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「無題」らしく。。。

【'07サンガ第51節】vsベガルタ仙台 引導を渡し、J1昇格へ前進。

2007-11-25 21:39:00 | 京都サンガF.C.
現在3位のサンガ。
4位との差は勝点わずか2差。
今日はその4位ベガルタとの戦い。
サンガが勝てばJ1昇格への権利を確定させることが出来る。
しかし負けるとベガルタが上回りたちまちサンガは立場が危うくなる。
そんな、まさに「Dead or Alive」な一戦となった。

今日はベガルタサポーターも含め、ほぼすべてのスタンドがいっぱいに。
なんと17000人オーバーのサポーターを集めた西京極。
去年の浦和戦より多いがや。
ワタクシはといえば、諸事情にて行けず。あー行きたかったなぁ。。。
仕方なくテレビにて観戦。


試合はまさに意地と意地のぶつかり合い。
出だしはみんなあまりリスクを背負わず中央で潰し合い。
そのまま前半は0-0で折り返し、後半にゲームは動き出す。
お互い勝たなければいけない状況なだけに攻撃に出始めた。
リズムを握っている時間が長かったのは仙台のほう。
何度か本当にやばいところもあったが、なんとか凌ぐサンガ。
点をとって勝ちたいサンガ。しかしなかなか上手く攻められない。
中山の惜しいシュートなんかもあったが、、、1点が遠い。

ロスタイムは4分。
そんなロスタイム入ったところでドラマが待っていた。
ボールが右サイド、ペナルティエリアやや手前角で待つ大剛へ展開される。
選択肢はクロスボール。しかしベガルタのDFも数は足りている。
クロスは応対しに出たベガルタDFの脇を抜けてゴール前へ。
ゴール前で待つ西野はDFに潰される、、、しかし。
ボールは大きく弧を描いてファーサイドへ。
そこにはフリーのサンガの選手が。石井俊也だ。
今日一番のクロスボールに対して、石井が頭から飛び込んで合わせた。
ボールは見事にゴールネットを揺らした。

まさに値千金。
しかもここまで守備面で支えてきた中盤の職人が決めた。

というわけでこの大一番を1-0で勝利したサンガ。
勝ったことでサンガは3位以内を確定させた。


ここ数試合は球際での粘り腰が凄いサンガイレブン。
それを継続してやっときゃ、、、という話はまた後日するとして。
っていうか、パウリーニョがいなくてもやれるやん。そらそうか。


今日は点取った石井もそうやけど、斉藤・中山といったところの
がんばりがすごくよく見えた。


今日勝てたことでまだ自動昇格の可能性もなくはない。
ヴェルディは得失点差がかなり大きいので事実上J1昇格決定だが、
あとは札幌と京都の争い。
単純に札幌が次節負けて、京都が勝てば得失点差で順位が入れ替わる。
コンサが次ホームで相手が水戸と考えるとなかなか負けるとは思えないが、
まあ可能性ある限り戦い、勝って終わらせよう。
負けて入れ替え戦に挑むより、勝って行くほうがやっぱええやん。

秋田豊引退/北京五輪出場決定

2007-11-21 23:11:37 | 国内サッカー
昨日今日で気になったトピックスを二つ。


まず、「秋田豊引退」。

今年移籍してきたばかりなのになぁ、、、という気は少々ありますが、
彼ももう37歳。いつ引退してもおかしくない御年頃。
今年も空中戦では抜群の強さを見せてくれた。
でも正直なところ、スピードの衰えは顕著やった。
それはJ2というカテゴリーであっても。
まあ真相は本人の口から語られない限りわかりませんが、
そのへんのギャップ?なんかの兼ね合いもあり、
また400試合という節目も迎えられたこともあり、
引退をお決めになられたのでしょう。
とりあえず、ごくろうさまでしたというところでしょう。
J1昇格を置き土産に、是非お願いします。



次は、「U22北京五輪出場決定」。

勝ったのかと思いきや、今日は0-0。
あれカタールは?と思ったら、前試合でサウジに負けてるやん。
だから試合前にすでに1位日本(10)・2位サウジ(8)・3位カタール(7)。
今日勝つか引き分けるかで日本の出場が決まる状況やったと言うわけですね。
なんだかすごくタナボタのような気もするけど、、、
まあ今日サウジに引き分けという最低限の結果を出して、
本戦出場を決めたということに対しては一定の評価をすべきでしょう。
でも結局、前ゲームのベトナム戦以外でFWの得点無し。
流れの中での得点もなし。ふむ。
あまり先の話をすると誰かに笑われそうですが、、、本戦どうなるのかしら。
アテネの時は"谷間の世代"(自分がまさにそうなのでなんか腹立たしいがw)
なーんて言われてたけど、今から考えると今より全然濃い面子がいたよなぁ。。
今の代表は、なんかものすごあっさりしたテイスト。
出汁ならともかく、サッカーはあっさりじゃ物足りないネ。


【'07サンガ第50節】vsコンサドーレ札幌 半歩踏みとどまる。

2007-11-18 17:05:29 | 京都サンガF.C.
サンガサポにとっちゃ、
昨日のオリンピック予選より、水曜のレッズよりも何とも重要なゲーム。
それが今日の札幌戦。

アウェーに乗り込んでの試合。
そこには札幌の昇格を一目見ようと集まった3万2千のサポーターが。
こんなどアウェイ状態はなかなか経験できない。


サンガは怪我で前節に続きパウが欠場。今シーズン絶望との話も。
アンドレと田原がツートップで、あとは変わりなし。

動きは悪くないサンガ。前半に先制点を挙げることに成功。
ボランチの石井がパス交換からDFの裏に飛び出し、
折り返しを逆サイドから上がった大剛がゲット。

実は、、、この前に札幌に立て続けにチャンスが2度あった。
一度はダヴィが抜け出してゴール、、、やったが際どいオフサイドで命拾い。
二度目はPK、、、しかしダヴィの蹴ったシュートを平井がストップ。
PKの判定は納得いかんが、久しぶりの神の降臨が再びの命拾いをもたらした。

でまあこういう一連の後の先制点やったから尚効果的。

前半終わり間際にもFKからアンドレのチャンスあったが、GK正面。


1-0。
まあこのまま終われるほど甘かないわなぁ。


後半、札幌が曽田→池内と砂川→岡本の2枚を同時に交代させてきた。
そんな初っ端に岡本がチャンスを作っていきなりピンチを招いた。
ここは事なきを得るが、サンガはこの後アンドレ→中山と
やや消極的に思える交代。田原のワントップ気味へシフト。
札幌は最後のカードで西澤→石井でFW3枚に。
それでもなんとか73分までは1-0でがんばるサンガ。

しかし73分に同点に追いつかれる。
平島がクリアしに中央へ出たはいいが空振り→あいた左サイドにパスが出て
それを後半から入った岡本がノートラップでシュート。

さらに立て続けに逆転へ持ち込まれる。
ペナルティエリアでドリブルを仕掛ける石井に対して、
角田がつい手を使ってしまい、本日二度目のPK献上。
前半は平井がストップしたが、今度はそうはいかず石井がゲット。
平井も触ったんやけどなぁ、、、あれは正真正銘気持ちで押し込まれた。

やや守りに傾いたシフトになっていたサンガもここから反撃。
平島に代えて西野を投入し、再びツートップ化。
こういう展開では札幌逃げ切り濃厚やったが、、、最後にまたキタ。
今度はPKをいただいて、きっちり決めたのは西野。

ロスタイムにもビッグチャンスが巡ってきて、
西野から中山へスルーパス、それをシュートするもGKに当ててしまった。


というわけで2-2でタイムアップ。
目の前での昇格は阻止したが、上位との勝点を1しか詰められず、
現実的な結果だけ見ればなんとも消化不良なものになってしまった。


しかしゲーム内容はすごく見ごたえがあった。
お互いの気持ちが随所に表れ、それがぶつかりあっていた。
札幌は西・岡本・石井と若い衆が後半の流れを生み出していた。
サンガは今日は本当に気持ちが見えた。
前線では田原が精力的に動いて、身体を張り続けてボールを奪われなかったし
ディフェンスラインでは森岡がその実力の真骨頂を見せてくれた。
最後はあの石井俊也もフラフラになっていたところが、
今日のゲームを如実に物語っていた。




でも勝ちたかったよなぁ。。。
勝てば今日ゲームの無かった2位ヴェルディとの差が1まで縮まったのだが、、、
まあタラレバの話してもしゃーない。
今日ベガルタが湘南に負けたので順位が入れ替わることはなく。
でも次直接対決。勝点差は2。
次勝てば3位は確定するはずなのでとりあえずがんばろう。
2位浮上もまだ可能性はあるから、勝つだけです。


今日だけはレッズサポーター。 ACL決勝 浦和レッズvsセパハン

2007-11-14 21:54:26 | 京都サンガF.C.
形こそ違えど、今日の浦和レッズはまさに日本代表。

そんなレッズを応援しないわけにはいかないじゃないの。
急遽決まった地上波全国放送もアツイ。
今日だけはテレビ朝日のサッカー中継も受け入れる。

熱いゲームやった。
前半20分過ぎに永井が先制ゴールを叩き込んだ。
でもそのあとは苦しい時間帯が続いた。
前へ前へと押し込んでくる相手に対し、
レッズのディフェンスラインはなかなか押し上げられない。
前線のワシントン・永井・ポンテとプレスをかけるも、
全体が間延びしてしまっているのでなかなか連動しない。
セパハンのチーム力、そして個々の技術もかなり高く、
スピードがあり的確な攻撃を仕掛けてきていた。

しかしレッズは崩れることなく持ちこたえる。この辺が今のレッズの強さ。
苦しい中でふとした拍子から訪れたCKのチャンス。
そのプレゼントをきっちりモノにしてしまうところも、さすがレッズ。

2-0となって息を吹き返すレッズ。
ポンテに代えて仕事人内舘を投入し、締めくくりを狙うオジェック。
諦めないセパハンも最後までゴールを脅かすが、レッズDFが防ぐ。
最後はロスタイムに最下位だったレッズを知る岡野雅行が投入され、
そのままタイムアップ。


Jリーグ勢初のACL制覇。
というか今までグループリーグさえ突破したことがなかったのに。
そういう意味ではセパハンに準々決勝で敗れたフロンターレにも賞賛を。


この優勝はかなり価値がある。
レッズはこのままいけば今年のリーグ優勝も固い。
だから今日負けてもクラブワールドカップには、
「開催国枠」として出られる。
でも「アジアチャンピオン」として出るのとは重みがまるで違う。
「開催国枠」ってのはスポンサーサイドの意向が強く、
所詮は言ってみればテレビ的な"お情け"でしかない。

アウェーを渡り歩き、ついに勝ち取ったアジアの頂点。

おめでとうございます。

レッズとそのサポーターには最大の賞賛を。

【'07サンガ第49節】vsモンテディオ山形 曲がりなりにも。

2007-11-11 21:41:17 | 京都サンガF.C.
2週間ぶりのJリーグ。
サンガは天皇杯がもう終わったので、がっちり調整期間。


結果は2-1。
先制されたが、逆転して勝利をもぎ取った。
まあでもしんどいねぇ。


試合を見てると全体的にどうもしっくりこない。
というか、電撃交代の直後セレッソ戦以降で
そのしっくりきてない度合が増してる気が。
要はセレッソ戦が加藤体制の中では一番やったような。

…戦術うんぬんより、選手の気持ちの入り方の違い?
いやいや、モチベーションは高いはず。
今日勝ったことで再び3位に浮上したしね。


準備期間も短い中で、手を変え品を変え、、、
といえば聞こえはいいが、あまり面子コロコロ変えてもなぁ。

次の札幌、その次の仙台は今シーズン最大の山場。
ここで勝てればJ1への光がはっきり見えてくる。

天皇杯4回戦。

2007-11-04 22:40:36 | 京都サンガF.C.
土曜のナビスコ決勝と日曜の天皇杯の関係で、
今週はJリーグはお休み。

サンガは見事に3回戦で敗れ去りましたが、
そんなジャイアントキリングが4回戦でも見れるのか。
それが天皇杯の面白さでもあります。

で、実際に起こった事件は2つ。

アルビレックス新潟 2-3 サガン鳥栖
柏レイソル 2-3 Honda FC

さらに、負けはしたけど一番の驚き。

清水エスパルス 3-3(PK5-4) 明治大学

J1チームはいずれもベストメンバーを揃えてる。
柏にはフランサが見当たりませんが。。
今大会の一番のがんばり屋さんはHonda FCに決定です。

明治大学は負けたとはいえ凄い。
常にリードする展開で、J1の強豪に対して3点も取った。
あとわずかな運の差で大魚を逃してしまった。


こういうトーナメントがいかに難しいか、またわからされました。
明らかな格下とやる時は、口から出るコメントは「油断しません」でも
頭のどこかでは「まあ大丈夫やろ」と思ってるし、
頭がそうやと身体がしっかり準備できてないから、
先制でもされた時にはプチパニック。
現にエスパルスもそうやった(と思われる)が、何とか勝ちを拾った。
ここがJ1上位チームとJ2上位チームの差なんでしょう。


Hondaは次グランパス戦。サガンはFC東京。
どっちもまだ可能性ありそうやな。

カローラ ― 変身!→ マークX ZIO。

2007-11-01 23:28:45 | クルマ
ネタに困ったらクルマの話w


マークX ZIO(ジオ)が受注好調というのを聞いてふと思ったことを。

出た当初に実車見た。
トヨタ本社から一番近いトヨペットで。
CMを見る限りだと結構車格ある感じがするのだが、
実際はそうでもない。というか正直、がっかり。
だってあまりに車格がなさすぎる。ショートショート。
あれでマークXを名乗られてもなぁ。。

元を紐解けば、マークXとは言ってもベースはブレード。
ブレードということはカローラ。駆動方式はFF。
一方でマークXはFR。ん、、、なんかしっくりいかんなあ。

だいたいトヨタが今日日FRベースでミニバン作るわけがない。
そんなクルマ今はない。昔ならあった。
ハイエースとかグランドハイエースとかグランビアとか、
あとは初代のライトエース/タウンエースノア。
FRベースのミニバンはほぼみんな売れなかったね。
全部荷物運ぶ用のバンベースやったから。
ちなみにグランビアは欧州では今でも現役です。バンしかないけど。
今はみんなFFベース。ノア/ヴォクシーもエスティマもアルファードもね。

さてこのクルマのコンセプトは、
「ワゴンより贅沢に・ミニバンより優雅に・セダンより自由に」
そして「全席を招待席に」。
こういうフレーズでもって、
このクルマを新ジャンルだとトヨタは位置づけるけど、
これもなんだかしっくりいかない。


~※ここからはやや捻くれた意見になるので、注意しましょう~
まず「ワゴンより贅沢に」
…一応3列シーターやからワゴンよりかは人が乗れる。
 そして一般的なステーションワゴンより背が高い。その点では贅沢かも。
 それで贅沢と思えるなら、いいお客さんですね。

次。「ミニバンより優雅に」
…6人乗り仕様の前2列はすべて独立シート。そこがトヨタの言う優雅なんでしょう。
 でも7人乗り仕様の2列目シートは一般的な5人乗りワゴン/セダンと変わらん。
 極めつけの3列目、これは6人/7人乗り問わず酷い。
 250万円からの3列シートのクルマの3列目がこれではねぇ。。。
 「優雅」と言うことで、自分ちの他のミニバンを批判するとともに
 自分自身をも貶めている。うーん、すごい。

「セダンより自由に」
…3列目は使わなきゃデカイトランクスペース。
 いざとなれば3列目が登場して人乗せられます。
 そういうのが彼らの言うところの自由なんでしょう。

「全席を招待席に」
…あ、そうか。結局売るほうは3列目なんぞ存在しないものと思ってるんやな。
 これですべてが丸く収まる。


結局のところ、ミニバンもセダンもワゴンも一通り出してるから、
それぞれの究極を突き詰めるよりは、それぞれの長所をちょっとずつ集めて
それなりに仕立ててみたらこうなりましたというクルマなんだよね。
いかにニッチを埋めるかが、トヨタのやり方。
このクルマはそれを如実に物語っていますね。


まあ、「やるなら徹底的にやれ」と言いたい。
全席を招待席に、というなら2列ワゴンの4人乗りで出せばいい。
口では立派なこといいながら7人乗りも用意してるところがセコイ。
フィアットのムルティプラは3×3の2列やけど、どの席も妥協無し。
コンセプトとしても向こうのほうがコールド勝ち。



ベースはカローラ。低コストの象徴。
でも名前はマークX。曲がりなりにも高級車。
売れれば売れるほど儲かって仕方ないんやろうなぁ。
たとえ売れなくても、利益率はめちゃめちゃいいはず。
市場が縮小する日本では、こういうクルマでカネ稼ぐしかないんやろうな。


例えば自分なら、こんな立ち位置中途半端な車は買わない。
トヨタで何か選べといわれりゃ、ミニバンならイプサム。
ワゴンならアベンシス。セダンは、、、、無いw