珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

2019年、オーディオ振り返り

2019-12-31 17:59:10 | オーディオ
2019年も残りわずかとなりました。大晦日から正月にかけて、横浜方面は穏やかな天候になりそうです。この年末年始は10連休ですが、早くも折り返しです。時間が進むスピードは年々早くなっているようです(汗)。今年は大型の投資がなく、調整中心のオーディオでした。それでも、こらから先のオーディオライフの方向性が見えてきた年でもありました。というわけで、オーディオの振り返り、今後の展望で、年内最後の日記とします。あと1か月もすれば、ブログ開設10年になります。我ながらよく続いたものだと思います。

28日は神田で中古レコード探しでした。途中、目黒に寄り道して、香港園にて担々麺を食べてきました。過去記事を見ると、2013年2016年に同じパターンで目黒と神保町をつないでいます。汗を掻き掻き、青島ビールを飲みながら辛いスープを口にしたのも一緒です。思考(嗜好?)が変わっていない証ですが、年末年始の過ごし方には、どうしても好みが出てしまいます。仕事や年賀状書きが終わり、ホッとした気分で感じる神保町の雰囲気が好きなのでしょうね。富士レコードで物色しているうちに、ほろ酔いが覚めました。


中古レコードの調達品です。「赤い鳥逃げた」は「ミ・アモーレ」の12インチシングルバージョンです。fukuさんのお宅でかけていただいたのは、もう4年も前になります。当初買う予定ではなかったのですが、レジ脇に積んであって思わす触手が・・・(笑)。最近嵌った麻丘めぐみも、売れていただけに中古の調達も容易でした。厚木のお二人を招いたオフ会でかけた「恋のあやとり」を含む『青春』というアルバムです。相曽春日は岡山の音会で知った、とりさんおすすめの女性ヴォーカリスト。ポプコン出身で澄んだ声に魅力があります。



以下、オーディオの2019年総括と今後の展望です。

1)足元を固める
オーディオ機器の足元はやはり大事ですね。今年はSP回り、アンプ回りの足元を固めることとなりました。SPの方は、コルクテープ薄皮1枚から黒檀に変更となりました。8月以降、ずっと定着しています。一方、アンプの方は、ウェルフロート導入で落ち着きそうです。元々プリアンプの下には通常のウェルフロートが入っていましたが、メカが強化されたバーチ素材のボードに入れ替えました。一方パワーアンプはゴム足を外して以降、ラックにべた置きでしたが、ネジ頭で支える不自然な状態でした。Harubaruさんのアドバイスもあり、Quad Ring3点受けに変更しました。



2)プリアンプの真空管交換
2018年夏に導入したプリアンプは、システムにとって欠かせない存在になっています。しかしながら、右SPから時折雑音が聴こえることがあり、対処を相談していました。雑音を気にしながらでは音楽に没頭できません。6月にフューレンコーディネートさんに来ていただき、真空管を交換して問題が無くなりました。この手の問題の9割9分が真空管起因だそうです。パワーアンプの感度調整は結局行わず、プリアンプのゲインを3段階のうち最も低くして使っています。音色が変わるリスクは取りづらかったです。


3)PCオーディオ周り
light MPDのデュアル構成に移行して2年が経過しました。大きな変更点はありませんが、5月にUSBの出口にiDfenderを入れています。インパクトが大きかったのは、MFPC Direttaの自宅試聴です。年内最後のオフ会ながら、今後に影響し得る内容でした。見通しの良いサウンドで、CDクラスの音源再生にはまだまだ伸びしろがあると実感しました。私がPCオーディオに舵を切ったのが2010年の5月ですから、何だかんだで10年になります。10年ひと昔と言います。正しくターニングポイントに立っている気がします。


4)今後の展望
11月のオーディオショウでウィーンアコースティックの新SPリリースの話を知りました。残りのオーディオライフから逆算するとメインシステムのSP変更は後1回、多くて2回です。まずは春の正式リリースを待ち、あちこちらの試聴会に顔を出すつもりです。PCオーディオはMFPC Direttaの導入有無を春先くらいに決断したいと思います。現在SSDタイプのNASを3台使用していますが、3台併せて1TBもなく、この先音源が増えた場合にどうするか悩ましいところでした。数TBのハードディスクへの一本化も、MFPC導入には期待しているところです。

今年も年間を通じてオフ会での交流を楽しませていただきました。日常の大半を過ごす家庭と職場以外の時間を、趣味である音楽やオーディオで共有できるのは、有り難いことです。2020年以降も引き続き、よろしくお願いします。
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拙宅でMFPC Dirreta仕様を聴く

2019-12-29 06:34:56 | オフ会
今年の最後のオフ会は12月15日でした。MFさん自らによる、MFPC Diretta仕様の持ち込み企画でした。10月のオフ会の後、自宅試聴の提案をいただいていました。必要最低限なコンパクトシステムを持ち込み、現行システムとの音の違いを知ろう、というわけです。その日限りではなく、まとまった期間の貸し出しが可能とのことでした。冬休みを挟むこともあり、耳慣れた音楽をとっかえひっかえ聴くチャンスです。短絡的にならずに、納得するまで聴いて判断する機会をいただいたMFさんに感謝しています。というわけで、この年末年始はMFPC Diretta三昧となります。

MFさんにお越しいただくのは、約2年ぶりになります。当時は、タワー型PC3発で、再生ソフトはJPLAYでした。皆で箱を運んだことが懐かしいです(笑)。変わっていない点もあります。Windows PCにおけるプロセスカットは、依然原点のままです。2年前、Direttaという伝送方式は無かったですが、良いものは取り入れる姿勢もお持ちです。ファイル再生をできるだけ良くすることがMFさんの趣味と伺いましたが、その趣味の恩恵に預かっているオーディオファンを、私も沢山知っています。よく自宅試聴は危険と言われますが、飛んで火に入った次第です。


万が一、DIrettaからの出力が拙宅のUSB-DDCに接続できなかったら、比較企画は没です。その場合は通常の拙宅オフに切り替えるつもりでした。ジャンルを跨いでCD音源を用意しておきました。実際、最初の1時間は現行のlight MPD×2の構成で聴いていただきました。前回とはの差異は、プリアンプの有無です。やはりプリ導入の効果は感じられたようで、セパレート化による余裕、ノイズの少なさなどを指摘いただきました。もっとも、これは序章に過ぎませんでした。おやつ休憩後、いよいよMFPC Diretta仕様の登場です。


実際、音はすんなり出てホッとしました。下の写真は後日、撮影したものですが、当日のポン置きとほぼ同じ状態です。ligjt MPDには申し訳ない気もしますが、MP-PC、ターゲットPC、バッテリーなどを載せています。必要最低限の構成で、バッテリー2つ、PC2台、ルーター1つの構成です。MFさんが、その場でLANケーブルの加工をサクサクと行い、システムを組み上げました。Roonは事前に私のiPhoneに登録していました。Roonの操作は今回が初めてでしたが、選曲して音を出すくらいは簡単に出来ました。


一聴、音が澄み切った感じがします。いわゆる「ノイズフロアが下がる」ですね。ポゴレリッチのピアノソナタの余韻がさらに伸びる印象です。一方、「海を見ていた午後」はテープのヒスノイズが、現行システムより大きくなります。細かい音があちらこちらで聴こえてきます。今までスルーしていた音が活きます。ダイアナ・クラールの「No moon at all」は、低音がより引き締まりました。愛聴のイーディ・ゴーメの「The Gift」は声のリアルさが上昇。BTさん持ち込みのフォーレの「パヴァーヌ」は空間スケールが拡大・・・。MFさん宅で聴いた音の傾向が再現されています。

勿論、最初に聴いた変化は強調されやすい、ことに気をつける必要があります。この点、長期貸し出しは助かります。音源用のmicr SDカードに、多ジャンルの耳タコ曲を入れては聴く、を繰り返しています。この2週間で200曲ほど聴いた感想をざっくり整理します。
・すっきりする
・全般に音の数が増える傾向
・低音の解像度が上がる
・音の立ち上がり、立ち消えがよく分る(声とか打撃系の音)
・空間が広がる
あたりは、ジャンルを問わず言えると思います。バックミュージシャンやバックコーラスが掴みやすくなります。どんな音にも意味があるわけですから、音楽を聴く上で好ましい変化だと思います。やや高域側が強い印象もありますが、micro SDとHDでも傾向が変わるとのことです。

今回のオフ会で嬉しかったのは、USB-DDC以降の下流の健闘です。上流の変化にきちんと反応した点は、褒めてもいいのではないかと思いました。これに似た感覚は、2011年の初オフ会でも経験しました。GRFさんが持ち込んだハードディスレコーダーNAC-HD1(クロックを改造)で、クラシックが朗らかに鳴ったことをよく憶えています。結局は、上流も下流も大事という当たり前の結論になってしまいます。(あと本人のレベルアップも?)。新SPも気になるところではありますが、次の一手は上流になりそうな気配です。

MFさん、持ち込み企画ありがとうございました。スムーズに音が出るか心配でしたが、問題なく進んで良かったです。Roonの操作にも何とか慣れました。お貸出し期間中、たくさんMPPC Direttaの音を浴びたいと思います。
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K&Kさん、Harubaruさんを迎えて

2019-12-19 23:48:29 | オフ会
師走に入って拙宅オフ会が2件続きました。12月7日は厚木のK&Kさん、Harubaruさんにお越しいただきました。前回は2017年の4月ですから約2年半ぶりのご来訪になります。2年半の間にlight MPD×2導入、プリアンプHP-300SE導入と、大きな変化がありました。この直近ではHP 300SEの足元に、フルコンメカのウェルフロート導入しました(バーチ)。前回、トールボーイの足元に敷いたQuad RingはSP姿勢の不安定さから、配置転換していましたが、よりよい使い方の指南もあり、有意義なオフ会となりました。

長津田駅で待ち合わせ、腹ごしらえに、中華料理店「壺中天」へ向かいました。ハンコックさんと行って以来、約2年ぶりです。夕方以降、K&Kさんのご都合があったため、感想戦は無しとしてやや長めのランチとなりました。私は魯肉飯のセットにしました。


プリアンプの下のバーチのウェルフロート、ようやく馴染んできました。フォノイコライザーEA-300はスパイク上の足が3つあり、この日までQuad Ringで受けていました。Harubaruさんより、Quad Ringは面で受けるのが基本、とのご指摘があり、休憩タイムを利用して、急遽、足元を通常のウェルフロートボードに替えました。そのQuad Ringはさらにパワーアンプ(V40SE)の足元へ。genmiさんの宅で、そのようなトライがあり、好結果だったとそうです。適材適所への人事異動?(移動)を施しました。詳細はあらためてレポートします。


SPの足元が黒檀スペーサーに替わって、数ヶ月になりました。SPの位置ずれはQuad Ringでも起きにくかったですが、横揺れが無くなったので心理的安心感はかなり増しました。行ったりきたりのオーディオですが、オーディオらしいと言えば、らしいです。


あちらこちらにコンビでオフ会訪問されているお二人です。どんな音楽をかけても楽しんでいただける安心感があります。クラシック、ジャズ、ポップスをほ均等に選んでみました。出だしはカジュアルに、かつ年代も配慮して、麻丘めぐみにしました(笑)。Apple Musicで聴いた「恋のあやとり」が気に入って、少し嵌っています。冬休み、中古レコードを漁る予定です。ジャンゴはX1オヤジさん宅で見た映画のサントラです。そう言えばお二人は新潟遠征もされていましたね。人的ネットワークが線から面になってきた・・・そんな感じがする昨今です。


プリアンプ導入後の音の変化は、私としては気になるところです。柔らかさが出た、切れが良くなったなどのコメントをいただきましたが、音楽によっても印象が変わります。総じて音の表現力、余裕度は上がっているのではないかと・・・。V40SEの足元を既存のウェルフロートボードをQuad Ringにすると音がすっきりして見通しがよくなりました。この方式はgenmiさんのお宅でも好結果をもたらしたそうです。ピリス/デュメイのヴァイオリンソナタ(モーツァルト)では、強めのヴァイオリンが一歩引いてバランスが良くなりました。

オフ会の締めはアナログです。ここは皆さんにとって懐かしい音源の緩く楽しむ時間です。K&Kさん向けに、やまがたすみこ「雨の日曜日」をかけたのですが、これはHarubaruさんにとっても思い出のある曲だったそうです。40年ぶりの再会をお手伝いすることができました。太田裕美の『12ページの詩集』は、以前、拙ブログの記事でも取り上げた1枚。フォーク界の多方面からの楽曲が提供された作品です。「青い傘」「ガラスの腕時計」がお気に入りですが、伊勢正三による「君と歩いた青春」を選びました。


K&Kさん、Harubaruさん、師走のお忙しいところご訪問いただき、ありがとうございました。少し間を置いた定点観測いかがだったでしょうか?また、機を見て相互交流をさせて下さい。
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虫倉山

2019-12-13 23:18:22 | その他
11月30日から12月1日にかけて長野、白馬方面に行ってきました。メンバー3名での虫倉山への忘年登山です。ここに来て一気に寒くなったこともあり、しっかりと冠雪した後立山連峰を望むことができました。昨今、秋が長く冬が短くなったと言われますが、山の上は別のようです。今年は前半が雨続きで今一つの登山でしたが、夏の槍ヶ岳以降は天候に恵まれました。特に大きな事故もなく登り下りできたことに感謝です。虫倉山の前日、ちょっとした長野観光を楽しみました。先の台風の影響が残る千曲川を横目に向かったのは善光寺です。

善光寺は、実はお初でした。松本は何度も行っていますが、長野は意外に横浜から遠いのです。余裕があれば古戦場にも行きたかったですが、小布施などと併せて次の機会にとっておきます。


お昼は迷わず善光寺そば。参道沿いのお店で、カツどんとセットでいただきました。座った席が入口付近で寒かったこと以外は、大満足です。


善光寺近くの物見岩です。ここはかつて謙信が陣を構え、信玄側の動きを物見したと言われています。少々スリリングでしたが、私もこの岩に登ってみました。長野市街が眼下に広がりました。



初日の宿は白馬のリゾートホテルです。通称オリンピック道路を抜けて白馬方面へ向かいました。途中、真っ白な鹿島槍ヶ岳の双耳峰が見えて、明日への期待が膨らみました。


翌朝、ホテルから見た白馬三山方面です。ゲレンデにはまだ雪が積もるまでは至っていません。スキー場開き直前の中途半端な時期で、ホテル代が格安だったのは有難かったです。


白馬から再び長野方面に引き返し、途中、中条で登山口に向かいました。幸い、熊に合うことはありませんでしたが、黒いカモシカは見かけました。


稜線までしばし登りが続きます。先を行くのは学生時代の同期二人です。予報では寒波到来だったのですが、ことのほか暖かく拍子抜けしました。


やがて北アルプスを一望できる展望台に着きました。尖ったやや黒い山は百名山の一つ、五竜岳です。五竜とおみスキー場が見えますね。


虫倉山の頂上では360度のパノラマを楽しみました。白馬三山です。大学2年の時、白馬大雪渓を登ったことが思い出されます。


槍ヶ岳方面です。北アルプス南部は、まだ雪の付き方が弱いです。手前は燕岳、大天井岳など表銀座の山々です。


やはり鹿島槍ヶ岳は登らねばならない山だと、あらためて思いました。


高妻山、戸隠山方面です。右奥には妙高山も見えています。この高妻山も登り残している山の一つです。来年チャレンジしたいです。


長野、上田方面です。千曲川の上に川霧が立っています。中央奥は浅間山でしょうか?こうして見ると軽井沢の標高の高さがよく分かります。


下山後、近くにある「やきもち家」で汗を流しました。残念ながらこちらの宿は満室で白馬に泊まった次第です。ここの目玉の一つが囲炉裏です。皆で囲んで、名物のお焼き(野沢菜)で小腹を満たしました。


この日より師走です。穏やかな初冬の午後が過ぎていきます。中央奥は蓼科山と思われます。ここで信州の名山を見納めて、帰路に就きました。良い忘年登山となりました。できれば年内、天気のいい日を選んで、近場の低山で締めたいと考えています。


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TIAS 2019

2019-12-07 21:32:38 | オーディオ
11月24日の午後、久しぶりにインターナショナルオーディオショウに行ってきました。今年の個人的目玉は、ウィーンアコースティックの新SPです。現在、使っているBeethoven Baby Grand(購入当時の名称はT-3GB)は、早くも導入後10年を超えました。SPは10年超えてから本領発揮と言われますが、あまり新作が出ないメーカーだけに新SPのリリースは気にはなっていました。今回はお披露目のみで、実際の販売は来春になるそうです。拙宅では昨年プリアンプを導入したので、まだまだ大きい投資はできませんが、視界の霞が取れた感覚となっています。


ようやく11月下旬になり東京・横浜方面も寒さが増してきました。国際フォーラムの回りも、ちょうど紅葉の見頃となっていました。グラデーションが見事です。屋外の出店は、思いの外、賑わっていました。


オーディオショウに来たら必ず寄るユキムのブース。ここは自然光がふんだんに入るので心地よい空間です。オラクルのCDプレイヤー、まだ頑張ってますね。


ワーフェデールは、私が最初にシステムコンポを組んだ時のSPです。もう30年近く前のことです。一時期日本では遠ざかった感がありましたが、ロッキーインターナショナル扱いで展示されていました。値段もリーズナブルです。


フューレンコーディネートで小野寺さん(想像通り穏やかな話しぶりでした)の講演を聞いた後、向かったのがナスペックのブースです。個人的なハイライト、ウィーンアコースティックの新SPを紹介するセッションです。やはりナスッペックが扱う、ロクサンのアナログプレイヤー、プライマーのアンプと組み合わせて鳴らしていました。ブースに入ったとき話をしていた方は、確か以前はユキムにいました。オーディオ業界、特に輸入系は狭いのでしょうね。お互い競合と言っても、何か仲間意識のようなものがあるのかも知れません。


新SPの名称にはReferenceが入っています。こちらはフラッグシップのBeethoven Concert Grand Referenceです。ウーハーにフラットコーンが採用されているのが大きな変化です。昨年あたりからミュンヘンのオーディオショウで試作品が展示されていました。商品化はまだ先かと思っていましたが、何とかTIASに間に合ってよかったです。会場が広すぎて参考程度ですが、ヴォーカル、弦、ピアノのバランス、低音の量感に同社のDNAを感じました。尤も、10年もその音を聴き続けているので、それが自然な音と感じてしまう・・・とも言えます。


まだ販売されていないので案内は予告編的な、この1枚のみ。計画的にモデルチェンジするのではなく、音に納得できたらモデルチェンジする・・・職人的なポリシーが書かれていました。


拙宅のSPと同サイズは、こちら、Beethoven Baby Grand Referenceです。私はトールボーイの立体表現が好きで、次も買うとしたらトールボーイです。


3時間ほどの滞在でしたが、久しぶりのオーディオショウを楽しんできました。昔はがっつり1日かけてブースをハシゴしてましたが、もうそのような気力はありません(笑)。SPは音への影響力が大きいですし、次も長期使うわけですから慎重になります。値も決して安くありません。アンプもそうでしたが、私はあまりメーカーに対しては浮気しない傾向があります。音がガラッと変わるリスクを取りたくないのでしょう(冒険も楽しいのでしょうが)。まだ気が早いとも思いますが、Referenceシリーズは今のところ本命ということになります。


まずは、来春以降、ショップ等で開催される試聴の場からスタート、のつもりです。
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