでは。
ここで修正できないようでは問題ですが。。。

最後に雑感。

・田原の勢いはもう萎み加減?
 デカイけどゴール前で全然迫力ないよな。
 完全に小松に負けてる。小松は小松で後半消えていたが。。
 スカパーの解説で「田原の高校時代は釜本以上のポテンシャルを感じた」
 なーんていうから実況もそればっかり連呼。
 あの~、大切なのは今なんですが??

・今日のダイゴーはサイテーやな。
 何がって、ゴールほぼ正面の位置でGKと1対1になってるのに
 彼は何を思ったかシュートではなく横のパウにパス。
 パウもまさかそんなところでパス来ると思ってないからタイミングずれて
 せっかくのビッグチャンスがフイになった。
 あのシーンなら誰がなんといおうとシュートでしょう。
 テレビで見てて口あんぐりやったわ。
 「より確実なほうへ」といえば聞こえはいいが、単なる責任逃れでしょう。
 彼が今ひとつブレイクスルーしないのは、メンタリティの問題??



次から出直し。