チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

老いをかんがえ 七転八倒?

2012-12-11 20:00:34 | ウサギ
今年はあれこれありました。
父が亡くなっただけでなく、若い頃から見聞きした有名人なども亡くなると、自分の若い頃が幕を閉じたように感じます。
ましてや、勘三郎さんのようにたびたびご本人の子供の頃の姿まで見ているとなると、自分より若いものを見送るつらさも募ります。(いや やっぱり50台というのは、早過ぎるでしょ)
先代当代と見送った、中村小山三さんの姿を見ると、本当に悔しかろう悲しかろうと、こちらも涙にくれてしまいます。当代の教育係でもあっただけに、子に先立たれたと同様の悲しみもあるでしょう。
老いて旅立って行く。
人生ですもの、それは至極当たり前で順当な事ですが、自分の「終(つい)」をいかに始末するか、頭をよぎります。

確かに「老いて」来ているんですよね。
手も顔も萎びて、体つきもゆるんで(爆)、何をするのもテキパキとせず。
体力も続かなければ、気力も続かない。

とはいえ、決して「若い頃に戻りたい」なんて思いもしません。
小春日和のようにぼけぼけとした今が一番。
なんて事を思うのは、やはり「終い」の兆候の一つでしょうかしらね?

ええ もうね 変にがんばろうなんて気は起こらないのですよ。
自分という人間見切っちゃっていると言うか、「夢を見るのは良いけれど、現実に出来る事はぼちぼちしかないのよ」なんて自分に言ってるんですから。

そのくせ アンタ あれこれやりたい事に貪欲じゃないの?

ハハハ いや まぁ そうなんですけど~

いや ね もう子育てしたり、部下の面倒を見たり、仕事の采配を考えたりと、そう言う事が一切ないでしょ?
会社だって、ちょいと小口現金の管理したり、電話や来訪者をうまく気を利かせて対応すれば良くて、それだってほとんどないという「事務所の留守番おばさん」なわけで、何とも気楽。

なんかもう 楽隠居 とまでは言いませんけど、自分がやりたいをしてもいいお年頃になったもんだから、張り切っちゃって(^^;;;;
で、人の命なんていつどうとなるか分からないじゃないですか。
今まであくせくして、自分の事は後回しにしてきたんだから、羽を伸ばして楽しみたいわけですよ。

あの世に行っちゃう時に、「あー 良く歩いた。いつも自分は前を向いて歩いてきた」と思えればそれで良いというのが身上ですが、どうせなら

「あー 楽しかった♪ あれこれしんどい事はあったけど、最後は好きなことして楽しんだしね♪」

って思えれば、思い残す事は何もなしに「じゃね!」って笑って言えるじゃないですか。



なんて屁理屈をこねてますが、なに やっぱり「せっかく出来るんだから、遊びたい!! 遊ばな損損!!」という気分でして。
それも「いつ期限が切れるか分からないんだから、遊べるうちに遊ばなきゃ」って・・・

あれ? 結構元気じゃない?(爆)

人間って、楽しみのためにはがんばれるものですねぇ。

なので、ついつい根気詰めて遊ぼうとして、挙句に疲れはてて・・・
あっちも こっちも中途半端。
結局「遊び慣れていない」んですね。

こりゃ いかんわ(--)

もっと上手に遊ばなきゃ。
体力 能力 金力 時間 そういった事を上手にあつかえなくては、結局は「大山鳴動ネズミ一匹。チ~ン!」。
いや ネズミ一匹だって 出てくれば御の字かも(;;) 
何にも出ずに、残るのはゴミの山だったりして・・・・・・ それは イヤ!

ああ 断捨離・・・・・・
遊びつつも 上手に身ぎれいにしていく。
他の方が上手に生活なさっているのをみると、「私には出来ないなぁ」とため息ばかり。

どうしてこう 「泥縄」で「付け焼刃」で「屁の足しにもならない」事ばかりするんでしょ。
まぁ これは子供の頃からの質(たち)ですから、今さらかぁ。
父はその辺り、良く見越しておりましたよ(^^;;
本当に、人の性質を良く見る人でした。

で 私はそうした父の特質は、なーんも受け継いでいないと言う。
人を見る目なんて、ありません。
性善説で「みんな良い人♪」と思ってる方が、自分自身が汚れないと思っている。
ま 「人がいい」と言えばそれまでで、良く父には「おまえはお人よしだよ:笑」と言われておりましたっけ。

母は見上げるばかりの尊敬できる人物でしたし、青森の祖父母も教育者だったし、深川の祖父も優しく好人物だったらしいし、同居のおばーちゃんだけが??(笑) まー 私の事はとてもかわいがってくれて、働きものではあったようですが。

そうそう そーいえば、先先代の祖父が道楽もの?
委細は何も知りませんが、田舎の田畑山ときれいさっぱり無くなったとは聞いております。
道楽ものでなくとも、生きるに不器用だったのか?
隔隔世遺伝って あります?(^^;;;

さてさて 自分の「終」をどう閉めましょうかしらねぇ?
その辺りに専心できるようになっただけ、人生の収支決算「黒字」になってきたと思う事にしましょうか(笑)



うさぎという動物に出会えた事。
これは、神様のご褒美でしょうねぇ(^^)


お台所で お食事中です(^^)


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2 コメント

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Unknown (mamekichi)
2012-12-12 17:19:59
チーママさんのお父様がお亡くなりになった他にも、おっしゃるように、今年は芸能関係の方たちでも、名の知られた方がたくさん亡くなられましたね。私自身も、何だか身につまされるという感じもします。とくに、先日お亡くなりになった、十八代中村勘三郎さんは、私と同じく、昭和30年のお生まれとあって、他人事のように思えませんね。つい昨日でしたかは、大好きな小沢昭一さんまで。ラジオの「小沢昭一的こころ」、若い頃などよく聞いたものでした。
生死を考えさせられますし、体調が戻らないのか、老いのせいでいまのような状態なのかよく分からない身ですが、幸い、退職して、制約もなく、それなりにやりたいことがやれる境遇にありますから、チーママさんを見習って、好きなことをして楽しむことに精を出すことにしましょうか、と思うようになってきています。
来年度で臨床心理士の資格更新になるのですが、どうしようか多少迷いもあったのですが、まぁこうしんだけはして、もし仕事があれば応じ、なければないで、遊んでいようと思うようになりました。今日、散歩をしていて、鳥見のご夫婦にお目にかかり、あれこれはなしをさせていただいて、余計にその観を強くした気がします。
今更、あえて嫌なことや面倒なことに手を染めたり、足を突っ込まなくても良いか、ということであります(爆)。
連想で、ヘンな感想、思いつきを書き連ねまして、大変恐縮に存じます m(_ _)m
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Unknown (チーママ)
2012-12-13 00:17:17
mamekichiセンセ

若さを取り戻すことは出来ませんし、もしも取り戻せても「子育てのどたばた」もセットというのは、ご遠慮したいです(笑)
あと何年生きられるか分からないのですから、最後くらい自分のために過ごしたって罰は当たりませんよ。なんて、あと20年あっても、まだ私は80。センセも70代ですね(^^;;; 
でも不思議ですね。生まれてから成人までの20年は、とっても長いのに、老後の20年ってあっという間の気がします。花見も20回。お正月も20回。20枚つづりのチケットなんて、あっという間になくなっちゃいそうです。
それも都合では、使い切れないかもしれないんですよ。
タオではありませんが、成り行きのままにと同じく、心も思うままにというのも、老後を充実させる方便のひとつだと思うのですが。
ということで、あれこれへ理屈つけて、やりたいことだけやるという方向でいかがでしょうか?(爆)
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