太宰治 2008-06-20 00:19:44 | 文学 6月19日は、太宰治の誕生日であります。好みの別れる作家ではありますが、妙に惹かれる魅力を持っています。 邪知暴君の王を除かなければならぬと決意したメロスは正義感に溢れ、義侠心に厚い人間として、人口に膾炙していますが、太宰の作品としては奔流を為すものではありません。 人間失格の中にこそ、太宰の真実があるのです。人間に対してどこまでも真実の愛と信頼を希求し、そのため人間社会から葬り去られ、敗北していく過程を描いているこの作品は、永遠に残る太宰の名著です。 #小説(レビュー感想) « 秋葉原の通り魔事件 | トップ | ナメクジウオ »
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