うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

こういうニュースは勇気を与えてくれる…

2009-01-17 04:05:45 | その他いろいろ
ホント、月並みですが。
感動!!!しました。
…ニュースを見るたびに、ジワっ。




何が?って。
テヘッ。
そうです。アメリカで起きた、「航空機、不時着水」(Gさん、この表現合ってますね?!)。
一躍、有名、ならぬ、国民的、世界的ヒーロー!

当然です。
素晴らしい~っ!!!


彼の判断で選んだ大都会の川に(氷点下!)に、誘導着水して、怪我人もいないって!
…その場に居合わせた人が味わった恐怖が、ある意味、ないがしろにされてしまう部分も仕方ないかな。






で。
話題が、今日は珍しく180度ではなく、15度くらい転換。(笑)


そ。
朝、このニュースを寝ぼけ眼で聞いたとき、
それにしても「機長は意外に年を取っているんだなぁ」と思ったのでした。



で。
さっき、夕方7:00のニュースをテレビで見て。

やっぱり、フランスでもトップニュースであったのですが。
本当に、そんな歳なの?と。
引退しておかしくない歳じゃないか…と。
素朴に思ったのでした。



だって。
私の聞いた「フランス3」(←チャネルの名前)では、機長が「67歳」って言うんですもん。
…朝、「フランス2」で聞いた時も、同じだったのだけど。



で。
何となく、おかしいな、と思って。
日本の新聞ニュースをサイトを確認しました。


「57歳」。
うんうん、納得です。



でも。
俄かに心配になりました。
私が、「57歳」って報道されていたのを「67歳」と聞き謝ったんだろうか?と。


何しろ。
この現象、ありえなくはない…。
実は、私、情けないけど、フランス語の数字表現に未だにコンプレックスを持っているくらい聞き取り能力がないのです。


ひょっとして、「57歳」ってアナウンサーは言っていたのを聞き間違えで、勝手に「67歳」と思い込んだんだろうか?
(60歳代と70歳代、或いは、80歳代と90歳代←言い訳すると。結構紛らわしい(?そうでもない。。。)言い方なのです。)




やっぱり私はアルツだったんだろうか?と。
今度は、すごく心配になって。
サイトで、フランスの該当チャネルのニュース速報を調べてみました。



それには。
今の時点(夜8:00過ぎ)で、「67歳」としっかり書いてある!
…大きな安堵。




それから。
ニューヨークタイムズのニュースサイトに行って見ました。
勿論トップニュース♪

そして。
正解は「57歳」。






ホント。
フランスのテレビ、しっかりせいよ!といいたくなった出来事でした。
だって。
朝だけなら、まだしも。
フランスで第一報が報道されてからとっくに12時間以上経っているだろうに。
直ってない(っていうか。こんな大手の番組で、誰も気づいていない)って。
情けなさ過ぎ。




で。
ふと、思い出したのですが。
案外、マスメディアって、そういうものなのかも。って。
肝に銘じておかないとな。と、改めて、思いました。



以前、日本で仕事をしていた頃、広報関係の仕事だったことで。
新聞を毎朝何紙も読んでいたのですが。

所謂、「マスメディア」に踊らされる、っていうことでもないけれど。
言論の自由があるはずの日本でも、報道された内容を鵜呑みにすることの危険性。
読者が、真実を見るために、記事を元に考えることの必要性。
再度、心に命じたのでした。

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6 コメント

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良かった~ (夢太郎)
2009-01-17 13:39:04
ホント助かって良かったですね・・
そうですよね・・TV局さんしっかりしてよ~の
感じですが、うささんを慌てさせたのですから
それもいいかも(笑)・・
私もメディアの功罪は一杯あると思いますが
私は「常識の目線というか当たり前のこと」を磨くことを心がけてます・・自分の五感プラス第6感を信じます・・
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Unknown (うさ)
2009-01-18 05:42:53
こんにちは、夢太郎さん。

ホント、機長の写真が何度見てもヒーローに見えます(ウットリ)!

フランスのテレビは、それにしてもいい加減すぎますっ!
って。
今の日本のテレビも、面白くないのが多そうだし。
質的には同じようなもの???

そうですね。
自分の直感を磨くのは、特にこれからの時代大切なことだと思っています。
私も、なるべく意識して生活したいものです。
…そして。
そ、できるなら、いつか忍者に入門したいです(笑)。
(多分、忍者って、五感がとっても発達していたんでしょうね?!)
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忍者~~ (夢太郎)
2009-01-18 06:22:48
いいですね~忍者学校・・・ありそうですよね《笑》
緊急のときに「エイッ」って変わるうささん、面白い!
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Unknown (エル)
2009-01-18 12:42:10
不時着はほんとに見事でしたね。全員が助かったというのは機長の好判断と軍で培った飛行技術が優れていたからでしょうねえ。日本では昨年末「ハッピーフライト」という映画が公開され、私も見に行きました。今回の事故と同じように鳥が吸い込まれてエンジントラブルに遭い、ハワイに行くはずが成田に引き返して来てみんな助かるまでの機内の騒動が描かれていました。こちらはコメディだったのですが、結構手に汗握るところもあったので、実際の事故の場合は本当に大変だっただろうなと思いました。

「記事」にはライターが間に入っていますから、どんなに客観的に書こうとしてもライターの主観が入っちゃいますよね。時には思い込みも。だから、受け手がしっかりと記事の内容を見分けねばなりませんね。
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Unknown (うさ)
2009-01-19 05:42:52
夢太郎さん、こんにちは。

そ、忍者、こんな歳になっても、やっぱり憧れなんです(笑)。
小学生の頃かなぁ、金沢(?)に旅行に行って、「忍者屋敷」なるものを見た覚えがあるのですが。
「忍者になりたい」ってその頃、思ったことを、つい思い出してしまいましたよ~。
…人間、成長しないもんですね!
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Unknown (うさ)
2009-01-19 05:48:55
こんにちは、エルさん。

エルさんは、たくさん映画を観ているんですね(感心!)。
私は、ミーハーで映画はいつも観たい、と思いながら。つい日常に流される、観に行かずに終わってしまうことがシバシバです。

で。
その「バードストライク」って、珍しくないんですってね。
それも全然知りませんでした。
金属の物体が空を飛ぶことができるようにした人間の叡智なのに、「バードストライク」を避けることが出来ないのって、何だか不思議な気もします。
早く有効な対策が実行されるといいなぁと思っています。

…ホント。この機長さん、すごいっ!!!
今日また、事情聴取のニュースを読んで、勝手にウルウルしてしまいましたぁ。

そうですね。
受身のニュースにならないように、自分が気をつけていたいものです。
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