チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

病院めぐりと、こゆきのヘルニア

2012-01-07 22:02:25 | うさぎの病気と健康
今日も暖かい。
野鳥達も、今年はしのぎやすいのではないかしら。
そのかわり早く北へ旅立ってしまいそう。
長下着にセーター一枚で十分で、出掛けるとて一応着たコートが暑いくらい。
朝は、北風が入っているからいつもより冷たいと管理のおじさんが言っていましたが、風が止まったのでいよいよ暖かくなっています。空は晴れわたった冬空で、出掛けるには誠に好都合♪

市営地下鉄は結構ご年配の方が多い。横浜で降りないということは、上大岡あたりが目的地かしら?
奥様を気遣いながら、仲むつまじく語り合っているご夫婦が微笑ましい。
と思っていたら、蒔田(まいた)でご年輩者がどっと降りました。
何かあったかしらと考えて気が付きました。蒔田は古くからの農地で、今もその気配が色濃く残っている処。本当に何もない所で、当然高齢化が高い住宅地。とは言うものの、昔農作業で鍛えた方が多いのか、元気な人が多いのですね。
なんてつらつら考えているうちに、上永谷に着きました。
今日は、久しぶりのシジミの里帰り。
駅前の曽我先生の病院「グロー ウィング アニマル ホスピタル」は、あとから出来た病院なので、実際に伺うのは初めて。
曽我先生に暮れのお礼を申し上げ、シジミとこゆきをお目にかけました。
こゆきの肥満以外、何も問題ないのは、本当にありがたいこと。
それからウサフェスの先生のセミナーを、ちゅんちきさんがまとめてくださった原稿をお目にかけ、広報板掲載許諾をお願いしました。

いいわよー♪

と 快諾いただきました。
お渡しした原稿をチェックして、後で連絡を下さるそうです。

お次はクリティカルケアの取り扱いの話や、お勧めサプリメントの話。最後はウサギの救急セットの販売の話になり、患者さんが待っておられる先生から、飛翔スタッフ(先生のところの通販部門)にバトンタッチ。
時間がかかりそうなので、あとはメールでやりとりすることに。
って、あれ?いつの間にか商品開発のお手伝い?
ま 消費者のニーズも取り入れるということで(笑)


一旦家に戻って仕切り直して、きち先生にヘルプコール。
実は今朝、こゆきの右下腹にコロンと片手で握れるほどのしこりを見つけたのです(--)
脂肪だとは思うけれど、素人判断は禁物です。
年の初めから、それも土曜日、大変ご迷惑だとは思ったのですが、見逃して泣くのはいやですもの。

「今年はじめの土曜で、2・3時間お待ちいただくことになるかもしれません。終わるのが8時とか9時になるかも」
と言われましたが、「気になるようでしたら、17:30頃おいでください」とのことで、伺うことにしました。
さすがに2件続けてのギュー詰めうさぎパックですから、二人とも疲れていると思い、散々考えてこゆきだけ連れて行くことにしました。


が・・・

家を出た段階から、こゆきが暴れる 暴れる。
やっぱりおにーちゃんがいないとダメなようです。
家に戻ってみれば、おしっこまでしています。
敷物新しくして、おにーちゃんに御出座願って。
今度は暴れず、おとなしくしている娘(^^;;

病院へ着いてみれば、診察室に一組。待合室に4組。
組というのは、全員年齢にかかわらずご夫婦連れなんです(^0^)
うさぎさん1匹に、付き添い2人という訳です。
これって、きち先生のところでよく見られるパターン。
土曜ということもあるのでしょうが、皆さんご夫婦でいらっしゃる。
最近は、ご主人がウサギさんにべたべたというのも、よくある話。
ほほえましいというか、昔とは違ってきたというべきか。
今回は茶色のロップちゃんが男の子が2匹に女の子1匹。シルバーのような毛並みの美しいミックス娘が1匹。
診察室から出てきたのは、小さな茶色のネザーちゃん。それに我が家。
深刻なウサギさんがいなかっただけに、今日はみんなでウサギさん話に花が咲きました♪
おっとりした子。やんちゃそうな子。おてんばさんな子。みんなフレンドリー。
どこに行っても、2匹詰めのウサギはものめずらしい。
シジミのクールなのも、皆さん気にならないようです。
ブルーアイは、ちょっと冷たく見えるのですよね。
どの子もコードが大好きで、困った困った。
というので、工作用金網でのコード覆いを教えてあげました(^^)

なんてことをしていたら、名前を呼ばれました。

先生触って「ヘルニアですね」と。 こちらはびっくらこ。
腹腔ヘルニアですと、普通は出たものが引っ込むうちは良いのですが、穴が収縮してはみ出したものが壊死したりすると命も危ない。

「腹膜が薄くなって、裂けて中の脂肪が押し出された」のだそうで、でも膀胱だといけないと一応エコーで見ていただいたら、やっぱり脂肪。膀胱は腹腔内に無事収まっていました。
で、ウサギの場合はこのままにしておくと。
こういう場合の腹膜は、もうぺらっぺらに薄くなっているそうで、はみ出した組織が締め付けられることもなく、オペしても腹膜が薄くなりすぎていて修復は難しく、またすぐに穴が開くそう。
また飛び出た脂肪は、たいていどこかに癒着している。
で、はみ出した脂肪で穴をふさいでいるので、このままでよいと。なるほどー。 
先日も犬猫の病院で腹腔ヘルニアだと上へ下への大騒ぎになったウサギさんが連れてこられて、「このままでいいですよ」だったそうです(^^;; 
また、ウサギの腹腔ヘルニアで、膀胱が飛び出た経験はないそうです。

脂肪の場合は、先行き悪性なものになるということは?

ないですよ(^^)

このあたりの獣医師の症例数差は大きいと、つくづく再認識。

さて、ふくよかなこゆきは2600gと、またまた新記録(--)
今日気がついた、また下あごのはげっぽいところと、手の指はだか。

やってますねぇ

指もむしっているそうで、またまた「ごはんほしーの!」のようです。
さて、どうしたらいいのでしょう。
ハンストよりはマシとしても、毛をむしるのも困ります。
それだけ精神的にストレスになっているということですから。

こうなったら、好物ペレットだけにしましょうか。飼い主としては、どうしても質の良いペレットを残したいのですが、それだとストレスになるなら、いっそのこと好物だけにして、他のペレットをはずして減量。
ケーキでご飯みたいなものですが、次善の策の、また次善ということで。


それでいいんじゃないですか?
精神的にストレスは、かわいそうですから。


過去にも3.5kgになってしまったミックスがいたそうです。
で、1年半かかって2.5までになったと。
3.5では、動くこともままならなかったのではないかと思います。
そうならないように、どうにかしなくては!
早くしないと、心臓や腎臓に負荷がかかって病気になります。

でも最後に一点

ホルモン異常というのは、ありませんかしらね?

人間でも副腎皮質の過剰分泌で、多毛や過食が起こることがあります。
確率としては大変小さいのですが、視野に入れてみることも必要かも?
先生も「うーーん ホルモン異常ね」と、ちょっと考えていらっしゃいました。
ともあれダイエットを励んで、少しでも減らさなきゃ。

で、診察料は、診察料1000円とエコー代1500円+消費税で2625円なり。
あれ?シジミの歯のチェックと爪切してもらったのに、先生お代を取ってませんよ?
経験豊富で、ウサギも安心、お代も安いじゃ、患者が増えるばかりのはずです。
かーさんの後にも数組いらしていました。
いったい今日一日で、どれくらいのウサギさんを診察なさったんだか。
今日は正月明け初土曜とて、混雑混雑。先生診察終了21時予定。
今年もよろしくお願いいたします。
そしてくれぐれも体を大切にしてくださいね!!
ウサ飼いさんたちに、絶大な信頼を寄せられている先生ですから、先生ご自身が元気でいてくださらなくちゃ。

帰宅したウサウサず。
本当に疲れたようです。
一応きち先生からの戻り途中に、持参したセリと、途中で買ったシソを入れたら食べているので、精神的なストレスはさほどではないようですが、体は疲れているようです。
今日は、早く寝かさなくては。



コメント (7)
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