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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

電話

2012年06月07日 | 日記
先週末、義父から朝電話があった。

でも相変わらず義父と話すことが苦痛だった私は同じタイミングで
鳴った家電に出て、娘に携帯を渡した。

家電は実家の母からだった。

これといって用はないみたいだったが、いつものことなのでそのまま
話していたが、気持ちは義父と話している娘に向かっていた。

娘が、

「おじいちゃん、ママと話したいって。」と何度も言ったが

「いいよ、今出れないから。」と言って断った。

あれこれ言い合っているのを聞いて彼が部屋から出てきた。

私が、

「お義父さんから、電話だから変わってやってよ。」と言うと

「嫌だ…だってお父さん泣きそうなんだもん…。」とか言う。

いやいや、こっちも充分泣きそうなんだって…。


結局私がブチぎれて、その場から逃亡。

あとでこっそり覗くと彼がお義父さんに

「大丈夫だから、大丈夫だから…」と話しかけていた。

でも、その姿はまったく大丈夫そうではなくてなんだか心が痛んだけれど
こっちも全然大丈夫でないのでそのままにした。


娘に、

「おじいちゃん、もうママと話せないのかなぁ…って言ってたよ。」

と言われ、しょうがないので

「おじいちゃんとケンカしているわけじゃないんだけど、今話すと
 ケンカしそうになるから話したくないんだぁ…。」と

わけのわからない言い訳をしておいた。


彼には、

「お義父さんが嫌いなわけでも、怒っているわけでもないけれど
 気持ち的に今しんどいので電話できるようになったら自分でするので
 お義父さんにはそれまで電話してほしくないって言ってて欲しい。」と

伝えた。



が、昨日仕事中にお義父さんから電話が来た。

すっかり油断しててマナーにしておくの忘れてた。


彼が伝え忘れたのか、故意に伝えなかったのか、それとも伝わっていても
お義父さんさんが忘れたのか、分かっていてもそれをぶっちぎったのか
わからないが、携帯にお義父さんの表示が出たときにかなり迷ったあげく出た。

お義父さんは私の精神状態や身体(再検査のこと)を心配してくれていた。

そう言われるのは分かっていたけれど、分かっていたからこそ

「大丈夫だから…。」と答えるのが切ないから出たくなかった。

やっぱり彼も「大丈夫」って答えてたとき切なかったんだろうなって
思った。

全然「大丈夫」でないのに、「大丈夫」って言って欲しいと思っている相手の
期待に応えるために「大丈夫」って言うってのしんどいよなぁ…。

私もこれまでどれだけ、彼に「大丈夫」を無理強いしてたんだろうって
思った。

やっぱり人間その立場になってみないとわからないことあるよなぁ…。


今朝、彼が朝ごはんを食べているときに

「お父さん、○○(私)が電話ででてくれたって喜んでいたよ。」と言われた。


どう答えていいのかわからなかったけど、

「お義父さんに私の心配までしなくていいから…って言ってて。」と言うのが

精一杯だった。


ちゃんと本当に大丈夫になったら、ちゃんと自分で電話しようと思った。