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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

不安

2014年12月18日 | 日記
世の中の既婚女性が離婚する際の不安要素と言えば
まずは、経済的な問題だろう。

専業主婦やパート、派遣などその収入によると
思うのだが、やはり先立つものは必要だ。

あとは、住居や老後や世間体やあとはなんだ…?

もちろん、子供がいる場合は子供のことがまっさきに
考えられるのだろうけど。

子供の年齢にもよるだろうし、人数によってもまた
それぞれだろう…。

で、考えると私はかなり恵まれているんじゃないって。

ひとまず、家はある。

義父にローンの約半分を払ってもらったからだけど。

でも、そのうちの約3割を今回返す予定だから。

今はまだ具体的に進めてはいないが、権利から何から
私のものにしようと思っている。

住居については、不安はない。

まっ、古い家ではあるけれど雨露は多分しのげる。

で、収入的な面では、一応仕事はしている。

正社員とはいえ、多額の借金のある先のわからない会社では
あるし、何年務められるかわからないと言えば、わからないが
今すぐ就活をする必要はない。

もし、この先失業したとしても、何とか稼いでいかないと…
って不安はもちろんあるけど、でもそれは誰にだって大なり小なり
あるんだろう。

でも、住宅に係る出費がないってことは大きなことだと思う。

これが毎月何万かの出費を継続的に続けることはものすごい
プレッシャーだろう。

経済的な面での不安は、娘の進学だろうか。

変な話だが、私は30才を大きく超えてから結婚した。

で、実際出産したのは○高(まるこう)だ。

でもそんなのはまったく関係なく、20代の頃から子供は一人で
十分だと思うような人間だった。

なぜかと言えば、まず自分の母性にまったく自信がなかったから。

そして、万一独りで育てることになったら、面倒見れるのは一人が
精いっぱいだろうと考えていたから。

私自身あまり裕福でない家に育ったんだと思う。

子供当時はあまり考えていなかったかが、今思えばそうだっただろうって感じ。

例えば、たぶん高校卒業後の進学については両親は想定外な感じだった。

弟については、ちゃんと準備されていた感があったけど。

あぁ、実際は進学させてもらったし、十分にしてもらったんだけど
実父に関しては未だに何十年経っても、それがトラウマみたいだし。

「あの時に、思うようにさせてやれなかったから。」って。

そんなこんなを思うと、娘にはできれば行きたいところに行かせて
やりたいって思う。

それも、できれば親元から離れたところに行かせてやりたい。

今回の離婚話がなくても、娘は私にべったりで、このまま親離れ子離れ
できないようでは、彼の二の舞だ。

だから、できるだけ早い時期に送り出してやりたい。

進学先が私立か公立か、親元か独り住まいか、あとは学部によっても
年数によっても資金は大きく変わってくる。

最悪、ん千万かかるのかなぁ…と思うと、気が遠くなる。

だから今からきちんと奨学金が取れるように、勉強だけはやってくれ
って言ってある。

将来をしばりたくないから、できれば返済しないでいいのがいいし。

現実を早くに見せすぎ…って思うけど、この辺は娘にきちんと説明してある。

あとは、私に万一があった時ってことだろうけど、それはちゃんと弟夫婦に
頼んでおこうと思う。

経済的にも恵まれていて、人間的にも信頼できる身内がいるのは本当に
ありがたい。

あと残る不安は…娘のメンタルケアか。

親の離婚が子供に与えるストレスはとてつもなく大きなものだろう。

しかも娘は彼ににてメンタルが体調に出やすい気がするし。

ただ、改姓や転校や引っ越しはない。

今までと同じ環境で過ごすことができる。

私も今のままの名字でこの先も行くつもりだ。

父親のいない寂しさという点でも、一緒にいても寂しい思いを
しつづけた今まで思えば、そう大差がないのかもしれない。

もちろん、家で一人になる時間は増えるし、私の手が回らないことも
多々あるだろう。

しかし、娘も来春から5年生。

年齢よりも大人びて育ってしまったのは申し訳ないけれど
分別が付く分、今回のこともある程度受け止めてくれている。

物の本によると、この時期から親離れ子離れの準備が必要だそうだ。

そういう意味でも、今まで家族を継続してきてよかったのだと思いたい。

それでも、「そのことは友だち誰にも言わない」という固い表情を見ると
本当に心が痛む。


後の不安…老後や世間体は気にしてもしょうがないってことで。

もちろん、不安以外にも孤独感や寂しさや悲しさや後悔や未練などなど
マイナスな感情は多々あるが、ひとつひとつ向き合っていかないと。


ただ、心配なのは、実は私は彼との結婚を決めるときに

「今までの生活と大差ない」

っていうのが一つの理由だったりしてて。

嫁に行くわけでなく、仕事や辞めるわけでなく、実家に近いから疎遠に
なるわけでなく、自分の言うことを認めてくれる優しい旦那だからこそ…
みたいな、とてつもなく甘々なことを考えていたわけだ。

実際は、嫁でなくても義父と同居することになったり、妊娠で好きだった仕事を
辞めてしまったり、実家には近いけど、彼の調子やらなんやらで思うほど
行く機会が減ってしまったり、何より、私の言うことよりも彼の都合のほうが
どれだけ優先されてきたか…。

まぁ、ある意味結婚をなめていたんだろう。

結婚して、生活が変わらないなんてありえない。

たぶん、男性よりも女性の方がありえない。

だから、離婚後も私たちの生活は今までと大差ないという私のもくろみは
またしても裏切られるってことがあるのかもしれない…っていう心配。

でもこれは結婚ではなく、結婚の解消なんだから大丈夫なのか?

まぁ、ある意味それも含めて人生は予断ならないってことなのか?