カラハナソウの雌花が作る毬花です。カナムグラと同じ仲間になりますが、カラハナソウの実はカナムグラよりもずっと大きくなり、よく似た実姿のホップ(西洋カラハナソウ)と近縁となるそうです。カラハナソウの葉は3~5裂で中裂したりしなかったりしますが、カナムグラの葉は5~7裂で掌状に深裂します。
(撮影日 2021/9/16)
カラハナソウの雌花が作る毬花です。カナムグラと同じ仲間になりますが、カラハナソウの実はカナムグラよりもずっと大きくなり、よく似た実姿のホップ(西洋カラハナソウ)と近縁となるそうです。カラハナソウの葉は3~5裂で中裂したりしなかったりしますが、カナムグラの葉は5~7裂で掌状に深裂します。
(撮影日 2021/9/16)
ノブドウのカラフルな実姿です。より多色になっている部分を選んで撮ってみました。写真は普通のノブドウですが、葉が深く切れ込むキレハノブドウもあるので、色付いた実と一緒に葉の形を入れた写真を並べてみるのも面白いかもしれません。
(撮影日 2021/9/13)
透明感のある綺麗な赤色の実が生っていました。鱗が重なっているような感じの粒々感ある実は、それだけ見るとどの種なのかいまいち分かりませんが、星型のがくと葉の形からナワシロイチゴだと分かります。
(撮影日 2021/7/16)
カラコギカエデの翼果が真っ赤に染まっていました。カラコギカエデの翼果は密に付くので、真っ赤に染まっていると紅葉のように見栄えがします。他のカエデ類やモミジ類の翼果と比較すると、翼の間が狭く片翼同士がくっつくような形になるカラコギカエデです。
(撮影日 2021/6/29)
ミズナラの芽に出来ていた虫こぶのナラメリンゴフシです。色合いは名前の通りリンゴのようですね。出来て間もないのか芽の芽鱗もしっかり残っていて、姿形のアンバンランスさを少し感じました。
(撮影日 2021/5/14)
こちらでは種子の色が褐色をしているセイヨウタンポポをよく見かけますが、種子の色が赤いアカミタンポポをたまに見る事があります。綿毛状態でも2種を並べてみると、アカミタンポポの種子の赤さ度合がよく分かります。
👇アカミタンポポ
👇セイヨウタンポポ
(撮影日 2021/5/4)
オシダでしょうか? くるくると丸まる新葉を覆う茶色い鱗片の姿は、名前に「オニ」と付く植物と同じような雰囲気があります。大きいシダ類は林の中で見る事があり、葉が展開した姿もなかなか迫力があります。
(撮影日 2021/4/22)
👇ネズコ(クロベ)
鱗片状になっている中央を除く左右の葉の繋ぎ目は「Vの字」になっていて、葉先は丸みを帯びています。チューリップの花が重なったようにも見えますね。アスナロと似ていますが、アスナロは鱗片状になっている1枚1枚の葉がネズコよりも大きくなり、左右の葉が大きく張り出すそうです。
👇サワラ
鱗片状になっている中央を除く左右の葉の繋ぎ目は「Xの字」になっていて、葉先は鋭く尖っています。鮮やかな緑色をしています。
👇ヒノキ
鱗片状になっている中央を除く左右の葉の繋ぎ目は「Yの字」になっていて、葉先は丸みを帯びています。左に見える葉が葉表、右に見える葉が白い気孔帯(気孔線)がある葉裏になります。
葉の大きさや鋸歯の感じからヒメアオキでしょうか。楕円形の赤い実が常緑の葉の中でよく映えていました。ツヤツヤした赤い実が生っているとより目を引く姿になるように感じます。
(撮影日 2021/4/19)
一見すると地を這う長いコケのように見えますが、シダの仲間になるそうです。同じような外見を持つマンネンスギやミズスギ、トウゲシバなどがあるようなので、また探してみたいと思います。
(撮影日 2021/4/8)
蒴果が落ちずに枝にまだ残っていたネジキがありました。花後の蒴果が上向きになる姿は、同じツツジ科のアセビやハナヒリノキなどの花が鈴生りに咲く木と似ています。赤い冬芽と一緒に見る事が出来たので、一挙両得という感じがしました。
(撮影日 2921/3/29)
こちらではよく見られるツルマサキのちょっとした姿を集めてみました。常緑樹なので冬でも葉が落ちることなく青々としています。
👇ツルマサキの冬芽。
👇緑色の葉の中で一部が紅葉しているツルマサキの葉。
👇幹を這う蔓と幹を覆うように密生した葉の様子。
👇絡み付いた幹を中心として横に広がったツルマサキ。
👇ヤマウルシの葉痕が赤くなっていました。普通に見られる葉痕の色は、冬芽や枝に近い色合いをしていて赤くはありません。ヤマウルシの若い木の根元に倒木が寄りかかっていて、木が斜めに傾いていたのでストレスか何かでしょうか? 元々ハート型をしている葉痕ですが、赤くなっているとよりハートに見えますね。
👇ヤナギマルタマバエによって作られる「ヤナギエダマルズイフシ」です。枝の分かれ目に綺麗な球体を形作っていて、見ようによっては丸い虫こぶに3本の枝が刺さっているようにも見えます。ヤナギの種にはあまり詳しくありませんが、樹種はシロヤナギでしょうか?
👇太いものから細いものまで、クズのつるが絡み合ってねじねじしていました。木の枝から垂れ下がってきたつると、地面から生えてきたつるが上手い具合に絡み合って出来たものと思われます。これだけ見事にねじれていると造形的な物として興味を引くものがあります。
アエオニウム属の黒法師です。購入した時点では2.5号鉢の小さな鉢に収まる程度でしたが、今では高さが約20㎝、径の大きさも約20㎝くらいになり、4号鉢からはみ出すまでになりました。胴部分から脇芽も伸びてきて、成長点のある中心から放射状に広がった葉はもう立派な黒法師の姿をしています。
(撮影日 2021/3/7)
這うイヌツゲのハイイヌツゲだと思います。常緑広葉樹は冬でも青々としているので、葉の色と雪や氷との対比が見ていて面白いですね。イヌツゲの葉はツゲとは違い、葉の縁に小さな鋸歯が見られます。
(撮影日 2021/1/25)