LED照明、車試乗インプレッション、真空管アンプ、ミニ盆栽など

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【管球小部屋】1インチスピーカーを作ろう!

2015-08-04 23:20:20 | 真空管アンプ

何気なくJBLパラゴン(当時200万円くらい)の小型版を作りたいなと思っていたら、ちゃんとありました。

学生時代にパラゴンのある喫茶店に行き、その音を確かめたりしていました。

それがペーパークラフトですが再現できるというものです。

一も二も無く購入してしまいましたが、購入者のレビューを見ると音がしょぼいとか言うのです。

付属していたスピーカーがこれです。

いやー一応鳴らしてみましたが、効率が異常に低いのか小音量でチャンチャン鳴っているだけです。

そこでユニットをもっといいのに交換すれば良いのでは無いかと思い、2種類購入してしまいました。

一つ目は

Peerless PMT-30N18AL03-04 マイクロ フルレンジ 「4Ω」
で1個¥1,692でした。

マグネット部分もかなり大きく、少しまともな音がします。

そして同時購入したのが、

AuraSound NSW1-205-8A  1インチ フルレンジ「ペア」

¥4482

です。在庫が少ないようで、欲しい人は急いだ方が良いようです。

こちらが中空で裏に網で隠された穴が開いており、バックロードホーンなどに良いかもしれません。

チタン振動板で効率が最も良く、単体でも低音以外はまともな音がしました。

もうすぐ夏休み。

早速ダイソーでMDF板を購入してきましたので、休みに工作したいと思っています。

ちなみに

「甦る!究極のヴィンテージオーディオ(第1弾)」
も在庫が切れそうです。欲しい方は急いだ方が良いでしょう。
Amazonでは手に入りません。楽天ブックスもしくは楽天に少しあるようです。
 


【管球小部屋】なんとKORG(コルグ)が新しい真空管を開発!!

2015-01-25 23:43:51 | 真空管アンプ

先週、こんな記事が発表されました。

シンセサイザーで有名なKORGが新しい真空管(写真を見ると管には見えないが)を開発したと。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20150123_685144.html

 

ノリタケ伊勢電子の蛍光管技術を応用した、低消費電力の真空管が開発されたとのことです。

実に面白い!!

高槻工業がWE-300Bを開発したときよりも、斬新で驚きの技術です。

ただ消費電力が従来の真空管の2%というので、プリ管に使用する物なのでしょう。

それにしても日本もまだまだ捨てたもんじゃ有りません。


【管球小部屋】DigiFi 13号付録 USB DAC付きデジタルパワーアンプ

2014-03-02 11:04:18 | 真空管アンプ

DigiFi 13号は増税前に買うべし!

これだけは言えます。

定価をみると、二つ書かれています。

~3/31 ¥4200

4/1~ ¥4320

です。

さて、どちらが付録か解らないですが、本体のアンプの方は非常にコンパクトです。スイッチが2個あり、電子ボリュームになっています。

2012年の付録時より、電解コンデンサが大きくなったとあります。

専用のケースはアルミ製で約1万円前後、アクリル板で¥2100だそうです。

DACは48KHzまでは対応しているようですが、いわゆるハイレゾ対応ではありません。

電源は、USBバスパワーで出力は10Wx2です。(USBバスパワーで20Wも取れたかな?)

とりあえず、去年製作したスキャンスピーク製の8cmフルレンジスピーカにつないでみました。

D級アンプなんて、普段真空管アンプを聴いている私からすると、全然期待していませんでした。

しかもわずか10cm四方のアンプです。10Wなのに放熱器もありません。広域の周波数をカットすると思われるフェライトコアと大きめのコンデンサが付いているだけです。

電子ボリュームは、本機単体で効くわけでは無く、Windows側の音の調整を2Stepごとに行います。

出力が最大10Wで、リニアに効いているようなので、相当絞らないと小さな部屋では困るくらいの音が鳴ります。

さて、音の方ですが、雑味の無いすっきりとした音です。低域から高域にかけて綺麗にフラットな感じがします。

日本酒で、すうっと入っていく味の控えめな高級な吟醸酒のような感じです。

残念ながら、ハイレゾ音源に対応していないため、それ以上のことは何とも言えませんが、¥4000アンプの音としては十分ではないでしょうか。

しかもバスパワーで動作するので大変便利です。

そして、よく付録で付いてくるUSB-DACのようにPCのパワーオン時にボツッとスピーカーに悪そうな音もしません。

常時、つなげておける安心感もあります。

⇒3/4修正 PC電源オン/オフ時にボツッという音はしました。コーンがかなり揺れます。ちょっと残念。

期待していませんでしたが、良い買い物だったと思います。

Amazonでのお買いになる方は下記よりどうぞ。楽天は品切れのようです。

 


【管球小部屋】6Z-P1(6ZP1)シングルアンプの製作 完結編

2012-10-27 17:28:06 | 真空管アンプ

+B電圧が異常に低かったため、トランジスタリップルフィルタの電流を増やすことにしました。

値を決めるのにVRを使用して電圧を測定してみました。

すると、設計値190kΩに対し、何と45kΩで正規の電圧が出ることがわかりました。

トランジスタのhfeのばらつきとしても大きすぎるように思えます。

まあ、取りあえず22kΩ抵抗を直列にして44kΩ+α(選別して大きめのを選んだので)にしました。

最終的な回路図は下図になります。

 

 

脚を取り付けて、早速試聴してみることに。

 

TEACのスピーカーでは明らかに低音不足でしたが、DENON SC-E737につないだところ、低音が出ていることが確認できました。

測定器を持たない私は聴感に頼るしかありませんが、高音も落ち着いているところから、周波数特性が多少かまぼこ形になっているようです。

でも、ボーカルは好ましく、ストリングも綺麗に聞こえて古くさい音ではありません。

確かに最新の、マイリー・サライラスなどの重低音バンバンの曲では力不足を感じることもありますが、エルトンジョンや、サイモンとガーファンクルなどは綺麗にゆったりと聞かせてくれます。

あとは、お金が貯まったら出力トランスをランクアップしてみようと思います。


【管球小部屋】6Z-P1(6ZP1)シングルアンプの製作(3) 1次完成版を聞いてみる

2012-10-14 17:56:09 | 真空管アンプ

この1週間ほどでコツコツと部品を取り付けて、本日NFBを除いて一応全ての部品の取り付けが終わりました。

カップリングコンデンサに、アムトランス社の金足コンデンサを用いてみました。

金メッキのアース母線が輝いています。

回路図の元は下の図ですが、初段は12AX7から音が良さそうなロシア製の6N2P(6Н2П)に変更してあります。(図は直してありません)

さて、12Fと6Z-P1と6N2Pを挿して、電圧のチェックをしてみました。

何せ、チョークトランスの代わりにトランジスタを用いたので、一応計算したのですが、どんな電圧になるのか想像もつきません。

真空管は、すべて銘柄が前に来るように配置しています。

トランジスタは、後から穴を開けてこの部分に取り付けてあります。

さて、電圧を測定してみると、トランジスタの手前が291Vでほぼ予想範囲内でしたが、トランジスタを通った後が、158Vと予定の235Vを大幅下回ってしまいました。

この電圧を決める抵抗部分を綺麗に作りすぎて、取り替えが面倒くさそうです。

取りあえず、音を出してみることにして、PC出力を入力に入れてみると、何と音が出てきました。

正規の電圧では無いのにさすがは真空管アンプ、多少の誤差では関係ないってか!

音は、中高音は良く出ていますが低音が今ひとつです。

出力トランスが、ラジオ用の2Wクラスを使用したのが最大の敗因か?

電圧の調整ができたら、他社の3Wクラスを購入してみようと思います。

また、まだNFBを付けていないのでやはり高域では歪みが出ています。

ハムは聞き取ることはできませんが、ヒーターの片方はGNDに落としておいた方が良いのか悩んでいます。

まあ、構想2年、製作約2ヶ月(ほとんどシャーシ製作)、やっと2作目、長かったなあ。

この次は少し大型の6C33か、815辺りのアンプを設計してみたいと思っています。

この調子でいったら本当に死ぬまでに収集した真空管を使い切れなさそうなのが心配です。