ウルトラ解釈ブログ作戦

ウルトラシリーズについて色々語るブログ。

レオ9話補足

2008-06-24 09:27:43 | Weblog
本編が長くなりすぎたため書き漏らしたことを、少し補足しておきます。

本話はダンの何でも悪い星人や怪獣にしてしまう点に対する批判も含む。
それは最後ダンがトオルとギロの友情に打たれたと言ってる点からも窺えるであろう。
ただダンの言ってることはやはり正論である。
結局ギロがいい奴か悪い奴かよくわからなかったが、仮に悪い奴であった場合、MACの隊長としてウルトラセブンとして何の対策も立てないのは問題だからである。

とは言え逆にギロは悪い奴で、ダンはゲンと一芝居打ってギロを追い出したというのもやはり違うであろう。
それだと、ダンはトオルに嘘をついたということになるが、そういう腹芸が使えるキャラにはダンは設定されていない。
今回は偶々ギロが善玉だっただけで、ダンは今後も基本的には星人や怪獣を疑うスタンスを貫くものと思われる。

最後、ダンがギロを生き返らせてやるといっておきながら、レオがギロを生き返らせた。
しかもゲンはその場にはいない。
これはさすがにバレバレではないか。
トオルだけならいざ知らず、百子や大村がいる前でこういうことをするのはかなりリスキーだと思う。
まあ今までの特訓でも十分怪しかったが、これは百子と大村が異常に鈍感か、逆にもうバレてるかのどちらかであろう。
正直、この辺りは脚本の不備ではないかと思う。