珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

OCTAVE アンプ試聴会

2017-10-28 21:09:04 | オーディオ
2週間前になりますが、ダイナミックオーディオで行われたOCTAVEの試聴会に行ってきました。現在、プリアンプはDACと並んで私の中で関心度の高いアイテムとなっています。人気の企画だったようで、早めに申し込んで正解でした。今回の企画は、ダイナミックオーディオ4Fとフューレンコーディネートのコラボです。課題曲を決めて、プリメインアンプ、プリアンプ、パワーアンプを替えながら聴き比べる形式です。再生機器はエソテリックのネットワークプレイヤーN-01で固定で、SPにはソナスファベールのGuarneri Tradition(前半)およびAmati Tradition(後半)が使用されました。

用意されたプリメインアンプの一群です。上からV80SE、V110SE、V70SEで、拙宅で使用しているV40SEは俎上に上がっていません(苦笑)。最近はOCTAVEユーザーと知り合り交流する機会も増えてきました。V80SEとV110SEの比較は面白かったです。パグ太郎さんは比較の上、後者を選びましたが、追体験することができました。V110SEがプリ志向、V80SEがパワー志向、といった解説もありました。


OCTAVEのプリの銘機HP 500SEが生産終了となり、現在のラインナップはHP 300SE、HP 300 Mk2そしてHP 700です。プリアンプが入ると音(声)に血が通う、なんて言い方を聞いたことがあります。課題曲はリンダロンシュタッドの「星に願いを」でした。確かにプリが入ると実在感が増し、一方でオーディオ的な艶も乗ってきます。HP 300SEも素晴らしいと思いましたが、HP 700を聴いてしまうと・・・。深みが違います。差を聴くと後戻りしにくくなる心理を、やはり突いてきますね。冷静に判断できるまで1週間ほどかかりました。グレードは兎も角、プリの関心が改めて高まった試聴会となりました。


パワーアンプはステレオと、モノ×2台の比較です。OCTAVEのパワーアンプ群は整理されてきていて、RE320(ステレオ)、MRE220(モノラル)が主流になっていくようです。V40SEにはプリの出力を入れることができるため、私の中ではパワーアンプの優先度は低い状況です。例によってSuper Black Boxの有無のデモもありましたが、差を聴いてしまうと仕方ありませんね。


果たして来年に向けての弾みになるどうかは分かりませんが(笑)、なかなか充実した2時間半でした。さて、この2週間は秋雨前線、台風で横浜方面はすっきりしない天気が続きました。台風一過の晴天も長続きしません。さらにもう一発台風が来る気配があります。特に週末は雨続きで、秋晴れとは程遠い10月のまま終わりそうです。11月は登山、旅行が控えていますので、何とか流れが変わって欲しいものです。


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