水に願いを その7

あまりに水がとうとうと流れ下るので、魅入られてしまいました。









神奈川の水源。
山に囲まれた奥深くから流れ来る水。
思わず「この身清めたまえ。穢れを祓いたまえ。」と、この水で清めてしまいました。
そしてそばの祠にお参りをして、この先を願ってしまいました（＾＾；；
ご利益があったら、またお礼参りをしなくてはなりませんね。

さて、的様の降り口には、水汲み用に水が流れています。
ありがたく5Ｌ容器に汲ませていただきました。


またまた走ることしばし。
ママちんがユーターンまでしたのは・・・
「水が汲めるようになっていた！」
なんと、農産物を売っているお店の脇に、水汲み場が出来ています。
他にもいらしている人がいて。
幸い2Ｌボトルがまだあったので、ありがたく頂きました。

あと1ヶ所寄ってみたいところがあります。
男滝、女滝です。
ところが道の駅のオバサンの情報では「この間の台風（いつのだ？）のあと、どうなったかしら？」だそうで。
案内板を見つけて、山道を歩いて登って見たのですが、まだ夏の観光シーズンを前に修復中のようで、あきらめる事にしました。
この奥に、滝があるんですよね。
初めてイワタバコを見たのは、この奥の崖でした。


帰りの道すがら見つけたのが
モンキアゲハ（吸水中です）


タマアジサイ


オカトラノオ


沢山咲いていたので、オカトラノオとオトコナエシを少々、仏様のお土産にいただきました（＾＾；；
タマアジサイも、挿し木再チャレンジです。
ススキの若い葉を、ウサウサずのお土産に採って。

さて、そろそろ帰り道を急ぐ時間です。
今日は本当に良い一日でした。
お山の緑の空気に触れて、清らかな水に触れて、お参りまでして。
何か体から、よどみが抜けて行った気がします。



今日は3ヶ所で水を汲みましたが、最後の道志の水が、一番素直でおいしかったですよ。
愛宕インターの水といい勝負か、ひょっとして一番か？
「また　汲みに来よう」と、ママちんが言ってくれました。
「うん。良い事があったら、的様にお礼参りしなくちゃいけないしね。」
（お釜池の龍神様にもいかなくちゃ、なのですが）

ドライバーのママちんは、一人で大変だろうけれど、おかげで心や体のよどみが消えた感じで、とても良い気分です。
やはり清らかな水には、何か力があるのかも。
最近どんよりしていたけれど、この先元気に動く事が出来ますように。
頑張った分、報われますように。
家族みんなが、元気で過ごせますように。
今回は、珍しくちょっと真剣にお願い事をしてしまいました（＾＾；；

ママちん、本当にありがとう。
また、連れて行ってね！！

ヤマユリ（欲しい虫が騒いで困りました：笑）



＜出発8：50　帰宅19：10　でした♪＞

水に願いを その6

獲ったどォ～～！！


道具などなくても、両手があればＯＫのママちんです（笑）


どうやらカジカの子供のようです。

そして、またまた糸のような小魚。誰でしょうね。
小さなカジカが、大きく見えますね。
結局これにオタマが加わって、本日の逮捕者はこの通りです。

遊んでくれて、ありがとう♪
気をつけて、元気に育つんですよ！！

さて次は、的様（まとさま）に行きましょうか。



的様は、道志の湯の奥にあります。
平日とて、人気もなく、ちょっと不安になりながらも山道を進むと・・・
あった　あった！
早速川まで降りてゆくと


そうそう　これが的様です（＾＾）

かーさんには、昔からヒラメにしか見えないのですが（笑）

上流を見れば、きらめく滝が見えます。
「あの段々のところを、おにーちゃんが歩いていたら、岩魚がいたんだよね」
とママちんが思いで話。
そうそう、結構大きな岩魚でしたっけ。

水に願いを その5

気持ちの良い緑の中をひた走り、山中湖に着きました。


本当なら富士山が正面に見えるはずですが、見えるのは裾野の緑だけ。


山中湖はスポーツ合宿とバス釣りのメッカ。それに避暑だの観光だのが加わると・・・
夏も盛りになると、この周辺道路も大渋滞になるんです（－－）


気持ち良さそうに泳ぐ白鳥。　離れたところに4・50羽の群れがいましたよ。



しばらく湖を見ながら走ると・・・
あった!!　ここ!　ここ！　
ここが、「道志七里」と言われる道志道への曲がり角よ～♪

車のほとんどない道を、楽しく楽しく（かーさん一人？：笑）走ります。

このお山に、会いたかったのね♪


「最後に来たのは中学くらいだよ」と言う、ママちん。
という事は、かれこれ10年以上前の事です。
変わったかな？　変わってないかな？
心もち垢抜けているような・・・
でも心もち人気がないような・・・（と言っても、昔は土日や夏休みに来たのですから、当たり前）

気持ちの良い道をたどるうちに、何となく見覚えのあるところもあったりして。
「ねぇ、道の駅があるって（＠＠）」
ママちんが案内板を見つけました。
そりゃぁ、びっくり。
何もなかった頃とは大違い。
道の駅が出来るとはねぇ。
寄って見る事にしました。

広い駐車場に、色々な地元の手作り品を並べた道の駅。
小さな小川も流れています。
「ねぇ、これなんだろう？」
ママちんが、薄紫の優しい野草を見つけました。



調べてみると、外来種のオオカワヂジャのようです。
在来種のカワヂシャなら、稀少植物なのですが、こちらは勢力拡大中の困ったチャン。

売店で名物クレソンと、最近話題の生食用黄色いカボチャ、鉢物をいくつか買って、裏の河原に下りてみました。
おやおや、ここにもオオカワヂシャが・・・
という事で、試しにお持ち帰りです♪

懐かしい河原


早速靴下ぬいで、シップも取って、素足で川に浸かりました（＾＾）ｖ

ああ　　気持ちがいい♪
心の疲れが、水に溶けて流れていく気分です。

一方、ママちんは・・・・・・

水に願いを その4

泉の水にハンドタオルを浸して、頭に乗せたり、首筋に巻いたり、腕を拭いたり。
あっという間にぬるくなってしまうのですが、これがもうヤミツキになって、お池から離れられません（＾＾；；

本当はこの川の水に足を浸したいのですが
「ダメ！」って、ママちんが許してくれません（；；）


夏の林の花　ホタルブクロ。


元に戻れば、人いきれを感じます。
忍野八海は「湧池・濁池・鏡池・菖蒲池・銚子池・底抜池・お釜池・出口池」の八つの泉に、それぞれ竜神を奉っています。
本当は丁寧に全部回るつもりでした。
でも・・・・・・他にも池があり、どこがどこやら分からない。　それなりに観光客がいる。　暑い！！
と言うわけで、早々に逃げ出すことにしたかーさんでした（笑）


中池にいたシナガチョウ。　
人の視線などおかまいなし。暑さをじっとしのいでのお昼寝です。

ぐっと閉じた瞼に、何故か根性を感じてしまいました（＾＾；；



結局、どの池にもニジマスがおり、品種改良もあって普通・アルビノ・ブルー・まだらと４種類。
やはり改良の弊害でしょうか、ブルーのニジマスには、形がいびつになったものが多く見受けられました。
でも、魔法の魚のように美しく、特に水底では幽玄の揺らめきを見せる魚でした。


（ｍ級の巨大なニジマス。サクラマスか！と言いたくなりますが、完全にメタボってます：笑）


50ｃｍほどの子。もっと若いと明るい水色で、そりゃぁ綺麗です。


こうなると、ドイツ鯉みたいですね。



結局、忍野八海は半径１００～200ｍｍほどの場所に泉が点在し、その中の８つが忍野八海と言うわけのようです。
また、それぞれのほとりに人家が立ち並び、一部は旅館になったり土産物屋になったりして、水路と道路が交わるという、ちょっと分かりにくい印象がありました。
どうせなら道順など明確に立てればよいのでしょうが、一部の泉は個人宅の庭の中にあって入場料が必要だったりと、なかなか難しい問題もあるのかな？
このあたりには桃の生産があるらしく、どこの店先にも白桃が出ていましたよ。
値段は横浜と変わりませんが、オイシさは確実かもしれません。

お約束の「水汲み」
観光ど真ん中のお店では「飲むのはタダ。お持ち返り分は有料」となっていましたが、車を止めたお店では「お水は無料ですよ」との嬉しいお言葉。
白花オミナエシが手に入っただけでなく、お水も無料となれば、とってもラッキーのありがとう！！です。
ここの水は「バナジウム水」です。
4Lボトル2つに2Lボトル1つ、お水を分けていただきました（＾＾）　幸せ～♪
とても感じの良かったお店の奥様に、沢山のお礼を申し上げました。
良い人と出会えるのは、旅の心地よい想い出になりますね。


と言うわけで、暑さを逃れるように、山中湖を目指しました。

水に願いを その3

またまた川筋に戻って・・・
やはり目に止まるのは水草。４種類ほどあるようです。



暑さもあってか、人のほとんど訪れる事のないお釜池につきました。

ちょっと階段を下った木々根元のほの暗い中に、お釜池は静かに湧き出ていました。
（画面いっぱい全てが池ですよ）

よく見ると、底の方に大きなニジマスがいるようです。
ここに来て、やっとかーさんはお参りが出来るような気がしました。

「龍神様　竜神様　縁あって本日通りがかりました。ご挨拶申し上げます。佳き事がありますよう、お願い申し上げます。」
珍しくご挨拶だけでなく、お願い事もしてしまいました。
ふと気がつけば、奉る龍神は「祓難蛇竜王（ばつなんだりゅうおう）」
難を祓いたもう神様です（＾＾；；　
あまりのぴったりさに、心の中で苦笑い。


木々の緑の深さと静けさ、清らかな水があたりの空気を清めているような場所。
やっぱり　ホッとします。
チョウチョ　２種。　共に水を飲んでいます。

キチョウ


オオミスジチョウ
ミスジチョウとはすぐに分かったのですが、広げた羽の一番上の白線が一部乱れているのと、羽先に白い部分があるので、オオミスジチョウになるようです。




木陰のガマズミとヘビイチゴ