珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

梅雨明け10日

2021-07-25 15:32:23 | その他
横浜は梅雨が明けてから、連日の晴天となり猛暑が続いています。梅雨明け10日は天候が安定すると言われていますが、それを実感する毎日です。本来であれば夏山のシーズンなのですが、今年の夏も見送りとなりそうです。8月の半ばに新潟の焼山を予定していました。期待の山だっただけに残念です。登山の方は、ワクチン接種が終わって、世間の動向も見ながらと、なりそうです。体の方は、ようやく暑さに慣れてきました。このまま五輪、夏休みとづづきそうな、2021年の夏です。

先週の土曜日、家族で久しぶりに中華街に行ってきました。お店は善隣門に近くに構える「横浜大飯店」です。萬珍樓、聘珍樓のような高級店ではありませんが、カジュアルに各地の料理を味わえました。席にいながらにしてバイキングを楽しめるオーダーバイキング方式も、感染対策の一環です。アルコールもOKでしたが、こちらは4名以下、90分で退場という条件付きでした。フロアはお客さんで一杯で、要は皆さん、外食が恋しかったんだろうな、と思いました。中華街も結構な人出となっていました。


この後、酔い覚ましに山下公園を経由して、日本大通りまで歩いたのですが、カメラのホワイトバランスを知らずのうちに変えてしまったようです。事後に画像補正を試みましたが、当日の雰囲気とは程遠いので、写真は1枚のみのアップとします。ギラつく太陽と、空と海の青さが眩しかったです。帰路、ガラス製のビール用タンブラーを2つ購入しました。毎日の散歩の後のビールが、いつもより美味しく感じられるのは、気のせいでしょうか?
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ハンコックさん宅、訪問

2021-07-18 16:09:43 | オフ会
横浜方面、梅雨明けしました。まだ体が猛暑仕様になっておらず、朝、気温が下がらないのは、なかなか応えます。さて、10日土曜日、久しぶりのオフ会となりました。向かったのはハンコックさんのお宅です。前回はちょうどコロナの直前、2019年11月でした。このところ良い音で鳴っているという話をメールやブログで断片的に伺っていました。オフ会は、秋以降、ワクチン接種が広がってからとも思っていたのですが、音が変わる前にとのお誘いでした。感染対策をした上でお邪魔させていただきました。

ハンコックさんのブログを事前に拝見していました。直前、チューバホーンさんが2度に亘って訪問されるなど、気合の入った調整があったご様子でした。ブログの文面からも音に対する興奮が伝わってくるようでした。もっとも、音は聴いてみないと分からない事も確かです。ハンコックさんのサウンドの記憶は残っていますので、その変化を楽しみにしていました。前回からの変化点は、バイアンプ化、DACおよびフォノイコライザーの入れ替えと、結構あります。コロナで家にいる時間が長かった分、皆さん手を入れています。


ハンコックさんと言えば、ウィルソンのWatt3+Puppy2です。一体のSPだと思っていましたが、Watt3単体で2WAYのスピーカーとして使っても十分聴けるといった話を聞きました。前回訪問時は出番の無かったSD05を復活させ、バイアンプに取り組まれています。これにより3WAYが2WAY+サブウーハーの形式になるようです。


というわけで、SD05がシステムに加わっています。マークレビンソンのプリ、パワーと併せてアンプ3台の構成です。さらに右手前の筐体は、UESUGIのフォノイコライザーです。この直前のオフ会では、フェーズテックEA-5より、評価が高かったようです。


オラクルのアナログプレーヤーは健在でした。カートリッジはオルトフォンのMC-20です。ハンコックさんは他にフェーズテックのP-3をお持ちです。昨年11月、チューバホーンさん宅のオフ会で、両者の違いをDSD音源で比較させていただきました。MC-20の声の良さは、記憶に新しいです。



本日、最も気になっていたのがこちらのDACです。チューバホーンさんのDACを作られているOさん製作のDACです。いわゆるDACチップを使わない、ディスクリートDACです。ハンコックさんから自宅試聴を申し込まれたようです。よく機器の持ち込みは危険だと言われますが、一方で聴いてみたくなる気持ちも分かります。脇から聴く機会をいただき、ありがとうございました。異なるシステムで聴くことにより、新DACの本質が見えてくるように思います。ちなみにハンコックさんも拙宅同様にES9018を積んだDACを使用しています。


ディスクリートDACへの入力は、2系統あり、一つはラズパイ、もう一つはPCから直接(USB)です。音はラズパイの方が上だそうですが、PC側もいい勝負をしているとのことでした。将来的には脱PC、即ちネットワークプレイヤー導入も視野に入れている様でした。


ハンコックさんのオフ会は、通常、デジタル→アナログの流れですが、今回はデジタルが目玉ということもあり、アナログから入りました。ユーミンの「埠頭を渡る風」から始まり、邦楽、洋楽、ジャズと聴かせていただきました。一聴、見通しの良さを感じました。ユーミンの声のニュアンスもしっかり伝わってきます。MC-20でも随分と細かい音が出ていると感じます。ダイアナクラール「No Moon At All No 」も聴きやすかったですが、幾分パンチが抑えられた印象です。この辺りは、SPの使い方を変えた影響なのかも知れません。

デジタルでは、アナログで感じた見通しの良さに加えて、音の滑らかさ、柔らかさが印象に残りました。クラシックの音場の広がりが気持ちよいですね。ヴォーカルとクラシックの両立は、これまでにチューバホーンさんのお宅で目の当たり(耳の当り?)してきたわけですが、こちらでも再現されていました。調整する人の音になる・・・これもしばしば耳にしますが、そのことを思い出しました。一方でハンコックさんの主戦場はジャズです。ここからハンコックさんがジャズをどう鳴らすのか、注目して参りたいと思います。

最後に、2つのDACの音の違いです。他を一切変えずに、機器だけを変えて聴いたので違いが分かり易かったです。リファレンスはテレサテンの「別れの予感」(岩崎宏美のカバー)です。一音一音の伸びやかさ、音の分離感で新DACが上回ります。ES9018のDAC(こちらもOさん製作です)も悪くないのですが、やや重くこじんまりとする傾向にあります。単体で聴く分にはそこまでシビアにならなくていいのかも知れませんが、埋め難い差だと思いました。スタジオ録音の音源で明確な差がでましたので、クラシックやライブだとより差が出そうです。

DACは日進月歩の世界なので、あまり振り回されないようにしてきました。拙宅のシステムにES9018のDACを入れても8年になります。随分と経過したことを、音の比較で認識した次第です。今後の方向性を、少し考え直しているところです。ハンコックさん、お誘いいただきありがとうございました。
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久々の青空

2021-07-11 16:10:54 | オーディオ
横浜方面はこの週末、両日とも晴れて梅雨明けを思わせるような天候となっています。当然、気温も上がり、夏本場の予行演習となりました。このまま来週には梅雨明けしそうな勢いですが、どうでしょうか?10日は、久々にオフ会があり、ハンコックさんのお宅を訪問してきました。3月末のHarubaruさん訪問以来ですから、オフ会は3ヶ月以上、開いたことになります。いろいろと気づきの多いオフ会でしたので、次回、整理して報告したいと思います。コロナ禍でも皆さんの音は着実に進んでいます。

オフ会からの戻り、少し遠回りして田園風景を歩いてみました。遠く、大山の頂上が見えています。この山のピークが見えれば、天候は安泰です、実際、翌日曜日もしっかりと晴れました。



あれだけ日中が暑いと、夏雲が湧きます。夜は関東のあちらこちらで雷雨や竜巻の警報が出ていました。拙宅でも10日の夜はゴロゴロと鳴っていました。


さて、ワクチンの職域接種に期待していたのですが、最近の混乱で一旦白紙になりました。いずれもしてもお盆以降、地元で受けるか、職域接種の仕切り直しで受けるか、の天秤となりそうです。東京の緊急事態宣言は随分先までとなりました。本格的な回復はやはり秋を待って、ということになりそうです。
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久々のステレオサウンド

2021-07-04 16:43:48 | オーディオ
ステレオサウンド誌を毎号のように買っていた時期がありました。2010年前後だった記憶していますが、オーディオ機器に目移りしなくなったことで、たまに書店で立ち読みする程度となりました。オーディオ誌では音はわかりませんし、オフ会で機器以外の要素の影響(の大きさ)を実感してきたことも理由です。といってもオーディオへの関心は変わらずですし、オーディオを取り巻く環境も数年スパンでは変わっていることが予想されます。ウィーンアコースティクス+オクターブに関する記事にも後押しされて最新号を購入しました。


コロナ禍直前のオーディオショウでウィーンアコースティックスの新SPのお披露目がありました。コロナが無ければ、試聴の機会を作ったはずですが、そんな場面もなく1年半が経過しました。コロナ禍のオーディオは専らPCトランスポートの更新=MFPC化でした。次はそろそろSPという想いもあります。オーディオ趣味をあとどれくらい楽しめるかは、自身の身体次第ですが、諸先輩を参考にすると長くて20年くらいでしょうか?SPの本領発揮が10年鳴らし込んでからとすると、購入のタイミングをつい考えてしまいます。

さて、記事です。評論家の山之内正氏が、ウィーンアコースティックスの新SP、リファレンスシリーズのフラッグシップ Beethoven Concert Grand Referenceを取り上げています。複数のアンプを組み合わせての鑑賞でしたが、その中にオクターブの新しいプリメインアンプV70 Class Aが使われていました。メーカーの組み合わせが拙宅と同じ上に、両者の相性の良さが紹介されていて関心度が一段上がった次第です。平面振動版を使ったドライバーユニットが齎す低音の解像度改善、気になるところです。


なお、拙宅ではオーディオ部屋の大きさから、このフラッグシップ機の導入が難しいので、その弟分であるBeethoven Baby Grand Referenceが検討対象となります(同じSPのバージョン違い)。ウーハーの数は一つ減りますが、コンセプトは共通しています。ウィーンアコースティクスのハイエンドThe Musicを秋葉原のテレオンで聴いたのは2010年の3月でした。既に平面振動版が登場していましたが、ようやくボリュームゾーンへの投入となりました。同社はモデルチェンジの頻度は低いですが、ブレない音づくりをしている点に好感を持っています。

さて、SS誌です。まだ斜め読みしかしてませんが、デジタルファイル再生とアナログ再生という2極化が進んでいる印象を持ちました。ウィーンアコースティクスの記事は、同じ価格ランクの実力派SPの紹介として取り上げられていました。安くはないですが、べらぼうに高くないSP群です。11月のオーディオショウは予約制とは言え、2年ぶりに開催される見込みです。コロナ禍で家時間の大切さも見直されました。ニューノーマル時代のオーディオ、もうすぐそこまで来ているようです。皆さんとのオフ会での再会も楽しみです。

真空管使いとしては、本格的再開は残暑が収まる9月下旬頃でしょうか。梅雨明けする前の、比較的、涼しい今のうちが聴き時となりそうです。
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