夏目漱石 日記 2010-03-13 23:48:15 | 文学 明治四十二年三月二十七日 土 快晴、十一時に起きる。パンを食って、たゞぶらぶらす。閑適。髭の白髪を抜く。 細君の顔少しく美しく見ゆ。座敷に生けた丁字少しも香を放たず。 田中君子今日敦賀へ帰る由故昨日細君に頼んで半襟を贈る。
旅のかなたに 室生犀星 2010-03-13 23:32:11 | Weblog 旅のかなたに わが旅はつくることなく わが哀しみの消ゆるときなし 旅にいづればこころよみがえり あたらしく心勇みいづ われみづからの心をしたはしみ けふも貧しき旅のかなたを指さす なまめかしき枯木(こぼく)を裂くごとき われに山河のうつりくるときの わがよろこびは唇をあかるくす
婚活の現状 2010-03-13 21:40:58 | Weblog 36歳から42歳のアラフォー世代が、婚活で男性に求める条件が、年収、学歴、職種、趣味などとても細かいそうです。 特に年収は600万以上をあげる人が多いそうです。 東京で600万以上の年収を期待する人は約4割います。 それでは実際に年収600万以上の独身男性は何パーセントいると思いますか? 残念ながら3,5パーセントしかいないのです。 現実は、400万以上が19,5% 200万~400万が43,2% 200万以下が33,8%もいるのです。 これでは、女性は結婚後専業主婦になるのは難しいですよね。 ましてや、高学歴で長身、イケメンとなるともっと狭き門です。 それよりも優しくてしっかりしていて頼りになる男性を求めた方が無難だと思います。 それと相手に600万求めるのではなく、お互い300万ずつ稼いで世帯収入を合算で考えるべきですね。 男女雇用機会均等法によって、女性の社会進出が容易になりました。 同時に晩婚化が進み、はッと気がつくと周りからよい男が消えているという現象に打ちのめされます。 アラフォーになると結婚相談所での結婚率も一割程度です。 若いころの恋愛成功体験に拘泥せず、結婚相手の条件に幅を持たせる柔軟な考えで婚活を進めるべきでしょう。
ささやかなこの人生/ 風 2010-03-13 14:17:45 | Weblog ささやかなこの人生 作詞 作曲 伊勢正三 唄 風 花びらが散ったあとの 桜がとても冷たくされるように 誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね だけど人を愛したら 誰でも心の扉を閉め忘れては 傷つきそして傷つけて ひき返す事のできない人生に気がつく やさしかった恋人達よ 振り返るのはやめよう 時の流れを背中で感じて 夕焼けに涙すればいい 誰かを愛したその日には 例えばちっぽけな絵はがきにも心が動き 愛を無くしたその日には 街角の歌にもふと足を止めたりする 風よ季節の訪れを 告げたら寂しい人の心に吹け そして巡る季節よ その愛を拾って終りの無い物語を作れ やさしかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの 言葉で決めてほしくはない