珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

奥美濃、山旅

2022-06-26 06:23:39 | その他
KYLYN(キリン)さん、矢切亭主人さんとの名古屋の夜の翌日は、奥美濃方面の登山でした。登ったの大日ヶ岳と鷲ヶ岳です。場所的には郡上八幡の更に北部で、白川郷の手前、ひるがの高原の付近です。郡上八幡はちょうど30年前、結婚してから最初の夏休みに訪れことがあります。水が豊富で、夜通しの盆踊りが有名です。土曜日の大日ヶ岳は残念ながらガスって展望が無かったですが、翌日曜日の鷲ヶ岳は好天に恵まれました。まだ雪を抱く白山を眺めることができました。夏山の先取りにもなりました。

大日ヶ岳から下山後、宿泊したのは長良川鉄道の終着駅、北濃駅近くの「サンタベール」という民宿でした。夜は飛騨の日本酒で鍋をいただきました。食堂がレトロ感溢れる空間で、結婚式にも使われるようでした。大日ヶ岳の疲れか、連日の飲みが効いたのか分かりませんが、夕飯後は爆睡となりました。


翌日は一転、梅雨の晴れ間となりました。朝風呂に入った後、時間があったので北濃駅まで散歩しました。長良川鉄道の終点ということで風情がありました。新緑も清々しかったです。長良川鉄道は第3セクターが運営していますが、北濃駅発の本数は片手で足りるほどでした。



転車台が残っていました。それだけ歴史があることになりますね。現存する最古のアメリカ式の転車台だそうです。長良川鉄道は福井までつながる計画もあったようですが、結局、北濃駅での折り返しとなりました。


長良川鉄道の脇を流れるのは、勿論、長良川となります。分水嶺となる白川郷、高山あたりとはまだ距離があります。ちなみに長良川の源流は、前日登った大日ヶ岳となります。この大日ヶ岳や鷲ヶ岳の山麓にはスキー場があり、水が豊富な理由も頷けます。


この時期の晴天は暑さと裏腹です。登るには辛さが伴います。それでも展望があるから頑張れることとなります。昨日登った大日ヶ岳が、裾野を大きく広げています。



この日登った鷲ヶ岳は、大日ヶ岳の向かい側にあります。今回は時間を稼ぐ意味もあって最短ルートを登りました。道標が設置された年月日を見て驚きました。打ち立てホヤホヤの道標です。こんなこと、滅多にありません。


鷲ヶ岳の山頂は360度の展望でした。残念ながら北アルプスや御岳、乗鞍岳は夏雲の中で確認できませんでしたが、満足しました。遠い町並みは、美濃白鳥(しろとり)です。郡上八幡より北に位置する町となります。


下山の時間帯になると、大日ヶ岳の全貌が見えるようになっていました。山開き、夏山本番と感じさせる、鷲ヶ岳登山となりました。遠く、白山の姿も見えます。


カメラにSDカードを入れ忘れたのがショックでした。一連の写真は全てiPhoneで撮影しました。従って、ズームも光学式で画質がイマイチですが、白山を覗いてみました。残雪が見えますでしょうか?ちょっと無理がありました。それでもしっかり脳裏には焼き付けてきました。


帰路は東海北陸自動車道から第二東名に抜け、途中事故渋滞を避けて箱根新道回りで横浜へ。毎度のことながら、ドライバーさんにはお世話になっています。金曜日の名古屋の夜から奥美濃の山旅まで、濃い週末となりました。
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名古屋の夜 KYLYN(キリン)さん、矢切亭主人さんと再会

2022-06-21 22:04:20 | その他
6月18日~19日は奥美濃方面の登山でした。その前日に名古屋入りして、KYLYN(キリン)さん、矢切亭主人さんと、ご一緒させていただきました。KYLYN(キリン)さんが単身赴任から名古屋に戻られて早1年半になります。一方、矢切亭主人さんも、遠州から戻られたことを、Philewebの日記等で伺っておりました。梅雨時で登山そのものの催行が微妙でしたが、幸いにも天気はまずまずでしたので、無事、名古屋入りできました。名古屋駅で待ち合わせした後、名古屋めし食堂「丸八」に向かいました。

地方に行ったら、やはりその地方の名物をいただきたくなりますね。トンカツには辛しが欠かせませんが、みそかつと辛子の相性の良さに驚きました。そう言えば今回のメンツは、9年前にとんかつの名店「あさくら」に行ったメンバーでもあります。依然人気店のようですが、夜のみの営業になったそうです。


オーディオや懐かしい過去の出来事、共通の知人を肴に、時間の経過を忘れて話し込みました。やがてお酒はビールから焼酎(黒霧島)へ移行しました。当然、Philewebコミュニティの閉鎖の話題にもなりました。コミュニティが無かったら、KYLYN(キリン)さん、矢切亭主人さんを始め、多くのオーディオ仲間と知り合うことは無かったでしょう。閉鎖自体は残念な出来事ですが、得られたネットワークを大切にしていきたいと思います。次回、名古屋に行った際には、サウンドの方でも交流させて下さい。

締めはひつまぶしでした。うなぎを食すのは久しぶりで、美味しかったです。食べ方はいろいろありますが、私はダシ汁でいただくのが好みです。



KYLYN(キリン)さん、矢切亭主人さん、名古屋の楽しい夜をありがとうございました。Philewebコミュニティが終了する前に、また皆さんで集まりたいという話になりましたね。10月末のオーディオショウのタイミングで、ラストミーティングin Tokyoを考えたいと思います。
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Phileweb コミュニティ終了

2022-06-16 22:46:28 | その他
既にアナウンスされてから日数が経っていますが、私も参加しているPhilewebコミュニティが11月で終了となります。登録無料で、オーディオファンとの交流の場を作っていただいたことにまず感謝したいと思います。スタートして15年とのことですが、その大半の期間に参加させていただきました。コミュニティを通じて多くのお宅を訪問し、また拙宅にもお越しいただきました。オーディオショウのタイミングに合わせて、ミーティング(飲み会)を連続7回開催できたことは楽しい思い出となっています。


私自身、最近はすっかり記事から遠ざかり、たまに皆さんの日記にレスを上げる程度でした。名実共に終了となると淋しさもありますが、交流で築かれた人的ネットワークは残ります。Philewebコミュニティで知り合った方、そうでない方がその後、交流するケースに何度も遭遇しました。理由あってコミュニティを抜けられた方にも、現在も交流させていただいている方がいます。人と人の巡り合わせの楽しさと言えるでしょう。やはり出てくるのは感謝の一言に、尽きます。音元出版の皆様には改めてお礼申し上げます。

システムの陳腐化、老朽化、SNS環境の変化などが理由のようですが、オーディオ環境の激変が最大の理由ではないかと思います。
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BOさん宅訪問

2022-06-05 18:39:11 | オフ会
5月の最終土曜日、1年半ぶりにBOさんのお宅を訪問してきました。前回と同じく、Harubaruさんがご一緒です。前回は既にコロナ禍でしたが、一時的に感染が落ち着いたタイミングを利用してのオフ会だったことを憶えています。この日は気温が上がり、夏を彷彿させるような1日でした。午前中は、オーディオ部屋で使う予定の椅子の打ち合わせに、ふるさと村に寄ってきました。納品は秋になりますが、導入したら報告します。最寄り駅で待ち合わせた後、車でピックアップいただき、システムのあるリビングルームに通していただきました。

リビングルームに置かれたGerman PhysiksのHRS-130 を中心とするシステムです。天井が高く解放感のある、そして優雅な空間です。途中、半地下室にあるB&OのSPを使ったシステムでも聴かせていただきましたが、今回もリビングルームでの鑑賞がメインとなりました。


過去のブログを遡って調べてみました。BOさんがHRS-130が購入されたのは2018年です。もう4年経過していますね。すっかり部屋にも馴染まれたことでしょう。HRS-130は、2019年の2月にパグ太郎さんのお宅でも聴かせていただきました。これで聴くのは通算3回目となります。SPの位置は前回とあまり変わっていない様子でした。


上流の機器も、前回と同じくパイオニアのSACD/CDプレイヤー、プリメインアンプの組み合わせです。同じでメーカーですからデザインも揃っていますし、すっきりした顔付きはリビングルームに合います。エアボリュームがあるので、アンプには相応の力量がいるはずです。


オフ会は、普段、聴かれている音楽、ホストが好きな音源を聴くのが一番だと思います。それらを良く聴けるように調整されているからです。以前、半地下のシステムでも聴かせていただいた音源を、今回も多くご用意いただきました。ジャズ、クラシック共に、録音が良く空間を感じやすい音源が中心でした。


ビル・エバンス・トリオのヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ演奏 です。有名な『WALTZ FOR DEBBY』の元となった音源集です。途中、音楽が途切れる状況が生々しく再現されますが、停電でオクラ入りとなった音源だそうです。HRS-130 の良さなのか、ピアノの鮮度感が高いですね。


クラシックもいろいろと選曲いただきました。冒頭は、こちらでは定番のインバル指揮のマーラーの5番でした。SPの存在が消え、音場が広がるので特にオーケストラとの相性がいいように思います。リビングオーディオならではのエア・ボリュームの大きさが活きています。サン・サーンスの3番のオルガン付き(ダラス響)も、底を這うような低音が出ていました。ノイズ感が少ない、見通しのよいサウンドです。私がリクエストしたチェロの作品集や、BOさんが選ばれた「スターバト・マーテル」でも同じような印象を受けました。


従って、ライブ音源も会場にワープした感覚で聴けます。べラフォンテのお馴染みのライブ楽しませていただきました。私も4曲ほど音源を持ちんでみましたが、スタジオ録音のポップスよりは、クラシック、ジャズの方がマッチするのではと感じました。もっとも、これは私の選曲の問題です。


途中、リビングルームを離れ、B&OのSPのある半地下の部屋に移動しました。従来からお使いの仮想同軸の長身のSPは健在でしたが、新しい仲間も加わっていました。BOさんもWELLDELTAの効果を実感し、注文をされていたようです。この日は、Harubaruさんによるセッティング込みの納品だったわけです。例によってBefore Afterを聴く場に立ち会わさせていただきました。アンプへの適用がメインでした。低音はより深くなり、楽器の音色も鮮明になりました。カラヤンのベートーヴェン交響曲7番の変化に、BOさんもご満足の様子でした。


B&Oの木未来的なデザインのCDプレイヤーです。オークションで仕入れたものの、蓋が直ぐにしまって再生できない状況でした。愛好家の掲示板(海外)を参考に、自力で修理されたそうです。BOさんの執念とB&O愛を感じました。長身SPの横にある小振りのSP(勿論B&O)で聴いたモーツァルトのピアノ協奏曲、十分柔らかかったです。


感想戦は、駅近くのイタリアンのビストロでした。ご自宅からお店まで歩きましたが、夕方になって涼しくなったこともあり、心地よかったです。ビールとワイン、そしてカジュアルなイタリア料理で、オーディオ、音楽、人生論?の話をさせていただきました。BOさん、お招きいただきありがとうございました。すっかりリビングに馴染んだHRS-130のサウンドを堪能しました。BOさん、Harubaruさん、楽しい時間をありがとうございました。夏を越して落ち着きましたら、また交流をお願いします。
コメント (5)
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