宣言

予定通り、宣言してまいりました。

「いいかげん、けじめをつけようと思ってる。」

って、実母の前で宣言してまいりました。


週末、実家に帰って、ＴＤＬに行ったお土産を渡して
弟家族もいたから、みんなで写真を見たり、ご飯を
食べたりして。

翌日、やおら台所にいた実母に

「お正月、向こうに行かずにこっちに帰ってきてもいい？」

って流れから。

実母は、一息ついてから

「お前たちがそう決めたんなら、それでいいと思うよ。」って。

今までも、弟や弟のお嫁さんが

「よく、頑張るね…。」って話題になっていたらしいんだけど。

っていうか、弟に至っては、当初から

「帰ってくるように言えさ。」

って強く強く、進めてくれていたんだけどね…。

実母は私にそれを伝えることもなく、自分でも長く長く気を病んで
いたことだろう。

そうなのよ…、私は義両親の心配をするより先に、実母の心配を
するべきなのよ…。

ちなみに、実父は気にしていても、それが彼の体調に触るような
繊細な作りになっていない。

まぁ、私は明らかに実父似なんだけど。

あまり、彼のエピソードをあれこれ伝えてもしょうがないので

「向こうから言い出したことだから。」ってことと

「向こうの実家が大騒ぎしている。」ってことだけ伝えた。

で、向こうの実家の話になった時に、払ってもらったローンを
還さないといけないのなら、出してやろうかって言われた。

それはさすがに、違うでしょって断ったけど。

でもさ、それほどに私のことを助けてやろうって考えていて
くれてたと思うとさ、ありがたいやら、もうしわけないやらで。

隣のおばあちゃんが、私に

「○○ちゃん（娘）のためにも決心しなさい。

　そうすれば、実家のお母さんも安心なさるから。」

って言われたことを伝えると、実母も泣きそうになるし。

なんかさぁ…、この違いが私と彼の違いだな～って思ったの。

彼の親は、彼をずーっと子供として扱っていたように思うの。

欲しいものは買ってあげたり、できることも親がしてあげたり。

あげく、彼が勝手を言い出したら、頭ごなしに言うこと聞きなさい！
だもの。

こう言いなさいって、私への謝罪のセリフまでそっくり言わせてみたりね。

そういうの、いい大人相手にはしないでしょって。

でも、うちの親はどんなに心配でも私が言い出すまで、黙って
見守っててくれて、折々に支援してくれて。

そして、いつかそのタイミングがきたら、ちゃんと出してあげられる
ようにお金算段してくれているんだもの…。

もちろん、どっちも親に心配やら迷惑やらかけているのは一緒なんだ
けど、でもさ、そうやって一人前の大人として扱ってもらえているのが
ありがたいな～って思うのよ。

こうやって育ててもらったから、私ちゃんと大人になれたんだよねって。

ほんと、ありがたいです。


実母に宣言した以上、もう私は引きません。

それに向かって、着実に進んでいこうと思います。

時間はかかると思うけど、彼の生き先も一緒に考えていこうと
思います。

今は、まだ心が痛いけど、でもきっと諦めなければ、お互い
いい方向へ進めると信じていこうと思います。