
テリー・サバラスをはじめ、「スパイ大作戦」のマーティン・ランドーも出ていますが、これはマカロニウエスタンではないですね。
マカロニ風味で残酷シーンも多々あり、ワルド・デ・ロス・リオスの音楽は勇壮なのですが、なんとももったりした演出でスピード感がなく、
せっかくの豪華キャストがもったいない!
しかし、まさかわが国でDVD発売になるとは、本当に驚いています。
この作品は、「荒野の用心棒」をはじめとする数々のマカロニウエスタンのロケで使われたオープンセットとは別のセットが使われた最初の
作品ということで、私はとっても興味がありました。
その場所は、Daganzo(ダガンゾ)。
セットの正式名称は「 EM 70 」Estudios Madrid 70
マドリッドの北東の郊外にありました。
なだらかな丘が続く、静かな農村地帯ですが高速道路が走り、大きな倉庫群が立ち並んでいるところもあります。。

昨年、「続・夕陽のガンマン」のサッドヒルに行く途中に立ち寄って、このセットの残骸のなかでキャンプしました。

残されていた井戸の横で寝たのですが、この井戸は、映画の中でも現れます。

こんな廃墟みたいな、かつてのマカロニウエスタンのオープンセットを巡る旅、ずっと続けたいなと思っています。



マカロニ風味で残酷シーンも多々あり、ワルド・デ・ロス・リオスの音楽は勇壮なのですが、なんとももったりした演出でスピード感がなく、
せっかくの豪華キャストがもったいない!
しかし、まさかわが国でDVD発売になるとは、本当に驚いています。
この作品は、「荒野の用心棒」をはじめとする数々のマカロニウエスタンのロケで使われたオープンセットとは別のセットが使われた最初の
作品ということで、私はとっても興味がありました。
その場所は、Daganzo(ダガンゾ)。
セットの正式名称は「 EM 70 」Estudios Madrid 70
マドリッドの北東の郊外にありました。
なだらかな丘が続く、静かな農村地帯ですが高速道路が走り、大きな倉庫群が立ち並んでいるところもあります。。

昨年、「続・夕陽のガンマン」のサッドヒルに行く途中に立ち寄って、このセットの残骸のなかでキャンプしました。

残されていた井戸の横で寝たのですが、この井戸は、映画の中でも現れます。

こんな廃墟みたいな、かつてのマカロニウエスタンのオープンセットを巡る旅、ずっと続けたいなと思っています。



ただ、ステラ・スティーヴンスの幽霊のシーンがもっと、長かったような記憶がありますが...(他の作品と混同している?)
さて、em70 (Estudios Madrid 70) についてですが、ここで撮影された作品の多く(「荒野のライフル」、「地獄のアパッチ」、「無頼プロフェッショナル」、「パンチョ・ヴィラ」(T・サヴァラス)、「真昼と呼ばれた男」)に、イギリス資本が入っていたり、イギリス人俳優が出演しているのは、ただの偶然ではないですよね。
件のイギリス資本系列のウエスタンですが、以前調べてみたことがありました。
それらのウエスタンに共通なのは、セット・ディレクター、アート・ディレクターで、'em70'のセットのオーナーと関わりの深い人物だったようです。
アート・ディレクターの名前が、フリオ・モリーナ(Julio Molina)で、オーナーの名前が、フィリップ・ヨルダン(Philip Yordan)です。
このセットに関して、もの凄く詳しいドイツ人の友人の受け売りですけど。笑