珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ishiiさん、サンフラワーさんを迎えて

2024-07-21 11:15:59 | オフ会
7月15日、3連休の最終日にishiiさんとサンフラワーさんがお越しになりました。ishiiさんは、昨年GWのHさん訪問以来、約1年2か月ぶりです。サンフラワーさんとは初対面の認識でしたが、以前にGerman Physiks の会に参加されていたと伺いました。このところfacebook経由でオーディオ交流が広がっています。例によって知り合いの知り合いは、知り合いといった状況で、この世界が狭いことを実感します。当日も、沢山の共通の知人の話題がでました。ともあれ、新しいお仲間が増えることは大歓迎です。

例年オフ会は6月くらいで一段落し、7月から8月はオフ会を休んでいます。真空管アンプを使っていることもあり、オフ会だけでなく、メインシステムに灯を入れる頻度も下がり気味です。冷房を入れることをご了解いただき、お越しいただきました。幸い当日は、7月前半のような猛暑が収まりました。梅雨明け直前の曇天で、気温は30℃前後でした。拙宅でのオフ会は5月以来ですので、2か月ぶりです。少し間が空きましたので、午前中は掃除、セッティング、買い出しとなりました。午後2時に長津田駅で集合し、オフ会スタートです。


ishiiさんはこれまでの交流からお聴きの音楽ジャンルが想像できました。サンフラワーさんに事前に伺ったところ、オールジャンルOKで、割合では、クラシックが多いとのことでした。拙宅のアナログはどうしてもポップスに偏ってしまいますので、逆にデジタルではジャズ、クラシックを多めにしました。前半3分の2くらいがデジタル、残り1時間がアナログとなりました。デジタルはもっぱらMFPCによるanalyzed形式のファイル再生です。ちなみにサンフラワーさんも最近MFPCを導入されたそうです。


ishiiさんがアナログレコードを持ち込まれました。ishiiさんは、2021年の最初のご来訪時も、レコードを持ってこられました。バッハの「マニフィカト」 と稲垣潤一の「夏のクラクション」は、よく憶えています。今回は、ジャズ、クラシックのレコード3枚でした。カーティス・カウンス『カールス・ブルース 』、コリン・デイヴィスとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 『春の祭典』そして『カンターテ・ドミノ』のオリジナル盤(白いジャケット)です。貴重な音源の持ち込みありがとうございました。


ishiiさんは前回訪問から、約3年経過しています。大きな変更はMFPCの更新、バベルを始めとする振動対策の強化となります。バランスの良さはそのままに、音が積極的になったとのことでした。振動対策により音のスピード感が上がり、積極的という表現になったのかも知れません。サンフラワーさんもデジタル、アナログそれぞれ楽しんでいただいた様子でした。アナログに切り替わった後、アナログ独特の柔らかさの話が出ました。音源の影響もありそうですが、よりリラックスして聴けるのはアナログのようでした。

終了後、青葉台駅近くの中華料理店に移動して軽く、感想戦を持ちました。ishiiさん、サンフラワーさん遠路、横浜の外れにお越しいただき、ありがとうございます。ishiiさんの音も変わっているようですし、サンフラワーさんがお使いのSP、リディーマーにも関心があります。 秋に入って落ち着いたところで訪問させていただければと思います。今回は、ご訪問ありがとうございました。
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とら食堂~ヒデさん再訪

2024-07-14 10:24:26 | オフ会
7月7日の日曜日、メンバー5名で白河のヒデさんを訪問してきました。前回訪問が2016年ですので、8年ぶりの訪問となりました。ご一緒したのは、チューバホーンさん、taoさん、Oさん、ハンコックさんです。今回は、チューバホーンさんに車を出していただき、taoさん、Oさんが運転という形になりました。東北道を順調に北上し、予定より早くヒデさんのお宅に着きました。しばし、奥様も交えて涼をとったと後に、お目当ての「とら食堂」に向かいました。ヒデさんを訪問するなら、無条件に「とら食堂」です。

「とら食堂」は3度目です。今回は、季節限定という言葉に惹かれて冷やし中華にしました。元々、麺が美味しいので期待していましたが、具も充実して想像以上の味に大満足でした。ヒデさんが冷やし中華に加えて、中華そば(小)を頼まれていた事に煽られ、結局、私もチューバホーンさんも、中華そば(小)を注文してしまいました。麺の締めに麺という事に、躊躇もありましたが、いざ食べると全く気になりませんでした。8年ぶりのスープ、こちらも堪能しました。前半の部を終え、再び、ヒデさんのお宅へ戻りました。


とら食堂から戻って、コーヒータイムの後、2階のオーディオ部屋に向かいました。ヒデさんのSPは大きく2系あります。顔でもあるアヴァンギャルドDUOと、それ以外の多数のSPユニット群です。その他のSPは、この8年間でもかなり増えたようです。お部屋では既に音楽が鳴っていたのですが、実はDUO以外のSPユニットによる再生でした。単にボリューム下げているだけかと思っていたのですが、オフ会本番と共にDUOも加わり、役者が揃った次第です。DUOとの再会も8年ぶりでしたが、健在でした。


上流部のラインナップは大きく変わっていませんでしたが、光カートリッジを聴くためのアナログプレイヤー(パイオニア製)が追加されていました。このところ、周囲のオーディオ愛好家において、光カートリッジを導入するケースが増えてきました。トーレンスのアナログプレイヤー、プレイバックデザインのSACD/CDプレイヤー、オクターブのプリアンプ、マークレビンソンのパワーアンプの中核部分、不動です。ラックも増強され、正に、スクラムを組んでいるが如くのシステムです。


前回訪問時には無かった、DUO以外のSPユニット群です。DUOのホーン上部の平面状のSPは、上から吊り下げるように設置されていました。大きさの異なる白、黒のユニットがあります。一方、DUOの内側にも小ぶりのSPユニットが置かれています。これらはいずれもDUOの内振りに合わせて、やはり内振りにセットされていました。この構成を何方式と呼べばいいのか、よく分かりませんが、オーディオ交流でヒントを得て、取り入れられたようです。流石に8年間あれば、いろいろと変化があります。


DUOの背後のスーパーツィーターは、2016年の訪問時にも導入されていました。あらためて振り返ると、機器の入れ替えでグレードアップするのではなく、機器を追加していくのがヒデさんのスタイルなのかも知れません。一度、入れた機器は愛情を持って使い続けなさい、ということですね。


ジャズ好きのヒデさんらしく、アナログ、デジタルを都度、切り替えながら、ジャズを中心に聴かせていただきました。5名いたので、5つの席を適度にローテーションしました。内振りのホーンとなると、まずは特等席がセンターとなりますが、右奥と左奥も一歩引いた感じで、ゆったりと音楽を楽しめる感じがありました。前回も聴かせていただいたトミー・フラナガンの「Communication : Live At Fat Tuesday's New York」 の他、山本剛トリオ「Misty」、寺島レコードのCD等をかけていただきました。


途中、昭和歌謡タイムとなり、美空ひばり、水原弘、ちあきなおみを聴きました。この日のゲストとヒデさんでは世代的に、最小でも1.5回りくらいギャップあります。流石に水原弘は、我々の世代のオフ会でかかることはほぼありませんが、美空ひばり、ちあきなおみは、それなりに聴く機会があります。こちらの「川の流れのように」を、新旧のシングル盤を聴き比べしました。盤の値段の違いにも驚きましたが、音の違いも顕著でした。詳細は割愛しますが、「後発よりオリジナルの方が良い」が、ここでも再現されました。


ちあきなおみのCDのボックスセットより、「黄昏のビギン」を聴きました。オリジナルは水原弘です(B面だったようです)。この5枚組のボックスセット、いい値段していますが、これは欲しくなりました。本人の曲に加えて、昭和歌謡の有名曲のカバーが魅力です。


昭和歌謡後、再びジャズモードに戻り、チューバホーンさんが持ち込まれた、マンハッタン・ジャズ・クインテットの『枯葉』で、一同、唖然とすることになりました。これまでも何度か聴いていましたが、ここまで音が迸る感じはありませんでした。ホーンならではの音だと感じました。SPが可愛そうになるくらいの、キレキレの音でした。ただし、力強さだけでなく、豊かさも増している印象を持ちました。これは新たに追加されたSP群が効いているのかも知れません。実際、DUO単体で聴くと、音と音に隙間が出るような感じがありました。

ヒデさんより「オーディオという山を現在も登っている」旨のお話がありました。この8年の取り組みの結果を聴かせていただき、やはりヒデさんは、着実に登っているのだなと、思います。オーディオが年を重ねても登り続けられる趣味であることを身をもって示していただきました。押しかける形となりましたが、快く受け入れていただき、ありがとうございました。一連の企画をとりまとめていただいたチューバホーンさんをはじめ、ご同席の皆さん、楽しい東北の旅をありがとうございました。
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横須賀のtranesheppさん宅を訪問

2024-07-06 11:58:24 | オフ会
6月の最終土曜日、横須賀のtranesheppさんを訪問してきました。ご一緒は、旧philewebのお仲間のニッキーさん、中年組の高倉健さんです。philewebコミュティは解散しましたが、皆さんそれぞれにSNS等を通じて、オーディオ交流を続けられています。今回は、ニッキーさんからお誘いをいただきました。交流の輪が広がることは大歓迎です。もっとも、この世界が狭いことも実感もします。tranesheppさんは、神奈川オーディオクラブの交流会に参加されことがあるようです。またLotus Rootsさん、ベルウッドさん、いたちょうさんも既にtranesheppさん宅を訪問済でした。

さて横須賀に行くのはいつ以来でしょう?灯台下暗しで、同じ神奈川県内ながら、なかなか訪れる機会がありません。コロナ禍の三浦アルプス登山で、横須賀海軍施設を見下ろしたのが3年前です。実際に横須賀の地を踏んだのは、神津島の天上山に登るために、久里浜からジェット船に乗って以来となります。となると8年ぶりです。時間経過の早さを実感します。最寄りの馬堀海岸駅で集合し、本場のインドカレーで昼食としました。大きなナンに驚きましたが、ほうれん草のルーが美味しく、むしろ、足りないくらいでした。

お宅についてから、まず1Fのリビングルームに通していただきました。tranesheppさんのメインシステムは2Fにあるのですが、少なくとも4つのシステムが1Fにありました。ビンテージSPを現代機器で鳴らすのは共通しているようです。あと目についたのは木製のラックです。機器とラックを一体化させ、一心同体化することで振動を抑えるような話でした。ラックはD.I.Y.です。1Fで耳慣らし兼ねて、いくつかのシステムを聴かせていただきましたが、相対的に音に柔らかさを感じた、タンノイのシステムが好みでした。


続いて2Fのメインシステムへ。天井は3m以上あり、戸建ての2階のシステムとしては、かなり広い部類に入ると思います。そして、本日の目玉であるエレクトロボイスのパトリシアン600です。これまでタンノイ、JBLのビンテージSPを聴く機会は何度もありましたが、エレクトロボイスは初めてかも知れません。1950年代の名機で、ウーハーの口径は46cm、4つのホーンが高域を担っています。元来、モノラル用で、コーナー置きだったようですが、低域のかぶりを嫌い、敢えて壁から離しています。


メインシステムでは、アナログを聴くのが基本とのことでした。EMTとガラードのプレイヤーを使い分けされていますが、この日はEMTメインで聴かせていただきました。実際、音を比べるとEMTの方が音に芯があるように感じられました。カートリッジの差も含んだ話だと思われます。EMTのプレイヤーも振動対策されているようでした。デジタルは、1F同様、ソウルノートのCDプレイヤーを使われています。この点では、ご同席のニッキーさんも同じですね。システム中、唯一の現代機でしょうか。


アンプ群です。プリアンプはマランツ#7です。ビンテージのアンプの中では、比較的目にすることが多い機種です。パワーアンプは知り合いのエンジニアの方に作っていただいた真空管のモノラルアンプを使われていました。出力管の入手に関する、ご苦労も伺いました。



実は2階の部屋にはもう1システムあります。本日6つ目のシステムです。SPがマッキントッシュXRT-18 、プリメインアンプとCDプレイヤーがJBLという珍しい組み合わせです。敢えて普通とは逆を行かれたことです。マッキントッシュの背の高いSPと言えば、横浜のMさんを思い出します。tranesheppさんは横浜のMさんとも交流があるそうです。昨年のレコードを聴く会の後の感想戦でtranesheppさんの話題が出ていたことを、思い出しました。


tranesheppさんはジャズがメイン、特にフリージャズを好まれるそうですが、この日フリージャズはさほどかからず、王道的なアルバムをかけていただきました。決して高価な盤ではありませんが、大変、鮮度感あふれるソニー・ロリンズ、アート・ペッパーを堪能しました。tranesheppさんはクラシックも聴かれます。ベートーヴェンの第9番には、様々な楽器が含まれている上、声も入っているので、リファレンスとして使っているそうです。フリッチャイ指揮のベルリンフィル、バリトンがフィッシャー=ディースカウの有名な演奏です。


まず全てのシステムに共通しているのは、比較的大きめの箱型SPを平行配置している点です。いわゆるSPを消すような音場形成では無いのですが、音楽が開放的に部屋に満ちるのが、素晴らしいですね。使われている機器から想像されるより、ずっと現代的な音の印象を持ちました。46cmのウーハーを聴く機会は滅多にありません。膨らむことなくよく制動されていたと思います。若干お酒も入っておりましたが、ソニー・ロリンズやアート・ペッパーの実在感に、圧倒される感じがありました。

途中、開いているコンセントを塞いだり、解放したりする実験がありました。それだけで音が曇ったり、晴れやかになったりする実演でした。このような細かい点の調整を積み重ねてきた上で、現在の音が成立しているのだと思います。ラックと機器の一体化、機器の5点支持など、独自の工夫されていますが、全て耳で取捨を判断という点で一貫しています。理系でしょうかと、伺ったところ文系しかも対極的な学部とことでした。対策に走らずに本質を攻める姿勢は、趣味のみならず仕事で培われたものかな、と想像しました。

「音は、最後は出来高」という明確なメッセージもありました。そう言い切れるほど、私は経験が足りてませんが、確かにそうだなと納得して、オフ終了となりました。近所の町中華で、奥様も交えて軽い二次会となりました。やっぱり中華にはビールが良く合います。歓談の後、散会となりました。このような機会をいただいたtranesheppさんご夫妻、紹介いただいたニッキーさん、ご同席いただいた中年組の高倉健さん、に感謝いたします。梅雨の晴れ間の、楽しい横須賀の午後となりました。
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Lotus Rootsさん宅訪問

2024-06-27 07:34:46 | オフ会
6月16日、私と同じくウィーンアコースティックスのSPをお使いのLotus Rootsさんのお宅にお邪魔してきました。今回のご同席はベルウッドさんでした。LotsuRoots邸訪問は2022年の10月以来ですから約1年半ぶりとなります。もっとも、Lotus Rootsさんとは普段、オフ会でご一緒させていただいており、あまり久しぶりの感じはしません。最寄り駅で待ち合わせて、タクシーでお宅まで移動しました。早速オーディオ部屋に通していただき、短辺に配置されたBeethoven Concert Grand との再会となりました。


Lotus Roosさんご愛用のBeethoven Concert Grand です。拙宅はその弟分のBeethoven Baby Grandを使用しています。こちらはウーハーが3発となります(拙宅は2発)。前回訪問時は、平行に置かれていましたが、今回はかなり明確に内振りにセッティングされていました。オフ会でいろいろと実験をやって、理想形を追求されれたようです。拙宅では久しく内振りをしていないこともあって、最初、耳が慣れるのに時間が要りました。その後は、しっかり音楽に入ることができました。


前回からの最も大きな変化点は、LINNのアナログプレイヤーLP12の導入でしょう。学生時代から使われてきたVICTORのQL-Y5 からの更新です。中古品を仕入れた後、お付き合いのあるショップで手直しされたとのことです。今後のLotus Rootsさんのアナログ熱が増すものと思われます。


Lotus Rootsさんのお宅でも、ウェルデルタによる振動対策が進んでいました。ラックのスパイク受けがシングルからダブルになっています。シングルとダブルでは、効果にかなりの差があるといった話もいただきました。ラック中の機器にもブロックで受けるタイプのウェルデルタが配置されていました。拙宅でも見る見るうちに増殖してしまいましたが、効果との天秤で仕方なし、といったところでしょうか。それでもあまりガツガツした外観になっていないのは、Lotus Rootsさんのセンスの良さですね(汗)。


Lotsu Rootsさんと言えば、まずは女性ヴォーカルというイメージがありますが、この日はクラシック多めで進行しました。ヴェロニカ・エーベルレという女性ヴァイオリニストは存じ上げませんでした。なかなか個性的なヴァイオリニストのようです。ラトル指揮のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を、途中まで聴かせていただきました。ベルウッドさんより、オフ会の最後の方でカデンツァのリクエストがありました。クラシックに疎い私でも、大胆さが分かる即興ぶりでした。


幸田浩子のカッチーニの「アヴェ・マリア」、オルフェウス室内管弦楽団のパッヘルベルの「カノン」と課題曲が続きました。ベルウッドさんのチェックも無事クリアしました(おそらく)。アーノンクール指揮のベートーヴェン「交響曲第4番」 は前回も聴かせていただきました。愛聴盤のようですね。


続いてアナログに移行し、LP12のお披露目となりました。GWの拙宅オフにも持ち込んでいただいた、ヒラリー・ハーン(イザイ 無伴奏ソナタ)、グレン・グールド(バッハ ゴールドベルク変奏曲)を聴かせていただきました。ヴァイオリンの柔らかさ、ピアノの鮮度感など、聴きどころがしっかり再生されていました。


ポップス、ジャズ系ではLotus Rootsさんのお好きな、女性ヴォーカルが続きます。カサンドラ・ウィルソンとシーネ・エイのこちらのアルバム、すっかりお馴染みになりました。ノラ・ジョーンズは『Come awy with me』のみ所有していますが、次に買うならこちらにしようと思いました。私は昭和歌謡路線で荒井由実、伊東ゆかり、石川ひとみを持ち込みました。「コバルト・アワー」は、確かにご指摘のように、ユーミンの声の位置が奥まった感じがありました。演奏のグルーヴ感は出ていたと思います。


トレインチャ・オーステルハウスはオランダの女性歌手です。アン・バートンもそうですが、Lotus Rootsさんは欧州系の女性シンガーがお好みのようですね。こちらはマイケル・ジャクソンへのトリビュートアルバム『NEVER CAN SAY GOODBYE』です。伴奏はウルグアイのギタリスト、レオナルド・アムエドです。リクエストした「Human Nature」は、音楽に包まれるような感覚がありました。ヴォーカルとアコースティック・ギターにずっと浸っていたい気分となり、事後ヤフオクで、入手した次第です。


普段、同じウィーンアコースティックスのSPを平行法で聴いているので、内ぶりの音に慣れる時間が必要でしたが、慣れてからは普通にオフ会モード、音楽鑑賞モードに入り楽しませていただきました。ウェルデルタの効果か、音に安定感があり、破綻の無さを感じました。以前、気にされていた低音の膨らみは全く気になりませんでした。低音の改善は、Lotus Rootsさんのお好きな、女性ヴォーカルの再生でも活きているように思います。LP12はまだ改良の余地があるようなので、そちらの進展も楽しみです。

オフ会終了後、最寄り駅に向かう途中にある、お洒落な和食系の飲み屋さんで感想戦を持ちました。お魚と日本酒が美味しかったです。Lotus Rootsさん、ベルウッドさん、楽しい半日をありがとうございました。
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苗場山

2024-06-17 07:27:11 | その他
6月8日~9日にかけて志賀高原、津南方面へ行ってきました。目的は、日本百名山の一つ、苗場山への登山です。苗場山は新潟県と長野県の県境に位置します。苗場はスキー場やユーミンのライブで有名ですが、登山家からも人気のある山です。登山歴は40年になりますが、なかなか登る機会がありませんでした。土曜日に志賀高原の笠ヶ岳に登り、新潟県の秋山郷のキャンプ施設で一泊、日曜日に苗場山に向かいました。天候はまずまずでした。今回は男女合わせて7名のメンバーです。

この地域は豪雪地帯です。もう少し雪が残っているかと思いましたが、かなり融けているようでした。何度か雪の残る沢を横切りました。2017年の同じ時期の雨飾山で、残雪に難儀したことが懐かしいです。


高度を上げるにつれ、周囲の山々が見えてきました。まず目を引いたのが妙高山と火打山です。こちらも雪はかなり減ったようです。この山を見ますと、上越のakahanamizukiさんを思い出します。


遠く北アルプスまで見通せました。その場で山の同定が出来なかったのですが、後で調べたら後立山連峰の山々でした。更にその奥に昨年登った立山が見えていたことも判明しました。


高度は低いものの、形の良い三角形の山が見えて気になっていました。こちらは2022年に登った米山(上越と柏崎の間)でした。後で納得しました。


苗場山登頂です。標高は意外に高くない2145mです。お隣の谷川岳もそうですが、標高の割りに雪が多いのがこの山域の特徴です。山頂でホットサンドをいただきました。調理道具を持ち上げたメンバーに感謝です。


苗場山の山頂付近は平らな湿地帯となっていて、池塘 が散在します。自然保護のために、尾瀬のような木道が整備されています。


苗場山は花の百名山としても知られています。ルートの至るところに高山植物、山野草がありました。花の名前と顔付きが一致するという点では、女性陣の方が圧倒的に勝りました。


念願の苗場山に登り、いいリフレッシュとなりました。皆さん、企画、運営ありがとうございました。
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