珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

映画三昧の早春

2019-02-17 17:25:57 | その他
2月も後半に入り、横浜方面もすっかり陽が長くなりました。このところ雪が降ったりしてまだまだ冬は続いている感じですが、来週からは春を感じる日が増えてきそうです。春というわけではありませんが、修理中のプリアンプHP300SEが久しぶりに自宅に戻ってきました。長時間ランで問題が出たとのことで真空管の交換となりました。購入後、半年ですので保証の範囲で対応いただきました。戻った直後は、少し音が固い感じがしました。エージングという意味ではリセットですが、育てる楽しみが2倍になったわけで・・・。しばらく聴き込んでいきたいと思います。



昨年の年末から結構な数で映画を見ています。DVDやNHK-BSのプレミアムシネマがソースです。映画は2時間ほど別世界に行けるのでオーディオとは違った楽しみがあります。もっとも、常にというわけではなく、ブームが来たりやんだりのパターンを繰り返しています。ここ直近で見たものをリストアップすると、
・動乱(高倉健/吉永小百合)
・ハドソン川の奇跡(トム・ハンクス)
・蝉しぐれ(市川染五郎)
・永遠のジャンゴ(レダ・カテブ)
・ジャッカルの日(エドワード・フォックス)
・マッキントッシュの男(ポール・ニューマン)
・ナイル殺人事件(ピーター・ユスティノフ)
・シカゴ(レニー・ゼルウィガー)
何時になくハイペースです。

きっかかはしっかりあって、昨年10月の新潟音楽紀行です。X1オヤジさんの巨大なオーディオルームで『永遠のジャンゴ』を見せていただきました。勿論、部分的な視聴で、その後、中身が気になっていました。冬休み向けに、ディスクだけは購入してあったたわけです。ジャズ好きの方であれば、ラインハルト・ジャンゴをご存知かと思います。「Minor Swing」という曲が有名でしょうか。映画でも流れてましたが、自然に体が動いてしまう曲です。ジプシー・ジャズには不思議なノリがありますね。結局、サントラも買ってしまいました。



X1オヤジさんとは違って拙宅はピュアオーディオで通しています。映像系はTVのみでの鑑賞ですが、ストーリーはしっかり楽しんでます。今年の早春は映画三昧になりました。実はもう一つ嵌っているのが朝ドラの『まんぷく』です。放送が終わった4月くらいに記事にしたいと思います。
コメント (8)
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BTさんを訪ねて

2019-02-10 11:03:09 | オフ会
2月に入って最初の日曜日の3日、外苑近くにお住いのBTさんのお宅を訪問しました。チューバホーンさんからのご紹介で、いつもご一緒しているOさんと3人で伺いました。午前中、チューバホーンさん宅で施術を受けた後、地元の中華料理店でお腹いっぱいの定食をいただきました。いつもなら、ここで2階に上がって・・・のパターンですが、この日のメインイベントはBTさん宅でのオフ会です。やがて合流されたOさんの車で、新宿西口、信濃町を経て青山へ向かいました。BTさんとは初対面となりました。このような機会をいただき、ありがとうございました。

この日のメンバーではBTさんが一番お若いのですが、お使いのSPはタンノイのビンテージSP、ⅢLZ です。私はほぼ、この方面の知識はありませんが、日本でも人気があった機種のようです。これまでいくつかオールドタンノイの音を聴く機会がありました。サイズは今回が最も小ぶりであったと思います。このSPの導入に当たり、チューバホーンさんがいろいろとアドバイスされたそうです。システムはリビングルームに組まれています。周囲は本が満載でBTさんの読書好きが窺えます。お休みの日、音楽聴きながら本を読むのは至福の時でしょうね。



システムの後方に西側の窓があり、陽が長くなったことを感じつつのオフ会となりました。ⅢLZを導入されてから、上流機器を見直されたと聞きました。最上流はCECのCDトランスポートTL3Nです。これは明らかにOさんつながりですね。すでに訪問されたこともあると伺いました。BTさん、以前はPCオーディオをされていましたが、回転系に移行されました。この点では私と真逆ということなります。デジタル信号を受けるDACの名前を失念しました(後日、ステラヴォックスと教えていただきました。ゴールドムンドと関連あるようですね)



アンプはブルメスターとファーストワットの組み合わせ。いずれも訪問先で聴くのは初めてです。薄型のプリアンプはmodel846です。80年代の製品でしょうか。ビンテージSPにドイツのハイエンド機とは、珍しいカップリングです。渋い選択です。



パワーアンプはワーストワットのモノラルパワーアンプ×2台です。手前の黒い筐体とは別の向きにもう1台あります(写真奥)。ファーストワットがPASSと関連があると知っていました。ファーストワットをエントリー機と思っていたのは私の勘違いで、お使いのSIT-1は立派なハイエンド機です。出力の割に電力を食う(発熱が凄い)そうですが、普段聴かれる音量やSPとの相性で選ばれたものと思います。



普段、ほぼクラシック専門で聴かれているBTさんの音楽を聴かせていただくことを楽しみにしていましたが、この日はご本人のリクエストもあって、ご自由に弄って下さいモードになりました。百戦錬磨のチューバホーンさんとOさんが、黙っているはずありません。リクエストに最大限応える形式となりました。SP配置の調整に少々時間がかかりました。1枚目の写真にあるようにスタンドが高めで、かつインシュレータが2段入っています。いわゆるトントンがしにくい状況でした。もっとも、これは昨年12月の拙宅オフにて、記憶に新しい事象ですが(苦笑)。

チューバホーンさんが定番のリタ・シュトライヒでSP位置を追い込み、以後は、最上流から持ち込みの品々で音の違いを確認していきました。オーナーさんのご了解が無いとご法度な内容でしたが、BTさんのサウンド作りの一環として敢行です。クロック、DAC、ケーブル(電源、RCA)変える度に音が変わるのが、よく分かりました。音の細やかさ、下支えが出てきたところで、ようやく音楽鑑賞タイムです。私が持ち込んだ「海を見ていた午後」では、ⅢLZとの声との相性の良さを感じました。柔らかさと実在感が両立していて素晴らしかったです。

締めにOさん持ち込みのタワレコ企画のベートーヴェンの第7番(フリッチャイ/ベルリンフィル)を聴いて、この日のオフ会は終了としました。Oさんが車のため感想戦は銀杏並木に面するハンバーガー店、シェイク・シャックとなりました。拙ブログを見ていただいたり、以前はワンダーフォーゲルをやられていたりと、BTさんとの接点も多いことが判りました。これを機に、よろしくお願いします。今回はBTさんのお好きな音楽をほとんど聴けていませんので、そちらも是非ご紹介ください。チューバホーンさん、Oさん、楽しい節分の午後をありがとうございました。



入院中のプリアンプHP300SEの近況です。代理店側でも状況が再現しました。対策後、間もなく戻ってきます。
コメント (4)
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蝋梅@西方寺

2019-02-03 07:44:10 | その他
先週の日曜日、毎年恒例、西方寺の蝋梅見物に行ってきました。しばらくサボっていたポタリングで新羽方面に向かいました。この時期は1年でも最も冷える時期なので、なかなか自転車には乗りづらいところですが、ここは気合で行ってきました。幸い、天候は安定する時期でもあるので、富士山や丹沢の見え方の変化、鶴見川の表情なども楽しみながらのポタリングとなります。川沿いだけでなく港北ニュータウンを回るので、結構なアップダウンも含まれます。実際に走り終えると、少々の疲れと共に満足感が残るコースです。

鶴見川サイクリングコースをしばらく進んで中山方面に近づくと、富士山が見栄えのする場所がありました。大山と丹沢の間の窪みに富士山が位置すると、ぐっと富士山が大きく見えます。普段、丹沢にブロックされている姿に慣れているので、この差は大きいです。



コース中、唯一の砂利道(何とかならないのでしょうか)を終えると、お決まりの休憩ポイントです。日産スタジアムをバックにパチリ。早いものでこの自転車を買ってから早、6年が経過しました。



今年もやってきました。西方寺の山門はお気に入りの一つです。私はまだ見たことが無いのですが、秋には彼岸花が参道を飾るようです。



お目当ての蝋梅です。例年、見物客はポツリポツリ、といった感じだったのですが、今年は違いました。カメラ、それもかなり長いレンズを付けたカメラを持った人が多かったです。これはインスタグラムの影響でしょうか。



従って、遠景で撮ろうとすると、どうしても人が入ってしまいます(苦笑)。こればかりは仕方ありません。皆さん、近距離での撮影に専念されていました。



桜もそうですが、被写体としては難しい方だと思います。ここはマニュアルフォーカスにして・・・。花の方はざっと、7分咲き、といったところでした。



何とか本堂と蝋梅のカップリングの位置を見つけて、撮りました。山門や本堂の藁葺の屋根の美しさも、このお寺の見どころです。



花が豊富な西方寺です。少々フライング気味の光景も楽しめます。2、3輪ですが、クリスマスローズが咲いていました。



モクレンはまだまだですが、着実に春は近づいているようです。あと1か月半もすると、中日桜で再び西方寺は賑わうこととなります。



西方寺からは港北ニュータウンの高台へ上がります。仲町台の脇を通り、都築ふれあいの丘方面へ向かいます。川和富士公園に自転車を止め、郷土富士からの大山、丹沢、富士山を眺めました。ここでのダイヤモンド富士は、2月20日頃のようです。川和富士から川和高校を経て、一気に丘を下り、再び鶴見川に戻りました。自宅までもうひと踏ん張りです。



こうして、1年に1度、元気な蝋梅の姿を見て、正月からの1か月の早さを感じることが当たり前になりました。そう言えば、もう2月ですね。
コメント (2)
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