珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

梅雨前の台湾より

2024-05-27 07:41:45 | その他
先週、週末を跨いで出張で台湾に行ってきました。前回は2013年ですから、11年ぶりの台湾入りです。台湾は梅雨入りが早いので雨が心配されましたが、一度も傘の出番はありませんでした。気温も意外に高くなく、湿度も低め。むしろ東京、横浜の方が暑いのではと思わせる状況でした。羽田から台北(松山)へ飛び、地下鉄、高速鉄道と乗り継いで滞在先の台中に向かいました。至る所、雰囲気が日本に似ていて、何だか、長期の国内出張をしているような感覚になりました。

初めて台湾高速鉄道(日本で言う新幹線)に乗ることができました。台北から台中までは1時間です。車両が、昔の日本の新幹線とそっくりでした。台湾の新幹線には、日本の新幹線の技術が取り入れられています。2013年のブログでも吉田修一さんの、新幹線プロジェクトを舞台にした物語「路」を取り上げました。波留さん主演でNHKでもドラマ化されていました。チケットは日本から予約、支払できます。領収書は後日、日本に戻ってから予約番号を手掛かりにダウンロードできました。便利になったものです。


台中のホテルから。台湾の面積は九州と同程度ですが、3000mを超える山が200以上もあります。富士山より高い、玉山(昔は新高山)や雪山が有名です。ホテルから山並みを望みましたが、とても富士山より高い山には見えなかったです。市内から雪山が見えるかどうは、よく分かりませんでした。


現地に行ったら現地のお酒をいただきます。ビールは、決まって緑の瓶ビールでした。アルコールは5%でしたが、味はすっきり、酔いの回り方も弱かったです。度数をちょっと疑ってしまいました。他に、紹興酒、金門高粱酒(度数は58度)も出ました。


台湾の料理は、基本、口に合います。中国本土より、安心感があります。19日の夜、小籠包の美味しいお店を、予約していただきました。刺身、海老マヨネーズ、焼飯、スープどれも美味しかったです。唯一苦手だったのでは臭豆腐です。台湾と言えばフルーツも魅力ですね。ドリアン(インドネシアが有名。こちらも苦手)も並んでました。


夕食後、ホテルまで戻る途中、台中駅(台湾鉄道)に寄ってみました。新旧の駅舎が並んでいます。日本の統治時代の名残が、台中には残っています。この駅舎もそうです。昔は病院だった「宮原眼科」は、現在はアイス、お菓子のショップになって賑わっています。


全ての仕事を終えて、日本に帰るのみ、となる海外出張の最終日は気が楽になります。既に蝉も鳴いていて、南国を実感。夏を先取りしてきました。最終の滞在先は雲林県でした。雲林から台中、台中~台北と高速鉄道を乗り継いで北上します。新幹線のプラットホームは「北上月台」「南下月台」と呼ばれています。


新幹線の車窓から。この時期にお米の収穫?一瞬、目を疑いましたが、こちらでは二期作が主流のようです。日本との気候の違いを、こういったところにも感じます。雲林では青空が爽やかでしたが、北上するにつれ、どんよりとなりました。沖縄が21日に梅雨入りしたので、おそらく台湾も同様と思われます。


22日、無事に日本に戻ってきました。
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