珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

郷土富士

2013-11-02 05:12:12 | その他
郷土富士と聞いて、○○山、○△岳といった山の名前を思い浮かべる方は、故郷で立派な山を仰ぎながら育った方でしょうか?蝦夷富士(羊蹄山)、津軽富士(岩木山)、岩手富士(岩手山)、鳥海富士(鳥海山)、会津富士(磐梯山)、加賀富士(白山)、伯耆富士(大山)、薩摩富士(開聞岳)・・・錚々たる山々です。いくつかは私も登ったことがあります。残念ながら標高の最高が150mちょっとの横浜にはそのような山は望むべくもありません。本家の富士山も見れますから、その必要すらないのですが、実は人工的に作られた郷土富士が点在しています。富士塚と呼ばれる築山です。

台風一過の日曜日、郷土富士の一つ川和富士に行ってきました。場所は港北ニュータウン南部で都筑区になります。川和富士はいくつかある横浜の富士塚の中でも立派な部類に入るでしょう。標高はわずか74mですが360度のパノラマを楽しめます。例によって自転車で向かいました。鶴見川を後にして、都築の丘を息を切らしながら登りました。住宅街のすぐ脇に川和富士はあります。その風貌から古墳時代の築山かと思っていたのですが、案外歴史は浅く江戸時代後期のもののようです。併設の公園では家族連れや小中学生が遊びに興じていました。


頂上から丹沢方面の眺めです。私が登った頃には日はすっかり沈みました。雲がなければ富士山も見えたことでしょう。「川和富士 南アルプス」で検索したところ、右の鉄塔辺りに白根三山が見えるらしいです。富士塚が作られた頃は、山の他に丘陵と鶴見川、それに民家からたなびく煙が見えたのでしょうか。


みなとみらい方面です。ビル群の中で最も高いのが標高300mのランドマークタワーです。もう日本一高いビルではなくなりました。


都筑区のシンボルは、ゴミ焼却工場の煙突です。少し前まで赤と白の縞だったのですが、リニューアルで青となっています。通勤途上の横浜線で中山~鴨居附近から毎日のように見ています。


帰路は鶴見川まで一気にダウンヒルで爽快でした。台風の影響で鶴見川の水嵩も増しています。


ふるさと村に戻った頃にはすっかり夕暮れとなりました。宵の明星、金星です。写真はトリミングしてズームアップしています。


ふるさと村夕景です。中央の四角い照明はうなぎ屋の看板です。台風の後にカメラを持ち出す・・・なんてことは昔は意識してませんでした。ブログをやるようになっての変化点の一つですね。


わずか2時間弱のショートトリップでしたが、雨続きだったので余計に気持ちの良い日曜日となりました。気軽に時間と行先を切り取って足を延ばせるのが自転車のいいところです。さて、今日から3連休です。インターナショナルショウでは久々にウィーンアコースティックが復活です。このショウで惹きつけられた装置のいくつかは、結局拙宅に迎えています。今年も何かサプライズがあるといいのですが果たして・・・。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« DEQ2496使い始め | トップ | インターナショナルオーディ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事