娘の学校は2学期制である。
だから先週の連休で、学期末を迎えた。
学期末…ときたら、それは通知表ということ。
しかし、競争原理の排除されたまやかしの通知表はできがいいのか
悪いのかさっぱり分からないという代物。
が、まぁ「努力しましょう」(推定×)が1つもないので、頑張ったと
いうことにして何かご褒美をあげましょうということになった。
不登校?問題もあり、ちょっと機嫌を取っておこうという意図もあり。
「頑張ったから、ご褒美何がいいですか?」と娘に聞くと
「3人でお出掛けした~い。」とのこと。
ある意味、望みが高いのか低いのか…。
普通の家なら、当たり前過ぎるだろうが、我が家の場合、彼が外出できるか
どうか…。
「どうする?」と彼に聞くと
「うん、大丈夫…。」とうつむきながら、一点を見て答える。
全然、大丈夫そうに見えないんですけどぉ…。
ただし、本人がそういう以上、一応はチャレンジしてみようと思い
3人でご飯を食べに行くことにした。
ちょうど、バッテリーが上がって動かなくなった彼のバカ車を動かすために
車屋さんに行く必要があったのでそのついでに。
行き先は車屋さん近くのハンバーグ屋さんに決定。
先日、テレビでハンバーグ屋さんを見て、食べに行きたいと私と娘で
騒いでいたので。
親子してテレビに感化されやすいである。
初めて行ったお店だったけど、リーズナブルなことはありがたかったが
ライスやサラダがセルフサービス…面倒くさっ。
3人分のライス・スープ・サラダを娘と二人で運ぶ。
何往復?
しかも、メインが来る前にスープとライスを完食する彼。
今、やっと自分の分を運び終わり座ったばっかりなんですがっ!
「お替り、自分でいけない?」と聞くと
「座っているだけで、心臓がバクバクする…。」と答える。
はいはい、無理ってことね~と立ち上がろうとすると、娘が
「私が持ってくる~。」と軽やかに取りに行った。
その後姿は、やっぱりとってもうれしそうで、ただ家族でご飯食べにきただけ
なのに、それがそんなにうれしいのかとちょっと切なくなった。
食事食べ終わると、娘がデザートも食べると言うので、念のため彼にも聞くと
ちゃっかり食べる気でいた。
まったく、甘物好きになったものだ…。
そのあと車屋に行って、娘に子供用のバトミントンとかが入ったおもちゃセットを
買って帰路についた。
家に着くと、彼はさっそく車をいじっていた。
ふ~~~ん、そんな元気残ってたんだ…と思ったが、娘とバトミントンをする
元気は皆無だった…。
通知表と一緒に貰ってきた運動能力テストは散々で、ちょっと身体を動かすことを
やらせないと…と思ったけれど、私は腰が痛いんだって…と悲鳴を上げながら
つきあうこと30分…。
ほんと、私にも誰かご褒美頂戴よ~~~。