都合が悪くなり、来週の診察の予定を今日に変えた彼。
ひとまず、私の車で出て、私を会社に置いてから一人で
病院に行くことに。
ここ最近は、朝方布団に入りながら、寝る娘を挟んだまま
あれこれと話すことが多かった。
話す…っても、彼は愚痴や不安を、私は説教をってそれぞれ
自分の言いたいことを言い合っているというような状況で。
それが、1台の車(しかも軽だから距離が近い)で、隣り合って
座っていて、なんとなく普通の話ができた。
「○○(娘)がサンタさんに書いた手紙、こたつのところに
あるから読んでみな。」
と言うと、
「俺のことなんて、書いてないでしょ。」
と言うので、
「ちゃんと、私とうさぎとパパの分って書いてあるよ。」
と言ったとたんに、
「○○(娘)はやさしいねぇ~~。」
って泣き出した。
娘は、未だにかなり疑いながらも、サンタさんの存在を
信じている模様…。
サンタさんへの依頼は彼の役割で、昨日メールとか電話とか
言ってたんだけど、毎年手紙も書いていて。
そこには、まず自分自身の欲しいもの、今年はゲームソフト
を書き、そして、私にはお財布を、うさぎにはかじり木を
そして、彼には洋服を入れるケースをリクエストしていた。
まぁ、なぜ洋服を入れるケースかと言えば、引っ越し用な
わけで、それはそれで複雑なんだけど。
今朝は、うだうだいいながらも、1週間ぶりに朝シャワーを
浴びて、病院に一人で行って、そのあと以前行っていたA就労の
会社に行くつもりらしい。
「1日に、1つでも頑張ったってことをつくりたいんだ。」って。
だから、今日は3つも頑張ったってことになるのかな。
今朝は私の体調が悪く、弁当を作る気力がなかったので
途中でコンビニに寄り、お昼を買った。
ついでに、彼にカップラーメンを購入。
週末、お店に買いに行ったけど、お財布を落としたって大騒ぎして
結局買えなかった。
カード会社や警察に電話した後から、家に在ったって落ちだったん
だけど…。
「はい、今日頑張ったご褒美にこれあげるわ。」
ってカップラーメンを渡した。
すると、すげぇうれしそうに笑って…。
そのあとに、
「俺、すげえ久しぶりに笑った。」って。
たぶん、ディズニーでは笑ってたから1週間ぶりってことか。
100円ちょっとのカップラーメン1個もらって、笑えるって。
そういった後、また彼は泣いてた。
「頑張ってたら、また笑えるようになるかなぁ~」
って言うので、
「うん、きっとなるよ。
たまにはご褒美あげてもいいしね。」
と言うと、また泣きながらうなづいていた。