チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

思考の飛翔

2011-01-28 23:38:58 | 生活
先日本を忘れてしまいました。

いえ どこかに置き忘れたのではなく、常日頃必ず何かしら持ち歩いていて、通勤途中や昼休みに読んでいるのですが、何も持たずに出かけてしまったのです。
多くはお気に入りで、何度も読んでいる本のことが多く、毎月買うのはペリーローダンシリーズ(ドイツのSFシリーズ)2冊だけなのですが。

さて、困った。
実に活字中毒のかーさんが、昼休みにコーヒー片手に読む20分ほどは、本当に一休みタイムなんですけれどね。
ということで、たまには良いかと本屋さんへ。
どうせなら、やっぱりSFがいいな。
といっても、昔ほどSFをたくさん置いている本屋さんは少なくて、いつも行く本屋さんも例外なく(--)
最近は新しい作家さんのものは手にとっていないので、何が良いか見当もつかない。
そういう時の目安は、受賞もの。
ヒューゴー、ネビュラ、ローカス賞といったあたりをとっている本は、まずはずれはないのですが。
特にヒューゴー賞は確実で、ヒューゴーと後ひとつ取っていれば、お勧め。
ネビュラ、ローカスのダブルは、次に良し。

とはいうものの、あまりない。
そうこうしているうちに、アーサー・C・クラークの「都市と星」に目が止まりました。

クラークのものは、ほとんど読んでいるはず。
でも「改訂版」とあり、既出のものにクラークが手を入れて、なおかつそれを既出の訳者ではない人が訳しているらしい。
ちょっと読んでも、あまり記憶がない。
うーーーー??? 変だな? 

クラークはSF界の巨星で、ほら あの映画「2001年宇宙の旅」の作者です。
(ちなみに「2001年宇宙の旅」はシリーズで、最後は「3001年終局への旅」になります。)
読み応えは確実ですから、思い切って買い求めました。


結局、途中で「あれ? やっぱりこのシーンは読んでるぞ」となったのですが、あとがきをみれば「本書は『銀河帝国の崩壊』のリメイクであり、約1/4がそれと重複している」とのことで、納得。
処女長編作を、その後の科学の進展を加味して作り直した次第。
ということで、重複部分にも覚えがないものがあったりするのにも納得。
結局、大変満足した数日間を過ごすことができました。

時々 思考の飛翔というか、別の世界にダイブしたくなります。
そういう時には、SFは最適なんです。
それも科学的裏づけや舞台になる世界構築がしっかりしていると、丹念に味わうことができて◎。
その点、クラークは外れようがない(^^;;

たっぷりのご馳走を食べ終わったごとくに、満足感いっぱい。
ちょっと気分転換になったなぁ。
さて もういっちょういきたくなりました。
といっても、本を探している暇はナシ。
前から読みたいと思っている本は、分厚い上下2巻だし、結構お高いし・・・
在庫から「竜の卵」でも引っ張り出してくるかなぁ。



おまけ

会社帰りに姉宅に寄って、席札をお届け。
その時に、兄が「これこれ! ずっとさがしていたんだ」とPCで見せてくれたのが・・・

「あ ポッドじゃない!」

2001年宇宙の旅に出てくる船外活動機。
それのペーパークラフトです。
ダウンロードしてチョキチョキして作れば、実物そっくりの物ができる。
それ用のペーパーは用意してあるそうで、プロの彫金師の手にかかれば、さぞやすばらしい出来栄えてあろうと・・・

あはははは
髭猿さん 公表しちゃったからね!
作らなくちゃいけないよーーーー。
1年かがりになってもいいからね~ (^^)v


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2 コメント

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Unknown (チーママ)
2011-01-29 13:22:58
mamekichiセンセ

はい もうどっぷりの活字中毒。
前職でも一日文字をおっていて、今も一日中PC情報をあさっているのですが(おかげで最近は飛蚊症気味ですが)、それでも気分転換は本と言う(爆)
それにしても、センセもSFでしたか。
年代も同じで、あれやこれやと好みが似て、子供のころの体験で同調して・・・
本当に不思議な気がいたします。 
全く別の環境にあったのに、人間って不思議ですね(^^)
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Unknown (mamekichi)
2011-01-29 10:12:07
どうやら小生とご同様に、重症の活字中毒でいらっしゃるようですね(笑)。学生時代などは、片道2時間という遠距離通学をしていましたので、往復で、文庫本2冊とか、新書2冊というスピードで読んでおりました。この頃は、SFや推理小説はまったく読まなくなりましたが、学生時代に読む小説と言えば、専らそれらでした。外出するときに、何か読む本がないと途端に不安になります。当節流行始めた電子書籍もよいのですが、品揃えに不安があるのと、書籍自体の規格が統一されていないので、下手に手を出して、ベータが、VHSに負けたというビデオをの再現フィルムを見るような目には遭いたくありませんので、しばらくは様子見です。
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