是枝監督はフランスのカンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールを受賞するという快挙を成し遂げた。
ここからは、日経新聞の編集委員、古賀重樹氏の文章を引用する。
是枝さんは映画祭で何を考えたのか。
彼が言うには、日本は「映画を文化としてとらえる素地が欠けている」ということで、
カンヌをワイドショーのネタとしてしか考えておらず、映画を語る言葉が成熟していないそうだ。
それに対してフランスでは、自分たちが映画文化を担うというプライドと気概が明快にあり、業界全体で若者を育てるため
興行収入の何パーセントかを制作の助成に回しているという。それをやらないと文化としての映画はどんどん細くなると主張している。
是枝監督は、今後何年間は外国で撮ってみようと思っている。またいずれは満州を舞台にした映画を作りたいそうだ。
「誰も知らない」を出品した2004年に外国の記者に
「あなたは『死と記憶の作家』と言われるが違うと思う。『後に残された人』をずっと撮っている」と指摘されたそうだ。
みなさんはパルムドール受賞作「万引き家族」をどうとらえるだろうか。
ここからは、日経新聞の編集委員、古賀重樹氏の文章を引用する。
是枝さんは映画祭で何を考えたのか。
彼が言うには、日本は「映画を文化としてとらえる素地が欠けている」ということで、
カンヌをワイドショーのネタとしてしか考えておらず、映画を語る言葉が成熟していないそうだ。
それに対してフランスでは、自分たちが映画文化を担うというプライドと気概が明快にあり、業界全体で若者を育てるため
興行収入の何パーセントかを制作の助成に回しているという。それをやらないと文化としての映画はどんどん細くなると主張している。
是枝監督は、今後何年間は外国で撮ってみようと思っている。またいずれは満州を舞台にした映画を作りたいそうだ。
「誰も知らない」を出品した2004年に外国の記者に
「あなたは『死と記憶の作家』と言われるが違うと思う。『後に残された人』をずっと撮っている」と指摘されたそうだ。
みなさんはパルムドール受賞作「万引き家族」をどうとらえるだろうか。