珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

久々のステレオサウンド

2021-07-04 16:43:48 | オーディオ
ステレオサウンド誌を毎号のように買っていた時期がありました。2010年前後だった記憶していますが、オーディオ機器に目移りしなくなったことで、たまに書店で立ち読みする程度となりました。オーディオ誌では音はわかりませんし、オフ会で機器以外の要素の影響(の大きさ)を実感してきたことも理由です。といってもオーディオへの関心は変わらずですし、オーディオを取り巻く環境も数年スパンでは変わっていることが予想されます。ウィーンアコースティクス+オクターブに関する記事にも後押しされて最新号を購入しました。


コロナ禍直前のオーディオショウでウィーンアコースティックスの新SPのお披露目がありました。コロナが無ければ、試聴の機会を作ったはずですが、そんな場面もなく1年半が経過しました。コロナ禍のオーディオは専らPCトランスポートの更新=MFPC化でした。次はそろそろSPという想いもあります。オーディオ趣味をあとどれくらい楽しめるかは、自身の身体次第ですが、諸先輩を参考にすると長くて20年くらいでしょうか?SPの本領発揮が10年鳴らし込んでからとすると、購入のタイミングをつい考えてしまいます。

さて、記事です。評論家の山之内正氏が、ウィーンアコースティックスの新SP、リファレンスシリーズのフラッグシップ Beethoven Concert Grand Referenceを取り上げています。複数のアンプを組み合わせての鑑賞でしたが、その中にオクターブの新しいプリメインアンプV70 Class Aが使われていました。メーカーの組み合わせが拙宅と同じ上に、両者の相性の良さが紹介されていて関心度が一段上がった次第です。平面振動版を使ったドライバーユニットが齎す低音の解像度改善、気になるところです。


なお、拙宅ではオーディオ部屋の大きさから、このフラッグシップ機の導入が難しいので、その弟分であるBeethoven Baby Grand Referenceが検討対象となります(同じSPのバージョン違い)。ウーハーの数は一つ減りますが、コンセプトは共通しています。ウィーンアコースティクスのハイエンドThe Musicを秋葉原のテレオンで聴いたのは2010年の3月でした。既に平面振動版が登場していましたが、ようやくボリュームゾーンへの投入となりました。同社はモデルチェンジの頻度は低いですが、ブレない音づくりをしている点に好感を持っています。

さて、SS誌です。まだ斜め読みしかしてませんが、デジタルファイル再生とアナログ再生という2極化が進んでいる印象を持ちました。ウィーンアコースティクスの記事は、同じ価格ランクの実力派SPの紹介として取り上げられていました。安くはないですが、べらぼうに高くないSP群です。11月のオーディオショウは予約制とは言え、2年ぶりに開催される見込みです。コロナ禍で家時間の大切さも見直されました。ニューノーマル時代のオーディオ、もうすぐそこまで来ているようです。皆さんとのオフ会での再会も楽しみです。

真空管使いとしては、本格的再開は残暑が収まる9月下旬頃でしょうか。梅雨明けする前の、比較的、涼しい今のうちが聴き時となりそうです。
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