チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

看送れた

2015-11-13 19:49:51 | うさぎの病気と健康
最近どこかによっかかることもあったっけ。
その時点から補液をしていたら、もう少し持ち直したかもしれない。

そんなことも思うけれど・・・
きち先生にご報告して相談したら

確かに腸内細菌などの異常など、何らかの後付の理由はつけられるかもしれないけれど・・・

つまり これと言って病気を持っていたわけじゃなく、老衰という自然死なのだから、解剖をせずにこのまま見送ってあげて良いのじゃないか というお気持ちが伝わってきました。
うん 確かに寿命だものね。
こゆがお出かけ前に、先生にきれいにしてもらってお別れしたように、シジミも先生に会わせてあげてさよならさせたかったけれど。
きっと おにーちゃん子だったこゆが「おにーちゃん はやくはやく!!」と、息せき切って迎えに来たんだろうと思えば、このまま見送ってあげよう。
こゆの うれしくてうれしくてぴょんぴょんしている姿が目に浮かび、二人で首をふりふり楽しそうに駆けていく後ろ姿が見える様です。



これほど抱っこが好きなウサギはいただろうか。


抱っこされて、気持ちよさげにすやすや眠る息子を見守る幸せ。
一緒に寝るのがお約束で、腕枕のかーさんの腕をひたすらナメナメした息子。
昨日はずっとだっこして、明け方近くに一緒にベッドで添い寝して、一時いつものように首を伸ばして気持ちよさそうにすやすやした姿も見せてくれた。

腕枕したら、なんとなくにこっとしたような顔をした。
ずーーーっとこうやって、一緒のベッドでねんねしたんだよねー と思いながら。
最近はお腹の上で寝るのも好きだったから、ソファでそうやって寝て「かーさんの心臓の音がきこえるかな?」って。


ずっとずっと かーさんの体温で温められて、最後まであったかかったシジミ。

最後の最後 「かーさん 僕行ってくるよ!」と呼んだから、出かける支度をしていたかーさんは抱っこして、ママちんと二人で見守ってあげることができた。
良く頑張ったね。
ゴールだね。

自分も高齢になってきたから、無事に見送ることが一つの課題だった。
やっと荷が下りた安ど感と、抱っことねだる息子の姿がない胸の痛みと、どっちが大きいのかな。

もう ママちんがお風呂に入っている時に
「ママちんお風呂で通れないから、ぐるっと回っておいで」
と、言う事もなくなるんだね。
最近出現していた家中あちこちの水たまりも、もうできないんだね。
今日は大丈夫かと、ひやひやしながら夕方の家路を急ぐこともないんだね。
今日も一緒に寝られたと、寝顔を見てほっとすることもないんだね。
「かーしゃん だっこ!」と 足元にたたずむ子がいない生活は、どんなだろう?

また 新しい生活が始まるんだね
新しい朝が来るんだね

12年前 ママちんが保護した小さな小さな命の物語は、これでオシマイ。
白とグレーの駆け抜けた物語。
かーさんの人生を劇的に変えた二人との出会いは、前世からのお約束だったのでしょう。
沢山のお友だちを作ってくれて、たくさんの獣医さんたちと知り合いになれて。
特に獣医さんたちと知り合えたのは、娘時代獣医師希望だったかーさんにとってはとてもうれしく(^^)

すべてが ここから始まったのでした。
ユキ シジミ ありがとうね!!




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13 コメント

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Unknown (りんママ)
2015-11-13 21:09:36
昨年から、たくさんの子を看送ル事が多くなりました。
年の瀬に近くなって、シミちゃんをみおくることになろうとは、
これも天命を全うし、さらにはかーさんの腕の中で旅立つのは孝行息子さん。

一昔前、お世話掛かりを引き受けたら、神さまがご縁を連れてきたと。
小さな、小さな、シミユキちゃん迎えたのが、昨日のことのようです。
ユキちゃんのお花畑のウキウキ。
その後を継いだこゆちゃんの愛らしさ。

ユキちゃんの後ろで。控えめだった男の子。
そしてツンデレ王子だったのが、優しい伴侶となり。
老いて旅立つのも、待ってる子がいたからかもしれません。


シミちゃんは、これからは、ゆきちゃんやこゆちゃんと一緒に、
チーママさんご家族をお空の上から見守ってくれますね。

チーママさん、腕の重さと温もりは、きっといつまでも残ることでしょう。
それは、愛しい子達からの贈り物かもしれません。

ばいばいシミちゃん。楽しい時間を共有させてくれて本当にありがとうね。
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Unknown (パール)
2015-11-13 22:15:12
ステキな出会いと ステキなお別れ。
チーママ家の子たちは世界一の幸せ者。

それよりもっともっと幸せ者はチーママさん自身よね。

白とグレーから始まった物語。
しばしのお休みのあと 第2章が始まるのを待ってるからね(^_-)
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Unknown (sutemaru)
2015-11-13 22:25:07
無事に看送られたのね。安堵感と淋しさはいつまでも残るでしょうが、後には残せない命ですものね。看送られて良かったと思いたいですね。淋しさは想い出の中に入れておきましょうね。苦しまない事が一番でしたね。今頃お空で跳ねまわっているでしょうね。
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Unknown (うさこの母)
2015-11-14 03:06:08
シミちゃん、あったかい抱っこのままお月様に旅立ち。
かーさんの胸に抱かれての旅立ち。
ユキちゃん・こゆちゃんとの再会を喜んでいるころ。

お空の上では、待っている女子会でモテモテだね。

学ぶこといっぱいでした。ありがとう、シミちゃん。
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Unknown (mamekichi)
2015-11-14 06:01:53
シジミ君、老衰ということですから、きっと安らかに旅立ってくれたのでしょうね。
今頃は、お空で、ユキちゃん、こゆきちゃんと跳ね回っていることと思います。
チーママさんに抱っこされての最期とのこと、シジミ君も、チーママさんも幸せだったかも知れません。
シジミ君には、妙に親近感を持っていましたので、私も何となく寂しく感じられてなりません。
チーママさんにはどうぞお力落としのないように、また、ご自愛ください。
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Unknown (ちゅんちき)
2015-11-14 07:16:29
シジミ君、やすらかに。
向こうでは、こゆちゃん、ユキちゃんと一緒ですね。
今まで、たくさんありがとう。
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Unknown (momo)
2015-11-14 08:39:14
手のひらに乗るほどの小さい命から始まった12年。泣いて笑って心配して。腕枕の重み、足元で見上げる目。そこにいるだけで幸せな日々。…うまく言葉が出てきません。

シミちゃん、
かーさんの温もりに包まれて、かーさんの腕に中で「行って来ます」をしたのね。
精一杯生きて駆けて行ったグレーの💮親孝行な男の子。
「かーさん、大好き。」って声が聞こえてきますよ。今頃3人で何しているのかな?
シミちゃん、またね。また会いましょうね。
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Unknown (青ゆめのママ)
2015-11-14 09:10:51
シジミ君12年間ありがとうございました。
チーママさんの腕枕で添い寝して、抱っこされて熟睡。忙しいチーママさんをお休みさせるためのシジミ君の秘策かな?大病をしないでチーママさんの腕の中からお出掛けして本当に親孝行な男の子でしたね。

チーママさんも12年間お疲れ様でした。素敵な日常を拝見させて頂いてウサ飼いとしては羨ましい限りです。

心よりシジミ君のご冥福をお祈り致します。
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Unknown (すず)
2015-11-14 12:37:21
気になりつつブログ見てみたら…
そうでしたか。
シジミくん12歳、平均寿命をはるかに越えて、本当に本当によく、がんばりましたね。
しばらくは…お辛いと思いますが、どうかお身体お気をつけて。
なんだか、何も言えなくて、、すみません。
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Unknown (野いちご)
2015-11-15 05:14:42
シジミちゃん、頑張りましたね。
今はこゆきちゃんと再会。
楽しく遊んでいるでしょう。
ご冥福をお祈りします。

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