珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

EL34交換

2023-06-11 17:20:13 | オーディオ
GWオフ会あたりから、パワーアンプ(Octave のプリメインアンプV40SEをパワーアンプとして使用)の保護回路が働くようになり、そろそろ真空管を交換しなければと考えていました。いつも球を購入している秋葉原のアポロ電子のHPを見ると、当てにしていたスヴェトラーナ製のEL34の値段が表示されていません。テレフンケンやシーメンスといったビンテージ品は値段がついているものの、値が張ります。保護回路を気にしながらの再生では音楽を楽しめないので、GWの最終同曜日の6日に秋葉原に向かったのでした。


店頭に出向いて早々に、スヴェトラーナのEL34の件を伝えると、4月に完売したとの話でした。スヴェトラーナの球はロシア製です。この世界事情ですから入手が難しくなったり、制裁の煽りで値が上がることが容易に想像されます。もっとアンテナを張っていれば、売り切りセールの存在は知ることができたはずです。仕方なく、まだ残っているエレクトロハーモニックスで揃える方向で考えたのですが、レジ後方の棚にしっかり、スヴェトラーナの4つの箱が見えるではありませんか。ダメ元で尋ねたところ販売OKとのことでした。


在庫があったとは言え、球のばらつきはチェックしておきたいです。アポロ電子では事前に電流値測定を行っており、近しい球同士でペアを組ませて売っています。念のため、再度、電流値を測定していただき、問題なきことを確認しました。同店のHPは「音を聞いて真空管を選べる 」とも謳っています。もっともオーディオレベルでの試聴ではありませんし、こちらは藁をも掴む立場ですから、電流値測定OKの時点で、買いです。連休明け早々に新EL34に切り替え、何とかケニティーさんとのオフ会に間に合わせることができました。


その後、保護回路は働かなくなりました。バイアスの状況を確認しながら、ならし運転進行中です。真空管に限った話ではありませんが、「備えあれば憂いなし」です。資金に余裕が出たら予備品も購入したいところです。スヴェトラーナの新入荷が読めませんが、アポロ電子以外での調達も考えておく必要があります。これを機に、エレクトロハーモニックス製(やはりロシアで作ってます)、あるいはビンテージ品も視野に入れたいと思いました。オーディオにも戦争の影響が及んでいることを実感した次第です。
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