「脱獄の用心棒」というタイトルでTV放映されたのは、ボクが高校生の頃だったか…?
いきなり、それまで慣れ親しんできたマカロニのメロディとは、一風違う音楽が流れきて、少したじろいだ記憶がある。
もちろん録音もした。
「え?こんなマカロニ音楽もあるんだ…」という驚き。
後年、作曲者のピエロ・ピッチオーニのことを知り、作風も納得した。
ジャズそのもののテーマも、今では結構お気に入りだ。
今、あらためて見ると、かなりオシャレなメインタイトルだと思う。
肝心の映画だが、流血シーンの描写は「情無用のジャンゴ」ばりかも知れない。
ロバート・ウッズが手の甲から弾頭をえぐり出すシーンは、かなりリアルな描写だ。
やれ流血だの残酷だのと言われているマカロニだが、実際はそんなシーンはあまり存在しない。
だから、鮮血の描写をマカロニで見ると、あらためて驚いてしまう。
この作品の中のジョン・アイアランドは好きだ。
彼の最期のカメラワークも気に入っている。
イブリン・スチュアートもいい。
作品の中のワンシーンに、昨年訪れたマドリッド郊外の川辺で撮った写真と同じものを発見!
どうでもいいことだが、こういうのは結構嬉しい!
やはり、スチルやコメントなどがあると、未見や、すっかり忘れていた映画でもサントラの音楽がまた違って聞こえてきますね。
私は、音源のみで映像に接することがあまり無いので、皆さんのホーム・ページやブログのスチルやストーリーなどのおかげで、いつもフレッシュな気持ちでサントラを聞かせて(思い出させて)いただいております。
本当に、いつもありがとうございます。
画像追加しちゃいました。
私も若い頃は、輸入モノは音源のみで楽しんでいましたが、レコード未発売の作品のサントラ聞きたさに、輸入ビデオをあさるようになり、音源+映像の素晴らしさにはまってしまいました。
特にマカロニはメインタイトルが際立って素晴らしいですね。
私の場合、本編のあらすじをほとんど把握してないですが、あらすじを把握できればもっと楽しめるのではないかと思ってます。
R.Cさんを見習おうっと。
(サントラは今からはどう考えても皆さんに追いつかないと思いますし...)
子供の頃は当然小遣いが少なく、パンフ集めに走っていました。
私のブログですが、(年のせいか)つい最近見た作品なのにストーリーはおろか、音楽とかが全く思い出せないものが多くなってきたので、自分の備忘録も兼ねて始めました。
あらすじに関しては、英語だったら何となくわかるのですが、当たり前ですが、ほとんどがイタリア語やドイツ語なので、いろいろな形でベースとなる資料・データをもとに、自分で見た内容で追加していくといった作業をしています。
ところで皆様、この作品の英語題名と全く同じアメリカンウエスタン(と言うしか差別化できませんが)が存在するのをご存知でしたか?
私、3、4年程前に確かM・U社だと思うんですけど、この題名を見つけて当然「脱獄の用心棒」と思い込んで、スタッフや出演者などをよく他を見ずにオーダーしました。
家に到着したのはU・ストロードなどがジャケットを飾る全く訳のわからないウエスタンのビデオでした。
当然観る気もせず、売るわけにも行かずしばらく悩んで廃棄しました。
関係ない話ですみませんが、つい思い出してしまったもので・・・
今、その「Gatling Gun」をIMDbで調べたら、1954年のウエスタンとして掲載されていました。
そのビデオって、もうお手元にはないのですか?
若き日のクレイグ・ヒルが出てるではないですか!
見たかったですねえ~
実は私この「脱獄の用心棒」のMain Titleはもとより、「デザーター」「Sartana」などPiccioniのマカロニ・メロディが好きなのですよ。なんかあまり評判はよくないようですが、好んでたまに聞いております。軽快なリズム感がここちよいのですが。
自分の記憶にあるのはストロードと確かパトリック・ウエインだったかな・・
一目でわかるほど間違ったものを発注してしまったショックで詳しく見る気にもなりませんでした。
残念ながらビデオはパッケージを一回も開かぬまま捨ててしまいました。
一つのビデオで二度も後悔するとは・・我ながら悲惨!
Gatling Gun というタイトルで調べたら1954年制作のものと、1973年制作のもの2本がありまして、クレイグ・ヒルの出ていたのは前者ですが、ウッディ・ストロード、パトリック・ウエインが出ていたのは後者でした。
いずれにせよ、間違っていても捨ててしまうのはちともったいないかと…
正晴さん
若い頃は、イケイケのマカロニ節が好きでしたが、おっさんになったらジャズっぽいのが好きになりました。
仕事のBGMにはもってこいです。
何かクセになる魅力がありますよね。
が好きで、今でもピッチオーニが苦手なArizonaです(苦笑)。
でも、「脱獄の用心棒」は別ですね。この作品は
マカロニを見始めた頃、中学生の時に初めてテレビで
見たのですが、タイトルバックを聞いている時は
スパイ映画みたいな変な音楽だなぁ・・・という印象
でしたが、映画のおもしろさとテンポの良さにマッチして
見終わる頃にはお気に入り曲になってました。